ここ数日はトムさんの最後を看取るべく体制を組んでいたのですが、予想に反してトムさんは頑張っています!
対する飼い主は気が滅入っているし夜もよく寝られないしで消耗が激しい。
実は今日はトンネルクラブの皆様とツーリングにお出かけする予定。
でもこんな状況だから控えようかと・・・・すると妻から容態も安定しているし『気分転換に行ってこい!』と強力に押し出してくれました。
・・・・があまりにも暑くバイク乗車は生命の危険もあるのでオフラインお茶会とすることに。
場面は地下鉄東西線、西葛西駅。
・地上を走るオレンジ色の電車・・・・中央線?? |
写真だとオレンジ色の車両が写っているので東西線感はゼロですし、そもそも地下鉄感もゼロなまさかの地上高架駅!
写真がありませんが、うっちいさま、えぬむらさま、あつおさま、こんにちは。バイクで出かける際にはお世話になっております。
駅ビルもあるし立派な駅ですね。
・東京メトロ東西線 西葛西駅 |
都心からそんなに遠くないのに、駅前には住宅と小規模の商店が並ぶ郊外の景色。
住みやすそうだなあ~
さっそくお目当ての店へ。
・西葛西駅前を街ブラ |
オトコだけだと決して入れないお店へ開店時刻前に到着することを目標に行動。
手段がバイクではないだけで、どこかの店に行き食べて談話するのはまるで一緒。
・・・・_| ̄|○
マヂか~、行列ができている!それも女性オンリー(恐)
・ちょうど開店した模様ですが・・・・女性たちの行列が出来ている! |
お目当ての店は食べ放題も設定されているパフェ屋さん"FOUR SEASONS CAFE"。そりゃ~スイーツ好きな女性が集まるわけだわ・・・・
そこにあつおさん同伴とはいえ、おっさん3名(汗)
しかも予約をしている方が優先というらしく、何も準備せず開店時間に店頭に行っても駄目らしい。慌ててエントリーして待ち番号9をゲット!
・先鋒隊により、なんとかエントリーして9番入場券をゲット! |
ただ食事に90分制限となっているので、少なくとも第一陣が90分粘るだろうから呼ばれるのはそれ以降と予想。
炎天下では待てないので、先に別の場所で食事を済ませつつ時間調整することに。
西葛西の街はなぜかインド人が多く住んでいる関係か、本格的なカレー屋さんが多いんですって!せっかくだからカレーを食べてみることに。
だが目につくのはど派手な『大阪王将』。黒がベースのインテリアではなかったでしたっけ? ニュータイプなのか、オールドタイプなのかとにかく見たことがないタイプだわ!
・大阪王将ってコンなど派手な店でしたっけ? 街ブラは面白い |
見た目は気になりますが、中身は全国チェーンのメニュー構成の可能性が高いので、今日は泣く泣くパスして地場のカレーを楽しむことに。
インドカレーでピリピリと、"物"の引渡し
数あるカレー屋さんからセレクトしたのは『ミニインドダイニング』。
・ミニインドダイニング |
カタコトの店員さん。インドの方みたいですよ~。
向こうの方が作るカレーってスパイスの次元が違うのよね。ただ辛いというよりもピリピリするという感じ。
・八重洲無線製Bluetoothオプションユニット BU-2 |
YAESU製の無線機に取り付けて使用するBluetoothオプションユニット BU-2。
実は世間的には終売になっていてもう手に入らない物らしいのですが、なぜか新品を持っているし使う予定がないのでうっちいさんにお譲りすることに。
無線機本体(VX-8)やら免許はお持ちとのことなのですが、バイクで使用するのにお困りだった背景と私の予備品ストックがベストマッチ!
次回のツーリングでは無線車が1台増えることになるかも知れません!楽しみ~♪
このユニットを使う上で、取説には乗っていない使用上の注意を熱く語るえぬむら氏。安定使用するまで相当苦労されていましたからねぇ(笑)
・使用上の注意・・・・リセットボタンの使いにくさを熱く語るえぬむら氏 |
ちなみにリセットボタンの押しにくさは筋金入り!
BU-1からBU-2にバージョンアップする際にメーカーはその押しにくさを改善するためにスイッチを0.5mm~1mm程度出っ張るようにしたのですが、BU-1を想定して設計されていた無線機にセットすると意図せず押したままになってしまうことも有るという・・・・
無線機本体からのリセット操作ができない・・・・想定・設計していないというのがとても残念な感じ。
そうそう、今日はバイクで集まったのではないので『飲める』んですよね~♪♪♪♪
・暑い日中に冷たいビールで乾杯~♪ |
あぁ背徳感!明るいうちから飲むビールってなぜこんなに美味しいのだろう。
一緒にビールを飲んでくれる人が居るというのはとても心強い。
私のセレクトはバターチキンカレー。
・私はバターチキンカレー。容赦ないピリ辛な感じが美味しい |
自宅の近所にもインドの方が経営するカレー屋があるのですが、そこのカレーはそんなに辛くない。
が、ここのカレーはピリピリが凄い!美味い。
なんかココ数日は猫の関係で滅入ってばかりだったのですが、皆さんとトークしているととても良い気分転換になるな。(容態が安定しているというのもあるけれど。)
ランチ時間になりカレー屋も混雑してきたので近くの公園に移動。
・セミの大合唱を聞きながら過ごす公園・・・・なんか贅沢な時間が流れます |
海(東京湾)が近いからなのか、風が吹くと冷たくて心地よい。日陰であればそんなに苦も無く過ごせてしまう。意外と過ごしやすい街なのかもしれない。
ブランコやら怪獣ネオブシェやらの他、ミストシャワーとかも整っているのね。公園の遊具を眺めることなんてそうそうないからなんか新鮮。
スイーツ屋でパフェを頂きましょう
そうこうしていたら呼び出しの電話が。お店に向かいましょう。
さすがスイーツ屋! メニューに並ぶのはずらりとパフェ♪
・パフェがたくさん並んでいるメニュー♪ |
目を引く豪華版桃のパフェは予約が必要らしく断念。ノーマル版桃のパフェにしてみよう。
女子会プランなんてメニューも有るのですね。なんか華やかだな・・・・男子会プランだとただの居酒屋になってしまうからなぁ。
・女子の来店しか想定していない・・・・(笑) |
周囲を見渡すと当然のことながら女性率が高いのですが、男性もちょっとだけ居るのは心強い。(ただし私一人だとこういうお店には入れません(爆))
桃パフェと桃パフェワッフルセット。
・桃のパフェ |
ファミレスのパファのような甘さを前面に押し出した子供が喜ぶタイプとはちょっとベクトルが違い、フルーツの美味しさを楽しみ甘さは控えめタイプ。
これならばしつこくないのでスイスイと食べられる。暑い夏にもってこいって感じですね。
結構なボリューム。カレーランチのあとなので・・・・などという心配は御無用。甘いものは別腹です。
・すごいボリューミー♪ |
美味い~♪
タイムリミットいっぱいまで談話して、西葛西駅へ。高架下を歩いていけば日陰だし涼しそう。
東京メトロの土地なので、メトロセンターなる商店街がずーっと続いている。
・東京メトロの高架下の土地も、東京メトロは有効活用 @ メトロセンター |
周囲はマンションが比較的多く新しい街のイメージでしたが、何だかココだけは下町のイメージが混じっているような感じ。
地方の寂れた商店街ではなく、活気ある商店街。
だが一つのお店の区画サイズが小さいのでスーパーマーケットのような大規模小売店舗ではなく、飲食店が主体。
・結構ハイカロリーな店が多くて楽しい |
かなり美味しそうなお店がズラー!
もし仮に私がこの駅の最寄りに住んでいるとすれば、毎日このセンターのどこかの店に立ち寄ってしまい飲んだくれになってしまいそう・・・・そして超デブ間違いなし(笑)
東京メトロ・地下鉄博物館を見学
せっかくココまで来たのであれば・・・・西葛西駅から隣の駅まで一駅だけ電車に乗り、ふたたび高架下に来ると・・・・
・東京メトロ・地下鉄博物館 |
地下鉄博物館。
大昔から都内メトロ駅構内にポスター掲示されていたので名前だけは知っていたのですが、こんなところにあったんだ。今日来るとは思っていなかったのですごい巡り合わせだな。
入場料は良心的な¥200円。入場券を購入して・・・・おっと! 入口は自動改札機だ!
・入場管理は、現役引退した自動改札機を使用してチェック(面白い) |
明らかに見た目が古いタイプ(ICカードに対応していない。)なので、駅での現役を引退した筐体をここで再利用しているのでしょう。でも子供はこれだけでもスイッチが切り替わって大喜びだろうな。
入り口を抜けると目を引く展示物が視界にドーンと飛び込んできます。昔の丸ノ内線車両と、さらに昔の銀座線車両。
・鎮座する丸ノ内線の車両と銀座線の車両 |
でもよくある単なる車両の展示・・・・ではなくて、原理というかメカをひたすら説明するという大人向けの展示。
だが大人の私にはバシバシと突き刺さる。これは面白いなぁ~。このテのやつをみると表面上のことよりも、原理とか仕組みの方に興味を示してしまうのは子供の頃からの癖なのよね。
床下にぶら下がっている機器一つ一つに解説プレートが取り付けられていて、事細かく書いてある・・・・
・単なる車両展示ではなく、メカ的な説明がメイン! |
コレは面白い!
本当ならば一つ一つじっくり読みたいのですが、トンネルクラブの皆さんはスタスタと進んでしまう・・・・(泣) これは今度ソロで来てじっくり見ることにしよう。武蔵野にあるNTT歴史館に通じるところもあるなぁ~
https://…/2019/03/08/ 高松→ラーショ→NTT技術史料館の見学が見応えあった件
なんと車内にも入れるのですが、外は異常とも言える猛暑。そしてここは¥200円で入れ空調が効いている・・・・。実際の電車では数区間しか乗れないのですが、ここではずーっと電車に乗っていられる!
意外と地元の人がここで長時間くつろいでいるのに驚いたわ(笑)
・動かない電車なのに皆さんくつろいでいます(笑) |
どこにも行かない電車ですが・・・こんな有効活用法が有るとは。
当然この方の紹介も外せないですね、地下鉄の父。
・地下鉄の父 早川徳次 |
毎年行われる『地下謎への招待状』イベントの一環で、銀座駅でも鎮座しているそれを見に行きましたね!
https://…/2014/12/27/ 東京メトロ・地下謎への招待状の詳解【ネタバレ注意】
日本最初の地下鉄『銀座線』がオレンジ色なのは警戒色で遠くから目立たせるため。安全面を最優先した考え方。
開通当初から備わっていた安全装置がレールの横に経っている白いテコ。前方の信号機と連動して『赤現示』の時だけ立ち上がり、それ以外は寝ているテコ。
・開通当初から備えていた安全装置 |
車両側のブレーキコックがこの位置にあり、万が一赤信号を見逃して冒進してしまったときに物理的にコックを叩き飛ばしてブレーキをかけるというもの。
この設備のお陰で東京の地下鉄で追突事故を起こしていない・・・・
国鉄が数多くの追突事故を起こしているのと対称的。このおかげで地下で怖いというイメージを払拭し安心して乗ってもらえるようになったのですよね。
経営者の先見の明がとても素晴らしい!
さらに進むと目を引くのは原寸大のトンネル構造物。
・実物大のシールドトンネルと設備の詳解 |
内側には地下鉄を動かすのに必須の設備が全て敷設されていて、もちろんその全てに解説がついている。
興味のない人や子供には高度すぎてまったく反応がない展示かもしれませんが、私にはバシバシと突き刺さる!すごいぞ!
子どもたちに大人気なのは、やっぱり運転シュミレータ。まぁテレビゲームみたいなものだし、楽しいよねぇ。
・運転シュミレーターは子どもたちに大人気。大きな子供(?)もチラホラ |
子供の頃の男子ならば誰しも憧れる電車の運転士。だが実際に大人になると・・・・毎日毎日繰り返しと同じ動作をミス無く行わなければならない。たぶんすぐに飽きてしまうというかやる気を持続するのがとても大変そうな仕事なような感じます。少なくとも私には向いていない(笑)
この辺りにはベンチも多数置いてあって、人々が沢山休憩している・・・・いや近所の人が暑さを回避しつつ子供の遊び場として活用しているのか子供がたくさん!
ゆっくりと大人の見学をしたいのであれば、夏休みの時期を外した平日が狙い目かな?
おっと!個人的に突き刺さる展示がもう一つ。こちらはテンポラリ展示コーナーで、今開催しているテーマが"懐かしの営団地下鉄『S』マーク展"。
・個人的に心に突き刺さったのは・・・・懐かしの営団地下鉄『S』マーク展 |
懐かしい~!!!!
あったあった!昔は街の地下鉄の入り口には大きな『S』サインが付いていたよ!
実際に掲げられていた頃の風景を写真で紹介していたり、今も残るマンホールの写真とその場所が解説してあったのと、ものすごくマニアック(笑)
意外なほど面白かった・・・・(笑)