先日設計した素人プリント基板を業者さんに注文してみた件

バイクに搭載している(八重洲無線製FTM-10Sを主体とした)アマチュア無線設備のマイク系統が経年劣化により不調に陥ったため、全体的に作り直すことにしました。
その際に耐ノイズ性を高めるために普段のユニバーサル基板上に回路を組むのではなく、プリント基板を作ってみることにしました。


出張中のホテルで暇な時間を使ってCADの使い方の最低限をマスターし、回路図の入力と基板配線パターンの設計を済ませ、ガーバーデータの出力までこぎつけました。

https://…/2024/04/04/ バイク搭載用回路をベタグランドにしたいためEAGLEを使ってみた件

・【使い回し画像】EAGLE PCB-CADを使って設計したプリント基板

ただしこのガーバーデータと言うやつが合っているのか間違っているのかも自分では判断がつかず
あまりに変なデータを業者に提出したら突き返されそうだな・・・・(笑)


これらの事情から、数あるプリント基板製造業者の中から『PCBgogo』を選びました。それにはいくつかポイントかありますが・・・・

  • 国内企業より中国企業のほうが(完成品の配送料を含めても)圧倒的に価格が安い
  • (中国企業なのに)日本語での対応をしてくれる
  • ガーバーデータでの入稿の他、EAGLEファイルでの入稿も受け付けてくれる
  • インターネット上の趣味で電子回路を製作している人で、PCBgogoを使っている人を複数人確認し安心出来る点

・・・・と言ったところで選びました。


さっそく自信がないのでEAGLEファイルを送信して見積もり依頼。
一日後にはガーバーデータに変換してくれて最終的に問題がないのかを確認照会があり、価格決定。

  • 寸法: 45.4x35.6 mm
  • 板厚材質: 1.6mm FR-4 TG150
  • 両面(2層)
  • 外装銅箔厚: 2oz(標準では1oz=35μmですが、可能な限り厚くしました。)

なんと一枚4ドル。最低5枚からのロットなので小計20ドル。送料が16ドルで合計36ドルと超格安!!(私が依頼したプリント基板のサイズと線の太さなどから価格が決まりますが、一番安い価格になったのかな?)


PCBGOGOサイトのガーバービューアなる、ガーバーデータを画像イメージとして出力するツールで確認してみましょう。

・ガーバービューアで見た完成予想図

すげぇ~、本当にこんな形で製造してくれるのかなぁ・・・・と疑問が拭えないほどの素晴らしい見栄え。
多少シルク印刷のズレとかありますが、そんなものの修正に時間をかけるよりかは完成品を手にしてみたい!


なのであえて修正はせずにそのまま製造をお願いしてみることにしました。手元に届くのは約一週間後。楽しみ~

https://…/2024/04/22/ 守谷出張8日目:出張出発直前に注文していたプリント基板が届いていた件