慣らしのつもりがスパルタン!草津・渋峠ツー

今日は、新車お披露目を兼ねたツーリング。
でも・・・・果たしてタイトルに『トンネルクラブ』と冠して良いものか・・・・(泣)
先日の走行中にいきなり廃車となったトラブルにより、あつおさんは同行不能に陥り、風前の灯火状態のクラブ。今回はわずか2名での走行。

廃車ツーリング

https://…/2016/05/05/ 新緑の美ヶ原高原に行く選択・・・・Fatal condition

さすがに新車で2回目のツーリングとなる私に気を使っていただき、ルート選定とかも含めてお任せ頂いたので、再トライという意味も兼ねて、前回とまったく同一の関越道・嵐山PAに7時集合で。
行き先は・・・・草津方面かしら・・・・と、アバウトにしか決めず、行き当たりばったりで。


高速に乗る前に、ガソリン給油。初回はバイク屋から出て中途半端に給油したので、まともに走った後に給油するのは初!

・メーターパネル内の燃費計は、トリップメーターと連動 20.8km/lですって

気になるメーターパネル内の燃費計との差は・・・・

259.6 [km] / 12.71 [l] = 20.42 [km/l]
その差、0.4 [km/l]

微妙だな。でも、山伏峠~雁坂TN~柳沢峠~小菅~鶴峠と、かなり好き勝手走ってきてこの成績は大満足

https://…/2016/05/22/ こっそり練習?じっくり調整?RC79慣らし運転?秩父&丹波山ツー

RC36の時、峠を走って20km/lを切るか切らないかぐらいだったので、排気量が上がってこの成績はスゴいね


さて、集合場所の関越道・嵐山PA

・嵐山PAでは、前回に引き続き冷凍食品自動販売機モーニング

売店は7時開店なので、前回同様冷凍食品の自販機で食事。チープなハンバーガーセットはやめて、ホットドッグにしてみました。


こんにちは、えぬむらさん
前回、新車を買う方に背中を押していただき、感謝しております。

・キラキラ~☆  RC79とRC46-2の共演

それにしても、キラキラなバイク
目を凝らさないと『VFR』って書いてあるのが読めないほど天地方向が狭いRC79のVFRロゴ。イマイチだな・・・・
写真には写っていませんが、すぐ隣には知らない人のVFR1200F。おおっ、ズラッとVFRが並んでいるわ~~~~


無線設備の装着は間に合わず、ハンディー機をタンクバッグに忍ばせて、イヤホンで受信だけ出来るようにしているのですが、やはりしゃべれないと意味が無いね。
早いところ暇を見つけて、無線機を装着しないとね。


Aポイント、無事に通過っ!!

・関越道 73.3KP地点 通称Aポイント

特に意味は無いけれど、先行するえぬむら氏も注目していたわ(笑)ヘルメットが左に向いているものね~


最近暑いから・・・・と、メッシュジャケットのみの完全夏装備で来た私。どうやら薄曇りで寒いみたい。早くも最終兵器のカッパを着こむ事態に。
しかし今日の天気、西に向かうとダメっぽいけれど、北に向かえば勝率は有る!


そんな奇跡を信じて、草津温泉・・・・に素直に向かうわけがなく、まずは渋川伊香保ICで降りて、榛名山アタック!

・ツツジが咲き乱れる、榛名山頂  綺麗~ カッパ着てます。寒い~

もうほとんど普通に走れるんですもの。各部を使いつつ、たっぷりとクネクネを楽しみます。
山頂まで上がると、そこら中にツツジが自生していて、圧巻!


榛名山ダウンヒルの県道28号は、高速コーナーが続く綺麗で走りやすい道。ガンガンっっっ!


そしてその先は県道55号と、ツーリングマップル(2014年版)のおすすめルートをひたすらトレースしていく作戦。

・県道55号 快走路を夢中で走ります。 気持ち良い~♪

えっ!?慣らし? 何それ美味しいの?
ガンガン走っちゃっていますが、これでもバイク屋から指示されている回転数制限以内。6,000rpmまで回せれば、私の走り方だともう十二分だし、逆にこれ以上回せとなると、無理して回さなければならない領域なので、もうほとんど慣らしは終わっちゃった感覚。


道の駅『六合』。
ろくごう?、りくごう? なんと正解は『くに』。六合村から取った名前らしいのですが、超難読地名

・道の駅 六合  隣には偶然VFR(RC46-2)

この道の駅は、源泉掛け流しの温泉が装備され、しかもリーズナブル! 結構居心地がよく、今度ここのお風呂に入りに来ようかしら。


偶然にしては出来すぎ!ここでも隣にVFR(RC46-2前期型)がやってきた!
なんだ?VFRって、そんなに売れていたんだっけ?(爆)

・知らなきゃ読めない道の駅『六合』で、花豆ソフトクリーム

花豆が名物らしく、そんな名物を味わえるソフトクリーム。


草津温泉。
あれっ!? 今日の目標はココじゃなかったっけ?
しかしえぬむら氏は、草津温泉といえば渋峠渋峠といえば奥志賀でしょう~と、素晴らしき脳内変換ロジックにより、渋峠に登ることに。


この先、給油が期待できないため満タン給油。さて・・・・どうかな?

・草津温泉で給油 180.8km / 8.18L = 22.10km/l

すげぇ~ あれだけ走りこんでさらに燃費が向上!(←まぁ前半が高速道路だったしね。) メーターパネルの燃費表示からは大幅に外れた模様。


さ~て、登るゾ~♪
どうやら北上してきたら雲も居なくなって、ポカポカになってきたから、これなら安心して登れそうね♪

・R292志賀草津道路といえば・・・・この荒々しい景色

活火山・白根山の脇をかすめて、日本国道標高最高地点・渋峠を目指す『志賀草津道路』といえば、荒々しい区間と爽やか高原区間がミックスされた素晴らしい道。


そうそう、今日はなんだか行く先々がガラガラ。どこに行っても車が少なくて、思いっきり走ります・・・・あれっ!?慣らしは?


ヒャッハー♪

・R292志賀草津道路  爽快っっっ!高原ロード

どう? この貸切状態♪ 素敵すぎるわっ!
キャブ車では苦労して、アクセルを開けてぶん回さないと辛い標高2,000mオーバーでも、インジェクション車ならばなんてことはない。


お約束の国道標高最高地点。以前はこんな立派な碑なんて無かったのですが、すっかり撮影スポット。絵作りのためさすがにしばらく待っての撮影。

・R292渋峠付近 国道標高日本一 2,172m

いや~、まずまずの天気じゃないの~。この標高でコレならば文句なし!
やはり北に来れば晴れる確率が上がるというのは本当だったのね。慣らしツー2日目で、日本一の場所に来てしまったら、後はどこに行けばよいのだろう・・・・(爆)


ダウンヒルクネクネと、奥志賀高原のスキー場群の中を駆け抜け、今日のメインイベント奥志賀林道!
綺麗に舗装された林道が、延々と60km近く続くこの道は、昔は『奥志賀スーパー林道』という有料道路。外界と隔離され、信号は愚か、民家も何もない山の中を延々と進む道

・ワクワクワンダーランド! 奥志賀林道 起点

豪雪地帯を通るこの道、なんと全線開通は5月27日・・・・そう、昨日開通したばかり!


そんな開通ほやほやの林道を・・・・爆走!って、お~いっ、慣らしは?

・あぁ新緑が気持ち良い! 奥志賀林道

右へ左へ、中低速タイトコーナーが続きますが、基本的に尾根沿いを走破していくのでアップダウンは少なく、走りやすい・・・・
けれど、40km近くノンストップワインディングは腰に悪い・・・・(笑)


野沢温泉方面のエスケープルート上にある、ビューポイント。うわ~スゴいねココ!

・ガスりが残念~ サンセットポイント 上ノ平高原

曇っていた影響か、空気中に水分が多いから? なんだかもやってしまい遠くまで見渡せませんが、晴れたらスゴいポテンシャルであることが想像できます。


いたたたた~~~~(泣) ワインディングしすぎの腰痛を癒すためと、人間にも燃料補給するために、野沢温泉へ。
野沢温泉って、学生時代にスキーツアーで来たことがあるけれど、温泉目当てで来たことって無いなぁ・・・・


バイクで温泉街に迷い込んだら、とても狭隘で迷惑になりそうだったので、脱出して有料駐車場にバイクを止め、徒歩散策に

・野沢温泉街を徒歩で散策

駐車場のおじさんが親切で、我々が初・野沢温泉だと知ると、散策マップやらシステムを説明していただきました。
野沢温泉には外湯がいくつもあり、無料で入れるんですって~


遅いランチの時間帯だけれども、もうお風呂に入っちゃおう。お風呂セットを持っての散策。
ランチは・・・・お蕎麦屋さん

・大茂ん

これは・・・・"だいもん"と読めば良いのかしら?


お蕎麦の付け合わせには、もちろん野沢菜

・当然・・・・野沢菜

これが・・・・雰囲気のせいもあるけれど、美味しいのよねぇ~♪
これとご飯だけで良いんじゃないかと思うほど、食が進んでしまいます。


メインは、トロロそば

・とろろ蕎麦でエナジーチャージ

玉子まで付いているのでトロロ軍のパワーが強すぎて、そば軍味がワカラナイ・・・・_| ̄|○


ふ~、お腹いっぱい・・・・


それでは、外湯に行ってみましょうか。数ある外湯の中から選んだのは・・・・『大湯』。事前情報はなんにも無いので、ズバリ『名前』でチョイス。

・大湯

おおっ、雰囲気は道後温泉本館をギュっとミニマイズした感じ!
コレが無料というのが凄い!(←一応、入口にお賽銭という名の箱があり、任意でお金を投入するシステム。)


ドアを開けると、靴を脱ぐミニ玄関があり、いきなり脱衣場と湯船。単身者用のワンルームマンションみたい・・・・
無料だからこそ設備が最小限。でもそれが嬉しい源泉がダイレクトに湯船に!』。

・源泉ダイレクトだというのに、あつ湯とぬる湯・・・・何が違うんだ?

体を洗うところも最小限で、水しか出ないので、お湯は湯船からケロリン桶で汲むわけか・・・・


あつっっっっ! なんじゃこりゃ~~~~
お湯が熱すぎて、体に掛けられないって! それでも我慢してちょっとずつ体に掛けて慣らしていき、歯を食いしばってなんとか湯船につかる私。


かーーーーーっと来るねぇ~。
えぬむらさんは、熱すぎてギブアップの模様。見かねた地元の人が、水道から水を足してくれてなんとか入れるって感じ。
よく注意書きを見ると、『源泉ダイレクトで非常に高温なので、加水か湯もみをして下さい』ですって。なんて贅沢な温泉なんだ~(笑)


帰りがけに駐車場のおじさんが『熱かったでしょう。あれ70℃ぐらいあるんだよ』って・・・・そういう大事なことは最初に言ってよ~~~~


でもこの温泉、私は非常に気に入りました。体も心もスッキリ♪

・お風呂あがりは・・・・野沢菜ソフトクリーム

さ~て・・・・飯も食べ体も温まったし、帰りますか



・・


・・・


しかしココでスパルタン砲が発動!!
えぬむら氏ここまで来たら日本海を見に行こう!


でたっ、でた~・・・・_| ̄|○
この先どうなっちゃうの?(笑)


無論、チョイスは"国道という走りやすさを前面に押し出したルート"ではなく、峠越えの県道

・あの山を越えれば、上越の街だわ~

あたりの看板にも『日本海を望める高原』なる看板も出てきて、いよいよ峠を越えると新潟県!


おお~ぅ・・・・
今日はガスっているんだった・・・・本当なら視界に日本海が広がる爽快眺望のはずなのに・・・・_| ̄|○

・県95 開田峠/光ヶ丘高原からの眺め

えぬむら氏『でも、心の目で見れば日本海は見える!』『帰ろうか・・・・


えっ!? 珍しくスパルタン伯爵が凹んでいる(笑)
日本海に行くとは言っておらず、日本海を見に行くので、これでよいのだ~理論。


目標地を上越の街から、越後湯沢に変更!
ただし、国道はなるべく避け、今度は『農道』を主体に構成。

・ひたすら農道リレー

いくつもの農道が、これまたリレーできるように配置されているのですもの。
農道は通りやすさよりもコスト削減が強く働くのか、適度なアップダウン高速コーナー、そして時折現れる日本の農村風景に心和ませ快走♪

・(たぶん)4連続農道  ひたすら走りやすい道が続きます

先ほどの奥志賀林道のような中低速タイトコーナーとは違ったコーナリングの連続で、先ほど癒したはずの腰痛が再び・・・・(笑)


ほくほく線の駅も併設された、道の駅まつだい

・道の駅まつだい

いつぞやの秘境ツーリングの時、パンクトラブルに見舞われたので、よく覚えています。

https://…/2010/10/10/ 山奥の秘境!秋山郷ツーリング・1日目 結局ガンガン走る!

さらにもう一本、十二峠を越えて、越後湯沢。もうココからは、関越道でサクッと帰れるので、その前にガソリン給油

・230.4[km] / 10.86[l] = 21.22[km/l]

はっ! しまった~、燃費表示モードじゃなくって、水温表示モードにしていたわ~~~~(泣)
草津温泉で給油後のほとんど全区間、ワインディングだったというのにこの燃費!
そして驚くことに、同じ草津温泉で給油して、まったく同じように走ってきたえぬむらさんVFR(RC46-2後期:海外仕様)と給油量が1.7リットルも違う!

車両 距離[km] 給油量[L] 燃費[km/L]
たーさま VFR800F(RC79国内仕様) 230.4 10.86 21.22
えぬむらさん VFR(RC46-2海外仕様)229.1 12.59 18.20

すっかりと日が落ちた関越道で、LEDヘッドライトのポテンシャルチェック。

・ブレブレでスミマセンが・・・・ちょっと遠くが明るいLEDヘッドライト

う~む・・・・暗くはないけれど、明るくもないんじゃなくって?
(えぬむらさんVFRの爆光HIDヘッドライトを見慣れているせいもあるのかしら?)


関越道最後の、三芳PAにて解散。

・関越道最後の休憩ポイント・三芳PA

最後の最後まで、燃費の違いを悔しがっていました。


とっても充実した慣らし!?ツーリングでした。
今日一日、お付き合いいただきありがとうございました。