正月休みに突如思いついた、風呂の換気扇交換。
異音ではないけれど動作音がだいぶ大きいし、まあぼちぼち寿命だしね。
新機種の選定・購入と、準備工事を済ませてありますので、今日は本当の(?)作業。
https://…/2020/01/09/ 風呂場用の新しい換気扇が届きました
https://…/2020/01/05/ 風呂の換気扇交換に向けて、準備工事をしよう
https://…/2019/12/31/ 自宅の風呂の換気扇、交換を計画してみよう
まずは、換気扇の物理的な交換作業。え~っと、今日は作業しながら写真撮影なので、ここぞと言う写真が撮れていません、悪しからず(笑)
・ルーバーを外します |
まずはルーバーを外します。これはルーバーを引っ張り下げて、バネをつまんで外すだけ。
続いて、ネジ4つを緩めると、換気扇本体を取り出すことができます。
ネジを落とさないようにしつつ、換気扇自体も下がってくるのを支えつつ写真・・・・無理っ、
・換気扇本体を取り外し |
ダクトとの接続部分は別パーツとなっているため、ダクト部分は屋根裏に残して外します。
電気配線も今まで使っていたRL3716では本体から網線が伸びているタイプで再利用できないためニッパで切断していまいます。
続いてダクト部分の取り外し。
・アルミテープを剥がしてダクト接続部品を取り外す |
ダクト接続部品とダクトがアルミテープで巻いてあるので剥がせば簡単に外れます。
ここからは新しい換気扇の設置。
まずはダクト接続部品とダクトをアルミテープで接続。モーター駆動用電気配線とアース線も取り付け。
ダクト部品と新しい換気扇本体とともにユニットバスに取り付ける訳ですが・・・・
施工説明書では木枠に取り付けるか、吊りボルトによる取り付けとなっていて、付属部品も木ねじなのですが、この家の取り付けは・・・・
・こんな部品をボルトに噛ませて取り付けていました |
雌ねじ板的なもので4箇所締め付けているだけ。
う~む、これだと荷重がこの『点』に集中しちゃってやがて劣化するとユニットバスのプラスチックが割れちゃうんじゃない?
とりあえず元通り組み付けて、後で木枠を作って改めて取り付け直すことにしよう。
・新しい換気扇本体を取り付け |
適当な家だよなあ・・・・まあ躯体だけしっかりしていたら何とかしてやろうとは思いますがね。
物理的な作業はここで終了。ここからは電気配線作業に移行。
天井裏のジャンクションボックスが今回の作業の舞台。まずは旧配線を差し込みコネクタから取り外します。
・電気配線作業 |
また、従来のオン・オフのみの駆動電源線は不要となりますが、他の電力線と2心線になっていて撤去できないので、しっかりと絶縁処理をしておきます。
コモン線は既設回路につなぎこみ、強弱駆動線はスイッチから準備工事までしておいた線に繋ぎこみ。
そして元通りジャンクションボックスを被せて終了。
・ジャンクションボックスの中に入れて完了 |
うわ~、この作業面白い~♪ 電気工事士は天職かも・・・・と言いたいところですが、老眼で近いところが見えない!
作業中にメガネを外したり付けたりで大変。生産性を要求されるプロの現場ではとても活躍出来まい(泣)
最後はスイッチ部分。
現行のトリプルスイッチの最下段にある換気扇ホタルスイッチを取り外し、ダブルスイッチとして再構成。
・スイッチ部分の再構成作業 |
100V電源線は、新スイッチボックスまで渡りを入れて、片切スイッチ、3路スイッチの順に繋ぎ、準備工事済みの2心VVF線へ。
これで悪名高かったトリプルスイッチも排除できて、ダブルスイッチ2つに生まれ変わり。
・ダブルスイッチ2つに再構成が完了 |
この時点でブレーカーを投入して動作確認。
うん、バッチリ!
後はルーバーの取り付け、スイッチ化粧パネルの取り付け、そして掃除をして完了。
・作業完了 |
あ~面白かった!
・・・・って、肝心の換気扇ですが『とても静か!』で驚き。弱運転をしている時は、動作音がほとんど聞こえないほど静か!
強弱切り替えを安価にするためにただの"3路スイッチ"を使ったのですが・・・・
本来の高価なスイッチだと強弱表示が付いていて、表示だけなら要らないかな?と判断したのですが、あまりに静かすぎて浴室のドアを開けて耳を澄まさないと今の運転モードがわからない。確かにこれならば表示機能が欲しくなるなあ~。
よしっ!これに気を良くして、今度はトイレの換気扇2箇所の交換にトライしよう。
でもこっちは電気工事はなくて本当の交換作業だけだから、中身的にはちょっとつまらないかも。
今日の日記は、一般用電気工作物に該当するため、作業には電気工事士の免許が必要です。