愛車のバイクであるホンダVFR750F(RC36)のウインカー系統をフルLED化する作業も、ゴールラインが見えました。
残る作業は、ウインカーリレーとハーネスを繋ぐカプラコネクタを圧着するのみなのです。
自作した新ウインカーリレー(もはや単なるリレーでは無くウインカー制御ユニットですね…)はシート下に配置する予定ですが、テスト走行結果によっては再度取り外す可能性もあるため、仮固定状態にしておきます。
そしてカウルを外してからハーネスの長さ合わせをしてコネクタ圧着!作業を済ませます。
ジ~ン…感無量です。遂に完成です!
・長さを揃えて圧着 | ・電気配線完了! | ・リレーも準備完了! |
さて、動作試験なのですが、新ウインカーリレーは、電球バルブを駆動する能力は無いため、全ウインカーをLEDバルブに換装します。電球を外すして…LEDウインカーバルブを付けて…、キースイッチオン!ウインカースイッチオン!
『ピッ』…
…
アレッ(?)
ウインカーブザーが最初の一回しか鳴らないぞ(?)ウインカーインジケーターは正常に点滅しているのになぁ…(?)
ゲゲッ!フロントウインカー灯が点きっぱなしです!
『配線ミスか(?)』普通なら最悪な結果を想像するものですが、何故かこの時はウインカーリレーの論理制御を司るマイコンチップのソフトウェアミスを疑いました。
そしてパソコン画面とにらめっこすること数分…駆動回路を正論理(1で点灯)から負論理(0で点灯)に変更したときにソフトウェアを直し忘れていた箇所がありました。ウインカーポジション(車幅灯)駆動部です。
だからフロントウインカー灯だけが点きっぱなしになったのですね。
多分こんなこと(マイコンチップのプログラム修正)もあろうかと、ウインカーリレー内部を弾性接着材で充填した時にマイコンチップだけは密封固定せずに取り外せるようにしておいたのです。
・電球を外して… | ・LEDバルブを付けて | ・点灯試験中! |
ササッっとプログラム修正をして、再度動作試験をすると…動作は完璧です。
- 前後左右のLEDウインカーバルブの駆動
- オンスタート動作(ウインカースイッチを投入したときから点灯状態となる)
- ウインカーの点滅に同期したウインカーブザーの鳴動
- ウインカーポジション(車幅灯)機能(ポジション球点灯時にフロントのウインカーバルブ左右を点灯させる)
- ハザード機能
- 消費電力は低減
すばらしい~!♪
当初予定していたスペックが完璧に実装できました。
さて、カウル類を元に戻して早速試乗です。
今日は長くなったのでココでオシマイですが、この後には想像を絶する事態が待ち構えていました…
つづく。