愛車のホンダVFR750F(RC36)のウインカーをLED化してしまう『ウインカーLED化計画』も、いよいよ終盤になってきました。
いざ、ゴールが見えてくると自分自信もワクワクしてきて先を急ぎたくてしかたがありません!
でも今日はプチ作業なのです。
前回バイクのアッパーカウルを外して配線作業を行った左右フロントウインカー割り込み回路を結ぶハーネスは、作業時間の関係でケーブルの反対側の末端処理を行っていないので、だら~んとトグロを巻いている状態です。
前回作業
https://…/2006/05/05/ ウインカーLED化計画・アッパーカウル脱着
バイクに配線・固定済みで動かせないので、車上の狭いスペースで末端処理を行います。具体的には適切な長さにケーブルを揃えて切断し、110型平型端子を圧着し、最後にカプラコネクタを設けます。
・右インナーパネル付近 | ・ケーブルそのまま… |
ちなみに、スロットルに付いている板状のものは「スロットル・ロッカー」という長距離巡航支援ツールです。
https://tarsama.sakura.ne.jp/cruising_support.html
https://…/2005/07/02/ スロットル・ロッカー
毎回この記事をご覧の方にしてみれば『またカプラコネクタかよ~』と思うでしょう。
コレばっかりは私のテクニック不足を否めません…本来なら長さをキチンと測って室内で完全系のハーネスを一度でこしらえられれば最高なのですが、長さ計測の為に一旦カウルを外したり、実際に配線したときに長さが足りなくなることを恐れて長めに作ってしまい、結局配線長が余りカウルの内側が汚くなるよりは、ハーネスもある程度のセクションに分離しておき、少しずつ作成・配線してコネクタで接続・延長すると、のんびり作業ができて、仕上がりも綺麗になるので素人にはコッチの方が楽なのです。(部品代は余計にかかりますが…ガマンです。)
という訳で、作業です。ネジ一本で止まっている右インナーパネルを外せばヒューズボックスが顔を出し、ついでに配線途中のハーネス達も顔を出します。
ウインカーブザーから伸びるカプラコネクタとの位置関係を考慮の上で、ニッパーでバッサリとケーブルを切断して長さをそろえます。
次に万能電工ペンチを使用してケーブルの皮剥きをします。
万能電工ペンチや、コネクタープライヤーについてはこちら
https://tarsama.sakura.ne.jp/earthing.html#earthing_linemans_pliers
https://…/2006/04/16/ ウインカーLED化計画・オープンバレル端子圧着工具購入
続いて平型端子の圧着ですが、左ウインカーハーネスは4本線で、右ウインカーハーネスも4本線なので普通に考えれば両方とも4極カプラコネクタになってしまいます。今後の保守を考えた場合、同じ場所に役割が違う同じコネクタが複数並んでいると誤接続の可能性があり、回路焼損等の事故に繋がります。
純正であればコネクタの色を変える等の対処をしていますが、あいにく市販で容易に入手できるコネクタは白色のみ…色変え作戦は使えません。
次に考えるのは、コネクタの形状を変えること。例えばどちらか一方を6極にしてしまうのです。余った2極は…ダミーですかねぇ~。あまりスマートではありません。
最後のアイデアは、左右でコネクタのオス・メスを変えること。これならば誤接続は防げそうです。また万が一走行中に脱落しても、回路が地絡する危険は無さそうなので、この作戦にします。
・オス型端子を圧着して… | ・カプラコネクタを設置 |
早速オス用・メス用平型端子を圧着します。
最後にコネクタを設けて完成です。
・メス型端子も圧着して… | ・圧着完了! | ・コネクタを差し込みます |
撮影用に強引に引き伸ばしていますけど、こんな感じになりました。
・すばらしい~♪。 | ・角度を変えてもう一枚! |
次はサイドカウルの内側を通って、シート後方にあるウインカーリレーまでのハーネスの作成工程です。