バイク搭載アマチュア無線のPTTスイッチが久しぶりに壊れた件

私の愛用しているバイクVFR800F(RC79)には、ツーリング時の意思疎通用にアマチュア無線機FTM-10Sを搭載しています。
ただこの無線機、単なる無線だけに留まらず外部入力を接続できるので、MP3プレーヤーを接続してオーディオを楽しんだりFMラジオを聞きながら走るのに重宝しています。


先日のツーリング場面においてもそれは大活躍。

https://…/2021/02/27/ トンネルクラブの皆さんと河津桜見学とさわやか温泉に行ってきた件

会話をしつつオーディオも聞けるので何時ものようにポイントアプローチ時にどこだ何処だと通話して複数人で探しながら・・・・


あれっ!?電波が出ない!
と思ったら、PTTスイッチ(電波を発射するスイッチ。)の感触がおかしい
スイッチを押し、手を離すと自動で戻るはずが戻ってこない・・・・(汗)

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・PTTスイッチを前方に押し込むと送信 自動で戻るはずが・・・・固まった(汗)

物理的にスイッチが壊れた模様。
このユニットは自作なのよねぇ。既製品ならば新しいものを買ってきて付け替えるだけだというのに。


と言う訳で、PTTスイッチの回復作業のお話。


スイッチ部分は汎用でかつ長期的な入手が可能なものを選定してあり、現時点でも購入可能

https://…/2021/02/28/ 久しぶりにライコランドに行ったら激変!していた件

なので課題は交換手法か・・・・


なんたってスイッチボックスを弾性接着剤でバイクに取付けているのよね。
なのでボックスを分離せずにスイッチのみ交換できればラッキー。さっそく自作ボックスの蓋を外してみると・・・・

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・PTTスイッチを下側から撮影 内部に白い弾性接着剤が充填

内側にも弾性接着剤を充填してやがる・・・・まぁ当時の私はこれで防水させていたし、質量が大きくなりスイッチを操作したときのドシッとした感触になるのが好みでそうしたのよね。


ならば一旦PTTスイッチボックスごと取り外すしかない。
弾性接着剤は、固まると強固に接着するけれどカッターナイフで容易に切断できるのよね。

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・PTTスイッチボックスを切り離します

もちろん配線も、左前方にある接続ボックスで分離可能な設計にしてあるので、取り外しは簡単


ただ・・・・また同じ方法で取り付ける?
なんかもう少し故障交換がスムーズに行えるような取り付け方法は無いかしら?


なんか、ハンドルバーを掴みネジ穴を作ってくれるステーは無いのかしら?
サインハウス製ナロークランプのボール部分を分解して、アルミ板をバイクスイッチボックスの下に設置できるのであれば、これにネジ止めという手もあるが・・・・
(上手くいくかわからない)実験のために\4,800円はちょっともったいない。


取り外したスイッチボックスに話を戻します。
防水のために取り付けているゴム製の防水カバーはヒビが入り、機能していない模様

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・ゴム製の防水カバーが劣化して、破れています

以前はすぐに破れるのでまめに交換していたのですが、あまりにもすぐに破れるので更に外周にゴムカバーを設置。
これにより定期的な交換をしなかったため水分が侵入し、スイッチ内部の機械部品の劣化が進行したと考えられます。


製作は・・・・2016年12月。実戦投入が2017年1月なので、4年ちょいで壊れたということですね。

https://…/2016/12/25/ バイクのPTTスイッチをプラスチックケース版で再作成しよう
https://…/2017/01/05/ VFR800F(RC79)のPTTスイッチ 本設置完了

まぁ4年持てばまあまあなのかな。
ちなみにVFR750F(RC36)搭載時には・・・・

https://…/2015/07/23/ バイク搭載のアマチュア無線システム・PTTスイッチ不良

・・・・寿命6年。しかも露出使用で6年なのでかなり条件は違いますけれど、もうすこしサンプル数が集まらないとなんとも・・・・。


原因推定のあとは、分解作業

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・封入している弾性接着剤を少しずつ切り刻み、除去。半分が終わったところ

内側に充填した弾性接着剤も、カッターナイフの刃を入れ、少しずつ除去


面倒ではあるけれど、分解は可能。

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・分解完了

うんうん、設計時に考慮しておいたことは生きているな。
ハンダ付け部分も弾性接着剤で密封してしまったので、この部分だけは再利用不可。


購入してきた新しいスイッチをハンダ付け。

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・新しいスイッチに配線を繋ぎ変え、ケースにセット

機能テストを実施して、スイッチ・オン時の導通を確認。


今度は逆に、弾性接着剤による封入作業

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・弾性接着剤SUPER-X(白色)で封入

除去は手間がかかるけれど可能なので、アマチュアが気軽にできる防水方法はこれ。


そしてバイクに再取り付け
結局は弾性接着剤で接着する従来の手法をそのまま

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・スイッチボックス下側の爪は使わないので削ることに

ただし、バイク側スイッチボックス下部に爪がついていてなにか拡張ができそうな感じになっているのですが、邪魔なのでヤスリがけして除去してしまう事に。


平面を作ってから接着。ただしすぐに固まらないので、仮固定する必要がありますが。

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・新しいPTTスイッチボックスをバイクに接着途中・・・・

なので不格好にドライバー等を挟み込んで仮固定。


スイッチ可動部の防水は・・・・汎用的な防水カバー。確かまだストックが有ったような・・・・あった!

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・スイッチに取り付ける防水カバー

1つだけ見つかりました。接着剤が完全硬化したら取り付けておきましょう。


そして、今後もおそらくマメに破れる(?)ので予備品も購入しておきたいのですが・・・・秋葉原まで行かないと売っていない(泣)秋葉原でも結構回らないと在庫が見つからない一品。
試しにネット通販を探してみたら・・・・たくさんヒット!


こちらもオーダしておきました。
これで完全回復完了です。