なんか最近、バイクのあっちこっちが調子悪い!
この間、多機能アマチュア無線機FTM-10Sの送信制御に使うPTTスイッチが壊れたので再製作しました。
https://…/2015/07/23/ バイク搭載のアマチュア無線システム・PTTスイッチ不良
https://…/2015/08/10/ 愛車VFR750F(RC36)のPTTスイッチ整備・前編
https://…/2015/08/11/ 愛車VFR750F(RC36)のPTTスイッチ整備・後編
その際に、今までどうもコネクタの接触もイマイチと感じていたので、コネクタ部分も含めてしっかりと作り直し。
・しっかりと作りなおした左ハンドルに設置の無線送信スイッチ(=PTTスイッチ) |
そしてこの間の秩父・雁坂峠&松姫ツーリングの際に、一人無線試験を行うと・・・・またしてもPTTスイッチ不良!!!
いや、PTTスイッチの接続先、無線接続ボックスのコネクタをグリグリすると回復するという事は、コネクタの接触不良!?
そうそう、無線接続ボックスとは、多機能アマチュア無線機から延びてくる10芯ケーブルを、様々な回路に分岐するためのボックス。
・【使い回し資料】接続ボックス内の回路 (設計変更部分にアッテネーターも追加しましたが、図の更新モレ) |
ヘルメット内のヘッドセット(スピーカー×2、マイク)、MP3プレーヤー、PTTスイッチに分岐させるとともに、マイクのアッテネーターも内蔵した自作品。
コネクタをグリグリする・・・・というか、コネクタをある方向にテンションをかけると正常に戻る。オス側(スイッチ側)はこの間きちんと作り直したばかりで、接触不良は考えづらい。
まさか、メス側・接続ボックス内?
開けてみたら、テスターを当てるまでもなく怪しい場所発見!
この世代のもうひとつ前の世代のPTTスイッチとの互換性を保つための配線部分が、バイクの振動で接触不良!
https://…/2009/08/08/ FTM-10S無線機運用テスト
ツーリング後に一旦部屋に持ち帰り、そして一生懸命半田付け。昔はなんてことがない作業でも、老眼により難儀(泣)
・取り外した無線接続ボックスの中身。ゴチャゴチャしすぎて恥ずかしい~ |
その他の部分も一通り点検しましたが、特に異常なし。後から互換性を保つために強引に手を入れた部分だけが影響を受けていました。
もう一度設置。
・設置と言っても、被せるだけですが・・・・ |
もともと分離可能な設計になっているので、工具不要で被せるだけ。
その後の走行テストで、今度こそ見事に回復したことを確認しました。(←ただし、電波に音声が乗っているのかは、聞いてくれる人が居ないから不明ですが。)