昨日の日記の続き、車載アマチュア無線機FTM-10Sの壊れてしまった自作PTTスイッチを機能回復させるお話です。
https://…/2015/08/10/ 愛車VFR750F(RC36)のPTTスイッチ整備・前編
スイッチは新品を入手しましたが・・・・ケーブル~コネクタ周りもバイクの振動でやられたのか、時々接触不良を起こすので、この際全部作り直すことにしました。
コネクタは・・・・2心が使えればよいのですが、別系統の無線機本体との10心接続コネクタとデザインを合わせるために、わざわざとても高価なコネクタを選定してしまったのよね・・・・
仕方がない。仕事の合間に秋葉原でお買い物。
・ヒロセ電機製HR10A-7P-4P φ7mm/4心コネクタ 手前は旧作ケーブルとコネクタ |
これも型番がはっきりしたものを選定していたため、再入手が可能。(高いけれどね(泣))
このコネクタは非防水タイプなのですが設置場所を工夫することで補ってきました。旧作のコネクタは分解して、水が侵入した形跡がないかチェックしましたが異常なし。設計は変更せず、単純に作りなおすだけで大丈夫なようです。
そうそう、あの秋葉原・秋月電子が・・・・空っぽ! まさか閉店!?
・秋葉原・秋月電子通商 |
・・・・と思ったら、改装中だってさ。
どう変わるんだろう? もう店舗はコレ以上広くしようがないし、入って左にパーツが陳列、右にカウンターというあのスタイルももうずいぶんと長いし・・・・
話題を元に戻します。
さっそく自宅に戻り、超久しぶりにハンダゴテを引っ張りだして、ハンダ付け作業・・・・!!
・直径7mmのコネクタ端子にハンダ付け |
ビックリ! 見えないじゃん! これが近くが見えなくなる老眼というものなのか!?!?
いや~、驚きました。こりゃ~老後の趣味は電子工作・・・・とかは無理なんだな。
とりあえず、よく見えないけれどハンダ付けし、そしてそれを写真に撮って確認するというまどろっこしい手順で作業を進めます。
・熱収縮チューブでラッピング |
前作は単純にハンダ付けだけだったのですが、今回は少しでも振動に対して強くするために、熱収縮チューブでしっかりラッピング。
コネクタ側の作業は、なんとか終了(笑)
・コネクタ側 綺麗に仕上がりました |
ふぅ~・・・・、次回秋葉原に行ったら、虫メガネ付き工具を買ってこないとダメだな。
続いてスイッチ側。前作は分離可能な設計になっていましたが、今回は電線をスイッチに直接ハンダ付けしてしまいます。
・スイッチ側は端子に直接電線をハンダ付け |
これで電気的にはOKかな。
さらに防水&耐震処理。全体を弾性接着剤で固めてしまいます。
・弾性接着剤で水密&接着固定 |
もうこのバカの一つ覚えの作戦が便利でね。
弾性接着剤が登場した当初、実験をして白色タイプならば絶縁性能を有していることを確認済み。
https://…/2005/12/07/ テールライトLED化計画・プリント板作成中
スイッチ側も対策。もともとこのスイッチは非防水なのですが、前作も弾性接着剤で隙間を塞いで使用して6年持っているので、今回もこの作戦で大丈夫でしょう。
・スイッチも弾性接着剤で水密 |
唯一の難点は、白色が目立ちすぎること(笑)
弾性接着剤のラインナップで『透明』のタイプも後から登場しているので、こんど絶縁性能があるのかチェックしてみようかしら。そうすれば目立たずに水密が出来そうです。
https://…/2009/09/15/ PTTスイッチの防水対策
スイッチ可動部・テコの部分は、船舶用の防水カバーがピッタリ。これは前作でも使用していましたね。
・バイクに取り付けた新PTTスイッチ |
完全に元通りに回復。
スイッチも新品だからかスムーズに動き、操作していて気持ち良い~♪
ちょっとスイッチの端子部分がデカいなぁ。ヤスリで削るか・・・・いやいや下手に物理的な力を加えて壊すのも何だから、このままでいいか(爆)