KTELノイズレスマイクを頂いたのでどう料理するのかを考える件

私は複数台のバイクツーリング時にはアマチュア無線を活用してコミュニケーションを取りながら走っています。


今の世代のバイク乗りの人たちであれば、バイク乗車時のコミュニケーション手段としては免許不要でお手軽なBluetooth通信ユニットを活用するのが王道なのでしょうが、私が通信手段を求めた頃にはそんな便利なものは存在しない時代であり、かつアマチュア無線の免許は持っていていわゆる電子回路には免疫が有ったことも幸いし、自力である程度構築しました。


その自作の際にで選定したヘッドセットは白バイ用。これならば運用事例は多数あるので安心ですしね。そのくらいバイクでの無線運用の選択肢はなかった・・・・

・【使いまわし写真】アマチュア無線運用時に使用しているクラリオン製DMA-160-210

だが自作品って・・・・作った時は良いのですよ、楽しいから。
でもそれを使い続けると劣化して故障もするのよね。


以前、マイクからノイズが乗り実用に耐えないと(自分ではわからないので受信者からの)レポートにより判明し、調べてみたらケーブル被覆が暑さ寒さで縮んでしまいすごい状態に・・・・これが8年使用したら発症しました。

https://…/2017/04/27/ ノイズの原因だった? HR10Aコネクタの検死解剖
https://…/2017/04/28/ 車体前後間連絡ケーブルの再作成

完成品だったら新しいものを購入して交換すればよいのですが、自作の場合はもう一度作らねばならないのよね(泣) 8年も経つと自分が置かれている環境も変わっていてやる気がそんなに簡単に出てこない


そしてそこから約7年・・・・最近は再びノイズが酷いとのレポートを頂くように。
再び全体的に作り直さないともうガタが来ている頃なのだるう・・・・という会話をしていたら、マイクも良いやつが余っているよ!とのことで頂いてしまいました。


KTEL製のノイズレスマイク。F1の世界でも多用されているというその筋の人から大絶賛されているマイク。ちょっと興味があったのよね。いままでバイクでアマチュア無線を運用してきた感覚だと白バイマイクよりも遥かにノイズレス。(←感度が悪いとも言う。)

・【使い回し写真】先日のツーリングの際に頂いたKTELノイズレスマイク

さてこれを私のジェットヘルメットにどうやって取り付けて運用に持っていこうかな?


KTELマイクの中身(?)はダイナミックマイクだということはわかっている。ということはマイクアンプで増幅してあげる事が必要だ。
マイクアンプを別途作り込んで・・・・


いや待てよ。そもそも今使っている白バイ用アームマイクもダイナミックマイクだし、アンプが入っていることは以前解析済み。
そしてマイクの調子が悪くて引退した個体をもっている。

・マイクの大きさは現行使用のものと多少しか変わらない

これは・・・・白バイアームマイクの先端にKTELマイクを取り付けてしまうのはどうだろう。円形なのでデカく見えるが物理的な大きさはそんなに変わらない。


信号レベルの確認は必要だが、アーム部分にマイクアンプが内蔵されているのでこれを活用しない手はない。私が自作で製作したとするとココまでコンパクトにならないですしね。


最近サボっていましたが、マイク信号の分配(アマチュア無線とBluetooth通信ユニットへ分岐)作戦も継続中でして、そこでもアンプやらアッテネーターの定数を決めねばならぬ状況。
よし!まずはマイク部分をすげ替えてみて信号レベルの測定をし、分配作戦とも連携しながらいろいろ決めていこうかな。

https://…/2024/01/28/ 頂いたKTEL製ノイズレスマイクを分解測定してみたら行けそうな件