B+COM ONEアームマイクの破壊に成功した件

ちょっと前・・・・いや、だいぶ前に作業にトライした、バイク乗車時のBluetooth通信機"B+COM ONE"マイクの分解作業

https://…/2022/04/13/ B+COMマイクのコネクタ裏側へアクセスできるか確認してみた件
https://…/2022/04/28/ リューターでBCOM ONEのコネクタを分解してみた件(途中)

・【使いまわし写真】B+COMアームマイクユニット 信号線だけ利用したい

リューターを購入し、マイクアームを破壊することでマイク信号線にアクセスしようとしたのが一ヶ月前。


しかし破壊に失敗
その後ツーリングやらなにやら、そして書き遅れている日記を挽回するのに必死で時間が取れず。


最近ようやく少し時間が取れたので、破壊活動を再開。
アームを構成する針金が外れれば良いのですが・・・・結構固くてニッパで切断も苦労する。

・【使いまわし写真】二重の針金で保護と形状記憶の役目を果たしています

それではスポッと引き抜けないか?


抜けない・・・・_| ̄|○
この辺りまでが前回まで実施したところ。


それでは今回は・・・・二重に巻かれている針金のうち、手で曲げられる外周の針金を取り払い、ケーブルに食い込むテンションを下げれば良いのでは?
針金を緩めつつ、引っこ抜いてみると・・・・


スポッ!♪抜けた!!

・ようやくマイク線にアクセスすることが出来ました!

ようやくここまで来たか。(いや、まだここまでかよとも言う。)


これでマイクの代わりに信号を流し込めるようになったゾ!

今後の作業計画

問題はここから。やらなければならないことを羅列すると・・・・

  • 車両前方に設置の接続ボックス内のマイク信号アッテネータの無効化とMP3入力系統の廃止
  • リアシート下で、CT-M11(7芯ケーブル)を切断し、コネクタを挿入
  • リアシート下に分岐ボックスを新設し、以下の機能を内包
    • マイク信号の分離
    • 分岐先へはトランスによる絶縁(グランドループの防止)
    • それぞれの系統に別定数のアッテネータの設置
    • スピーカーへのミキシング回路の設置

・・・・が必要ってとこかな。
少し前に接続ボックスを作り変えてしまったのですが、それまではアッテネータ定数を変更できるようにファミコンのカセットのような設計だったのを、日常で定数を変えることも無くなったので信頼性向上のために回路基板に組み込んでしまった・・・・

接続ボックスを作り変えた日記
https://…/2017/04/22/ 車載アマチュア無線の送信時に思いっきりノイズが乗る件の調査#5
CT-M11ケーブル制作のお話
https://…/2009/07/20/ 車体前後接続ケーブルの製作
ファミコン式アッテネータ
https://…/2009/10/16/ マイクレベル調整用アッテネータの製作

これが裏目に出てしまい、全部作り直さないとダメ(泣)


う~む、いつ完成することやら・・・・サグラダファミリア状態だな。

https://…/2022/07/10/ バイク搭載のアマチュア無線機FTM-10Sから、マイク系統の分配 その1