冬はとても寒い自宅の一階。
二階は昼間にポカポカになっても、一階は極寒!
そしてそれは、洗面所の電気スイッチ部分から冷風が吹き込んでくるせいでは?と感じていました。
https://…/2020/01/05/ 風呂の換気扇交換に向けて、準備工事をしよう
なんたって、作業のためにスイッチ枠を取り外すと、かなりの勢いで風が吹き込んでくる!
この風の表現が難しいのですが、エアコンの吹出し口くらいの風量がある・・・・どこから入ってくるのか不明ですが、今日は幸い外気温が低く、その冷たい風が入ってくるので判別がしやすい。
狭い洗面所はいわば冷蔵庫内といった感じ。
そこで、照明等のスイッチ枠に取り付ける防気カバーの登場です。
・防気カバー @ パナソニック製 WV24919 |
これ、ただの薄っぺらい、柔軟性のあるプラスチック。値段も一個定価¥60円なので、安すぎて通販で買えず。
そして近所のホームセンターでもなかなか売っていないのですが、この間ようやく見つけて、在庫品全部・・・・しめて10個をゲット。(ただ、家中に施工しようとすると10個では到底足りない。)
作業は簡単・・・・と書くとまた誤解を生んでしまうのですが、電線脱着作業があるので、電気工事士の免許必須な範疇。
ココが風が一番強いスイッチ。ついこの間、風呂の換気扇を交換した際にいじった洗面所内のところ。
・洗面所に設置されているスイッチ |
スイッチプレートが取付けられている状態にもかかわらず、手をかざすと風を感じるほどなので、相当な勢いで吹き込んでいます。
それでは、スイッチプレートと枠を取り外しましょう。
・スイッチ枠を取り外したあと |
この状態では『塞ぎ』が全く無いのでかなりの風を感じます。前回石膏ボードに穴あけをした際には、ボードのキリカス粉が部屋中に散らばってしまってえらく怒られたものなぁ(笑)
ここで一旦電気配線を浮かします。
・電気配線を浮かせたスイッチ |
この作業が電気工事士の業務独占の範疇。
その後、スイッチ枠に防気カバーを仮取り付け。指で抑えているだけですが。
・防気カバーを取付けたスイッチ枠 |
この状態で風の侵入ルートを完全に塞げるという理屈。
あとは、元通りにVVF線をカバーの上からプスッと刺します。
・VVF線を元通りに配線 |
カバーが凹んでも機能的に問題がないので大丈夫。
そのまま壁に再取り付け。この上からスイッチプレートをネジ止めすると気密が保たれるというわけ。(←90%の風をブロックできるんですって。)
・防気カバーとともに壁に埋め込んだスイッチ枠 |
作業後に手をかざしても・・・・無風! すげぇ~、たった¥60円でこの効果。
試しにもう一箇所のスイッチと、洗濯機用のコンセントにも処方して、洗面所内の電気系からの風の吹込みを完全ブロック!
その効果は・・・・早速その日の夜から。お風呂に入るときに洗面所が耐え難い寒さだったのですが・・・・ふんわり暖かい。
いや、明らかに暖かい!
そして換気は本来の『居間とのドアの下の隙間』から吸い込むように、気流が変化し、風呂に流れていくように。
居間で暖房している暖かい空気が洗面所に流れるので暖かいのでしょうね。
よ~し、そのうち一階すべてのスイッチ・コンセントに処方してみることにしよう。