今日は、愛車のバイク・ホンダVFR750F(RC36)のウインカーをLED式に換装する『ウインカーLED化計画』の一貫で交換したメーターパネル照明用の自作T10型ウェッジLEDバルブの使用レポートなのです。
交換作業はこちら
https://…/2006/05/05/ ウインカーLED化計画・アッパーカウル脱着
メーターパネルには、各種インジケーター用(純正では3.4W電球)と、夜間のメーターパネル照明用(純正では1.7W電球)がありますが、交換しやすい場所に設置されていて、明るさが必要とされるインジケーターランプを先行で交換して、LEDの実力を試していたのです。
昼間の炎天下でもLEDの点灯がハッキリ確認できる程の明暗差が必要なインジケーターがうまくいかないならば、この作戦は中止せざるをえないからです。
ところが実際はハッキリ視認できるどころか、ノーマル電球バルブよりハッキリ見やすくなりました。
インジケーターLEDバルブは大成功です。
そこで、メーター照明用LEDバルブも製作の運びになりました。
インジケーター用LEDバルブを作った際にひとつ余分に作り、先行試験をした結果は…『スポット的に明るすぎる』というLEDの特性に合致した結果になってしまいました。
その経験をふまえて、次の量産仕様としました。
- LEDバルブの全長を短くすることで照射範囲を出来るだけ広くする。
- LEDに供給する電流を絞り、スポット的に明るくならないようにする。
LEDバルブ製作
https://…/2006/04/17/ ウインカーLED化計画・メーター照明用LEDバルブの製作
そして、前回アッパーカウルを外しての配線作業のときに換装作業を完了させました。
普段は日が暮れるとバイクに乗らずに酒を飲んでしまう人なのですが、実験のために酒を抜き、夜間配回してみました。
・自作T10型LEDウェッジバルブ | ・こんな感じです。針だけは見やすい… | ・フラッシュ撮影でもインジケーターLEDは負けません! |
結果は…イマイチです。
だいぶ光は拡散してはいますが全体的に暗いです。どうやら電流値を絞ったのが敗因みたいです。使用している発光ダイオード自体は、オイル警告インジケーター(赤色)や、ニュートラルインジケーター(緑色)と同一なものなのです。
自宅付近の『暗い』場所であれば問題は無いのですが、道路って結構明るいですね。街灯やトンネル照明、店舗の明かりに目が慣れてしまうと、メーターパネルがとても暗くみえてしまいます。
指針は白くてハッキリ見えるのですが、文字板がイマイチです。
うーむ、元々はウインカーポジション(車幅灯)球を点灯する分の消費電力を稼ぐための作業なので、目的は達成なのですが…
今度暇で仕方がない時に新バージョンを設計することにします。
※省エネ比較
電球バルブ1球 約140mA×6球=840mA 11.76W
LEDバルブ1球 15mA×6球=90mA 1.26W
改善電流 840mA-90mA=750mA
すばらしい~♪。目標値はLEDウインカーバルブを左右両方点灯させた520mA以上を減らすこと。これで常時ウインカーポジション(車幅灯)を点灯させても電力の心配はなくなりました。