バイク乗車時に大活躍している多機能アマチュア無線機FTM-10S。ラジオやオーディオミキサーが内蔵されているので汎用性が高いのがポイント。
アマチュア無線の免許所持者間の走行中の通話は無敵なのですが、免許非保持者との通話はかなり不便で、信号停止時かボディーランゲージ。
なのでBluetoothによる近距離通信ユニットとのデュアル運用をしようかと。
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https://…/2022/03/17/ B+COM ONEのマイク端子の信号を測定してみた件
https://…/2022/03/10/ Bluetooth近距離通話ユニット"B+COM ONE"が届いた件
そのためにはマイク信号の分配が必要なのと、今の無線機系統をバイクに搭載したときからずっと仮設状態であったマイク信号のアッテネータをリア側に移す作業を実施します。
回路だけを置くわけにはいかず、なんかしらのケース(箱)を設置しなければならない・・・・
・いくつかのサイズのケースを準備しました |
どのくらいの大きさのケースが設置できるか不明なのでいくつかの種類を準備し、なるべく大きなケースを設置できる場所を作り出すことにしよう。
リアシートを外すと、それはもうグチャグチャな光景が(泣)
・配線でぐちゃぐちゃなVFR800F(RC79)のリアシート下 |
機械も多すぎだし配線も多すぎ。
ここに新たなケースを設置する場所があるのだろうか?・・・・まずはちょっと整理してみよう。
回路的にはなるべく大きなケースを置きたい。試しにタカチ製SS-90を・・・・親子亀作戦でドライブレコーダーの上に設置して、リアシートが閉まるかテスト。
・アイテムがいっぱい設置してあるリアシート下 |
閉まった!なんだよ~あっけなく成功ですね。しかも結構大きなケースで、これが置けるのであれば回路的には充分に収納可能だわ。この収納方法で決定~♪
であれば、ケース設置位置に合わせて周辺の配線やマイク線を整えよう。
車体前方のコンソールやらヘッドセットと車体後方の無線機本体を結ぶ、信号幹線。
・フロントとリアを結ぶ無線用信号幹線 |
コルゲートチューブとノイズ対策用シールド編組チューブでガッチリと保護してあるので太い!
そして設置当初はすぐに錆びてしまうのでは?と半信半疑で設置したシールド編組チューブは、バイクという過酷な環境にもかからわず5年経過しても綺麗ですね。
これらは、この先の作業で邪魔になるので撤去することにしましょう。
コルゲートチューブとシールド編組チューブを切断。
・保護用コルゲートチューブと、ノイズ対策用シールド編組チューブを除去 |
そして目的のマイク信号を含んでいるケーブルのみを抽出。
固定していなかったBluetoothレシーバーやアイソレータなどもこの際ですからマジックテープを使用してETC車載器に親子亀作戦で固定してスッキリ。(後で上からビニールカバーでもかけておかないと、この場所は浸水するのよね。)
・機器を綺麗に再配置して、設置場所を確保 |
新しいケースを設置予定の場所にケーブルを仮設置して、本日の作業は終了。
次回は(一旦取り外すのがすごく面倒なので、)バイクに搭載したままの状態でケーブルを切断して両端にコネクタを取り付ける作業。
このケーブルを切るとスピーカーも死ぬので、一気に作業してツーリングに影響が出ないようにしたい・・・・