リンパ腫(がん)と闘ってきた飼い猫トムさんは、お星さま★になりました

秋の三連休も終わり、今日から会社か・・・・(泣)


飼い主が会社に行く日は雰囲気でわかるのかな?
昨日のようなおねだりもなく、おとなしいトムさん。

・おはよう!トムさん

朝のパトロール要求もなく、ちょっと寂しいな。


時が経過して
いつものように会社から帰宅すると・・・・


先に帰っていた妻がすぐに異変を察知。『トムさんが・・・・!』と真剣な表情。


トムさんは床に倒れ込んでいて涙を流している、そして妻は日頃からよくトムさんを観察しているのでわかるのでしょう。もうダメだ・・・・とも。
なので最後に抱っこして自宅の2階を見て回る観光ツアーを実施。トムさんは『ニャーーーー』と長い鳴き声。


その後は横に寝かせてあげるともう動けない・・・・

・トムさん・・・・頑張れっっ!!

意識は有り呼びかけると尻尾で返事をしてくれるのですが・・・・


もちろん一切ご飯も食べられない。お薬もシリンジで強制的に与えてみましたが・・・・ダメだぐったりしている。
昨日はあんなに元気に抱っこして〜要求まで有ったというのに、状態の変化が急すぎて私の理解が追いつかない!


妻の意地なんだろうな、一時(いっとき)もトムさんの前から離れることなく看病を続け、励まし続ける・・・・


日付が変わり0時30分、トムさんはお星さま★になりました
リンパ腫(がん)の確定診断を受けてから、自宅で緩和治療を続けて56日目。医者からは余命2~3日とか、余命1~2週間とか言われていましたが、10歳を超えるシニア猫のトムさんはものすごく頑張ってくれました。


昨日一昨日と私のそばを離れずに元気にベッタリしていたのは、最後だと悟ったトムさんが最大限の体力を振り絞って甘えてくれ、そして感謝を伝えてくれたのでしょう
なんだか一昨日ツーリングに行っても早く帰ってくる事になり、そして翌日は出かける気にならない等、運命だったのかトムさんが引き寄せた不思議なパワーだったのか、たっぷりと最後をトムさんと過ごすことができました。
なんだかまるでドラマのような展開だし、猫もこんな意思表示をするんだと驚くばかり。


改めて私からも・・・・トムさん、ありがとう!