サイドスタンドカウル取り付け

愛車のバイク、ホンダVFR750F(RC36)も気が付けばもう17年、純正部品の調達もジワジワと難儀し始めています。
一度壊れたサイドスタンドカウルを補修して使っていましたが、北海道ツーリング中の強行軍で強風の中で走行したら何時の間にか脱落していたのでした。仕方なく新しく手配しなおしたので、それを取り付けるのです。

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https://…/2007/05/04/ 洗車整備 ←ネジを落とした日
https://…/2007/09/13/ これだぜ!!北海道(行程5日目) ←カウルを落としてしまった日
https://…/2007/10/02/ VFR750F(RC36)のロングフェンダー化!? ←部品注文の日
https://…/2007/10/10/ 主役がいないけど…ホンダ純正部品到着

私がこのバイクと長い間付き合ってきて、一番壊す確率が高いのが『サイドスタンドカウル』なのです。
こんなカウル自体が付いているバイクが珍しいのですが、残念VFR750F(RC36)は珍しい側なのです。

・サイドスタンドカウル ・新しく手配しました(左側)

なぜ直ぐに壊れるのか・・・
サイドスタンドは足で出して、そして払うので『足を引っかける金属製の突起』があります。サイドスタンドに直に溶接されているのですが、これが若干曲がっていて(曲げてしまって)サイドスタンド格納状態で下方にオフセットされている為に悲劇が起こるのです。


その為にサイドスタンドを出す時に、突起ではなくカウルに足をかけてしまいカウルを剥ぎ落としてしまうのです。

・前方に曲がっています ・格納するとこんな感じ

まだまだあります。
ギアシフトペダルとカウルのクリアランスが狭く微妙に接触するのです。
内股気味に力が入った状態でシフトダウンするとカウルと接触し、これまた剥ぎ落とす方向にテンションがかかります。
これが長い時間に繰り返しストレスを与える事になり、そのうちモゲてしまうのです。


さらに、設置場所がエンジンやスプロケットのすぐ脇で常に振動による力がかかる場所で、カウルを留めているネジがすぐに緩みます。
ちょっとでも緩んでカウルがぐらつくと前出の現象をより引き起こしやすく破壊への相乗効果となります。


ホンダでの在庫も残り35個なので大事に取り扱わないといけません。
そこで金槌で叩いても治らなくて諦めていた、サイドスタンドを払う金具の矯正作業から始めました。

・違い わかりますか(?) ・カウルより上方に変身

矯正テンションをかけずらい為、万力で金具を挟み、万力ごとネジ曲げるとアッサリと治りました。
カウルをネジ留めする際は、緩み防止のために、ネジロック剤代わりに弾性接着剤と共にネジ込みました。


今まで消耗品だと思っていた部品だったので、長持ちさせる対策等をまったくしておらずノウハウ無し。
これから研究してデータを蓄え、長持ちさせていきます。