今日は朝から秩父までフラッとツーリングをして、新車のバイクVFR800F(RC79)の各部慣らしをしつつ、私もこのバイクに早く慣れるように鍛錬しよう。
出発前に、前後サスのプリロードを緩めて自分好みの設定を探る準備をしつつ、そしてスマフォ固定用のRAMマウントを取り付け。(当面は、電源配線はせずにバッテリー運用するつもり。)
・VFR800F(RC79)のパニアケースは、横に開くんです(泣) |
がっくりのパニアケースは、横開き(泣)。ケースを開けると横に荷物がこぼれて来るじゃん!
VFR750F(RC36)の時のように、ここは絶対縦開きだって~!!
愚痴はこのくらいで・・・・走り出しは快調。キャブ車と違いチョークとか無いしね(笑)(でもなぜか、キャブ車っぽいアイドリング調整つまみがある不思議な構造。)
前回見つけた必勝パターン、給油ついでにドトールでクロックムッシュ。
https://…/2016/05/08/ 秩父に行ったら芝桜祭りの真っ最中なことを失念していたわ(泣)
・クロックムッシュが美味い! @ ドトールコーヒー |
美味っっ! 相変わらず目が覚めるわ~
昨日の街乗りからシーンを変えて、ツーリング気分になれる郊外の快走路と峠を処方し、バイク各部にしっかりと力をかけましょう。
・県221(山王峠越え) 街乗りから一変、今日はツーリング快走路が主体の構成 |
恐ろしく静かでサクサクと回るRC79Eエンジン。回しても振動も少ないし、長距離でも間違いなく疲労は少ないねっっっ!
ちなみに、バイク屋からの指示はこんな感じ。
・慣らし中の回転数制限 |
最初の100kmまでは5,000回転。500kmまでは6,000回転に抑えつつ、各部をしっかりと使うこと。
と言うことは、恐る恐るのんびり走るより、きっちりとアクセルを開け、前後左右にクネクネしてタイヤを満遍なく使い、サスを動かして、ブレーキも早いことあたりが出るように早めにじわ~っと強く握り込みをしたほうが良いということね。
・回転数制限の5,000rpmまでぶん回す! |
なんじゃこの楽しいバイクは!
サス調整が合ってきた事もあり、調子が良くなってきた~~~~!
RC36→RC79と世代が進歩して、車体全体の重心が低くなり、マスも集中されたのか、かなり安定し軽々と取り扱えるっっっ! クイックイと寝ていくわっ♪
ブレーキも相当進歩していて、軽くタッチすれば凄く効くし、それでいて姿勢がブレなく安定。(まぁ、ブレーキ力については、片押し2ポッドから対向4ポッドになったのもあるけれどね。) ABSが付いているという安心感からなのか、躊躇なく握っちゃうのですが、ピタッと止まっちゃう。
RC36だとサスがヘタっていた事もあって前後動が激しく不安定だし、そもそもブレーキ力が弱いので必死になってレバーを握りこんでいたものなぁ・・・・(笑)
秩父裏街道・山伏峠越えを楽しみ、R299道の駅あしがくぼ。
・紅茶ソフトクリーム @ 道の駅あしがくぼ |
いつものソフトクリームでまったりしつつ、再びサスの調整。
デジタルメーターも多機能で、ギアポジションやら、トリップメーターに連動した平均燃費まで出るわ!
峠越えしてもリッター20km越えは十分な成績♪(まぁ、5,000rpm未満を心がけているせいもあるけれど(爆))
なぜか避けて通らない三峰口駅。
・秩父鉄道 三峰口駅 |
別に立ち寄っても特筆無しなのですが、なぜか毎回立ち寄ってしまう・・・・
でも今回は、ここの駅前で食事をしてみることに。
ここ一年ぐらい、看板が変わって気になっているお店が有るのよね。奥秩父名物『ホルモン定食』が心をグイグイ惹かれます。
・三峰口駅前 そりまち食堂 |
この年季の入った食堂に、リニューアルされた新しい看板が、なにやらやる気が感じられます。
誰もお客さんが居ないので、入るのに勇気が要りましたが・・・・
個人毎にバーナーが有り、焼き肉気分♪
・ホルモン定食 ¥800円 @ そりまち食堂 |
大盛りゴハンに味噌汁もついて、このお値段はオトク。
見た目は無骨なお店の親父によると、このお店は昭和3年開業。目の前の秩父鉄道の駅は昭和5年開業というのだから驚き!
てっきり電車の駅があるから、そのお客さんを見込んで商売しているのかと思ったら、まさかのお店のほうが先!(←まぁ、工事関係者相手に商売を始めたというのが本当のところかな?それにしても先見の明が凄い。)
当初はここで引き返そうかと思っていたのですが、走りが楽しいのでこのままR140で山梨県へ抜けることにしよう。
・R140雷電廿六木橋/滝沢ダム |
ひとつ目の山伏峠越えが低速タイトコーナーが主体なのに対し、R140秩父往還/雁坂峠越えルートは、中高速コーナーが連続する道。
この辺りで、積算100kmを越えたので、回転数上限を5,000rpmから6,000rpmにアップして、慣らしを継続。
私の乗り方だと、6,000rpmも回せれば、もうほとんど普通のツーリング(笑) もっと慣らしが進めば、6,500rpmから働くVTEC4バルブ駆動の領域もあるのですが、それはまだしばらくお預け。
・何の変哲もないワインディングが楽しいんだってばさっ! |
しかも、この辺りは標高が高いので、キャブ車のRC36で来ると苦しさを感じてくる場面なのですが、RC79だと何も感じずに当たり前に走っちゃう。
クラッチも軽いわ~
まるで、スイッチの入力だけで勝手に切れてくれる感じ。もちろん適度な握力は必要なので、長時間乗ってくると苦しくなっては来ますが、レバーの調節機構もあって、相対的にかなり軽く感じます。
ギアもスイスイ入るし、何もかも、新品って良いな(笑)
標高1,000m・雁坂トンネル。このくらいの標高では全く問題がないインジェクション車。例えば標高2,000mの美ヶ原高原とか行ったらどうなるんだろう。いろいろな場所に出かけるのが楽しみになりますね。
・だいぶ・・・・ずんぐりむっくりしているなぁ、RC79 @R140 雁坂トンネル H=1,090m |
長~いトンネルは、新技術LEDヘッドライトの性能テスト・・・・って、よく判らん!
トンネルの照明が明るすぎ!(爆)
R140山梨県内は、高速コーナーが連続する線形。スポーツツアラー仕様のVFR800F(RC79)が本領発揮の領域。
パッと見は小さくスリムになったフロントスクリーンでも、風防効果は抜群。
エアフローは大分改良されたのか、股は熱くないし、上下2段に設置されたラジエターの、下段に取り付けられた電動ファンが回っても、ライダーからの距離もあり、むあ~っと感(?)は最小限。
不満な点は・・・・
グリップが細すぎて(泣)
でも、グリップヒーター内蔵のタイプなので交換することもできず。
・勝沼ぶどう郷駅近くの、牛奥みはらしの丘 |
勝沼まで来れば、後は高速で帰っちゃっても良さそうだけれど、余り疲れておらずまだまだ余裕~と、もう一山越えていくことに。
調子にのって、柳沢峠をこえ、新緑が眩しい奥多摩を抜け・・・・
・R411青梅街道/柳沢峠越え |
さらに小菅村方面にスイッチし、道の駅こすげ。
本日2回目のソフトクリームは、巨峰ミックス。
・巨峰ミックスソフトクリーム @ 道の駅こすげ |
最後にもう一丁! 鶴峠を抜け、下界に着いたら結構な腰痛が(笑)
締めに高速道路も走り込んで、様々なシーンを組み合わせた慣らしツーを終了~♪
・高速道路の走行も、まぁ予想通り、安定しているわ~ |
いや~、楽しかった!
峠も長距離も楽しいバイクになりそうです。
そして燃費は・・・・
・メーターパネルに表示されている燃費 |
21.0km/l。ちょうど給油をした時にTRIP-Bをリセットしたので、給油してからの平均燃費ってことね。
まだタンクに半分近くガソリンが残っているので、次回走行時にガソリン給油してみて、この値が信じられるものなのか検証してみたいと思います。