愛車のバイクVFR800F(RC79)でのツーリング時の無線通話手段を増やすために、アマチュア無線『FTM-10S』系統とBluetooth通信ユニット『B+COM ONE』の同時運用を行おうとしています。
ヘッドセットのマイク信号を2分配してそれぞれの装置に入力し、スピーカー出力を一つにミキシングするだけの単純作業。
なので物理的には繋がったのですが、残るは信号レベルの調整。
ヘッドセットとFTM-10S・B+COMが物理的には繋がった日記
https://…/2024/07/17/ 愛車のバイクのFTM-10SとB+COM ONEが物理的に繋がった件
レベル調整には通信相手が居ないと出来ないのですが、そもそも皆さんで集まる機会がなかなか無いので、"B+COM ONE"をもう一つ買ったところまでが前回の日記。
信号レベル調整のためにB+COM ONEを買い増しした日記
https://…/2024/11/01/ 分配した信号レベルの調整をするためにB+COMもう一つ購入した件
・【使いまわし写真】一つ買い増したB+COM ONE |
これでセルフテストが出来るようになりました。
本来は1台の"B+COM ONE"にスピーカー線もマイク線も接続し、ペアリングした相手と通話を楽しむ想定。
・本来の使い方 |
緑ランプの点滅がペアリングして通話モードに入っていることを示してします。
だがこのままだと、自分の喋った音声がきちんと電波に乗り、そして受信した音声がきちんとスピーカーに流れているのかが確認できない。
そこで2台の"B+COM ONE"をこのように接続変更。自分が喋った音声マイク信号を1台目のB+COMに接続。そして2台目との間でBluetooth通信、そして2台目で受信した音声をスピーカー線につないでヘッドセットにループバック。
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・こう繋ぐと、自分で喋った声が自分で聞こえる |
これで独り言を喋ればテストできるのですが、ご近所さんに変な人と思われたくないので場所は選ぶ必要があります(笑)
さっそく接続してみると・・・・
B+COM自体が喋る音声がしっかりと耳に聞こえてきます。受信側のレベル調整は要らないようだな。
送信側は・・・・いくら喋っても全く音声が乗らない(汗)
散々試してもダメで、純正マイクに繋ぎ変えたら(←この際にボタンを触っていた模様。)音声が乗る・・・・なんと!私のマイク端子の解析が間違っているのか!?
おかしいなぁ・・・・試しに場所を室内に変え、マイク信号の代わりに信号発生器を繋いでテストすると、きちんと音声が乗ってくるので配線は間違っていないようた。だが信号が乗るときと乗らない時がある!?
う~む・・・・詰み?
と思ったら、常時マイクで拾った音声がBluetoothに送信されるとばかり思っていたのですが、B+COMのボタン操作をしないと送信状態にはならないことを今更なから取説を読み返して知る始末。
B+COMは2台も買ったけれど、B+COM自体には一切興味がない私ということがバレてしまった(笑)
- ファミコンを買っても、ゲームよりもその仕組みのほうに興味が勝ってしまい、ファミリーBASICに走った頃と似ていますね
もう一度バイクでセルフテストしてみると・・・・自分自身の音声信号が聞こえる!ただし信号レベルが非常に小さい!(そしてデジタル信号に変換・圧縮・展開処理のため、0.5~1秒ほど遅れて聞こえるのね。)
うそ~!!ヘッドセットのマイク信号レベルが大きすぎてアッテネータの定数調整で済むと想定していたのですが、まさかの増幅が必要だとは!
いまの分配基板にオペアンプを搭載しているのですが、それはあくまでボルテージフォロア動作(1:1の増幅なので、信号レベルは変わらない。)で負荷の影響を受けなくするためのものであり、増幅まで頭が回っていなかった・・・・
とりあえず現行回路の問題点はわかった・・・・つづく?(泣)