博多への長期出張ですっかりペースが途絶えてしまったBluetooth通話機能付きヘッドセット『B+COM ONE』のマイクとスピーカーを、現在使用中の自作ヘッドセットに統合する作戦。
とりあえずだいぶ前になりますが、電気的な信号を確認して単純ぽさそうな感じ。
https://…/2022/03/17/ B+COM ONEのマイク端子の信号を測定してみた件
https://…/2022/03/10/ Bluetooth近距離通話ユニット"B+COM ONE"が届いた件
なので今日は、純正のマイクの代わりに自作ヘッドセットからの信号を割り込ませる物理的な方法をチェックしましょう。
これがB+COM純正のアームマイクユニット。
・B+COMアームマイクユニット |
本体側になるべく手を入れたくないので、マイク側を分解してマイク配線を横取りしたい。つまりは、コネクタ部分だけを利用したい。
そのコネクタというのがこの特殊なもの。
・この特殊なコネクタを使いまわしたい |
このコネクタの裏側にアクセスして配線をはんだ付けしたいなぁ。
しかし複数を部品を爪で合わせて一つにしたような形跡はなく、単純に2つに分解はでき無さそう。
防水面とかを考えて結構この辺りの成形にお金をかけている感じ。
電極の脇に極小のネジ2本が見えたので、それを分解すれば全部ばらばらになるのか?
・ネジ2本が見えているので外してみましたが・・・・ |
淡い期待を胸にネジを取り外してみましたが・・・・
なんと側が剥がれるだけ(泣)
・ガワが外れただけかよ(泣) |
もう一つのパーツとも分離ができましたが、肝心な電極の裏側にはアクセスできず。
電極モジュールは樹脂モールドされていてこれ以上分離は無理っぽい。故障時は全交換という方針なのかな。
・本体は樹脂モールドされている |
さぁ困ったぞ。
本体の分離は諦めて、アーム部分から配線を盗み取るか・・・・アームに軽くカッターナイフを入れれば分離できるかな?
・アーム部分から信号を取る作戦にスイッチ |
いや、表皮は熱収縮チューブを被せてあるだけみたい。これで防水性を高めているのね。
そして内側は金属製の部品が。カッターナイフでは手が出ません。
この金属がちょっと硬くて形状を記憶するので、アームマイクの形を保つ役割をしているようです。
これを破壊するか・・・・
・二重の針金で保護と形状記憶の役目を果たしています |
外側の針金は比較的柔らかく切断して取り外し可能ですが、内側の針金はとても硬くてニッパで切断も難しい。
うーむ、アーム部分をバラして信号線を抜き取るのも難しいか(泣)
別途リューターを購入して樹脂モールド部分を破壊するか、あるいはアームマイクではないワイヤーマイクユニットが別売りされているのでそちらを購入するか・・・・
物理的な壁を取り払うのにえらく苦労しています・・・・
とりあえずイージーな道ではなく面白そうな道をチョイスして、リューターをポチっておきました。