3連休最終日、明日からの仕事に備えて体力を消耗するような行動は避け、ランチついでにちょっと街乗りする程度にしよう。
缶コーヒー飲みついでに立ち寄ったバイク用品店"川越2りんかん"。
・川越2りんかん |
特に物欲もなく店内をグルりとウインドウショッピング・・・・
むむむっ!?
・VFR800F(RC79)に適合するブレーキパッドだけセール中!?はたまた在庫処分!? |
何故か愛車VFR800F(RC79)のフロントブレーキキャリパーに適合するブレーキパッドが猛烈に安くなっている! 値引きが行われているのは極一部のパッドのみで、ほとんど多数は定価販売・・・・ナニコレ!?私に買えということ(笑)
性能追求型の"ゴールデンパッド"(←デイトナ社商品名)ではなく、ライフ重視の"シルバーパッド"というのも心がくすぐられるポイント。
今使用している純正ブレーキパッドもライフは既に2万kmを超えてもうぼちぼち寿命。
次回車検ドック入りの際に交換してもらおうかと考えていたのですが、年始に宣言した今年の目標の一つ『ブレーキキャリパーオーバーホール』を実践するために今の対向キャリパーに慣れる目的で、自分でブレーキパッド交換をしてみるか。
VFR750F(RC36)時代には全て自分で交換をやっていたので工具等は一式持っているのですが、グリス類がやばい。
なんたって一度にチョットしか使わないから一生無くならないペースなので今だに使い続けているのですが、最近は内部でグリス成分が分離しているものなぁ・・・・(←分かっているのに買い替えない私。)
まぁ良いや。
速攻で自宅に戻り日没までの間にブレーキパッド交換作業を済ませてしまおう。
センタースタンドで駐車。キャリパーピストンを押し戻した際にブレーキフルードがリザーバータンクから溢れる可能性があるので雑巾とホースによる水噴霧をスタンバイ。
まずはパッドピンを緩める・・・・バブリー時代のRC36ではパッドピンの緩み防止とゴミ侵入防止のためにピンプラグで2重で締め付けるようになっていましたが、最近のものはコストカットのためかパッドピンが常に露出しているので作業性は良い・・・・が、すごく固っっ!
・T字型六角レンチでも全く緩みません |
固着しているのか、T字型の六角レンチでも歯が立たず。
トルクが掛けられるソケットレンチを使って楽に外します。
・ソケットレンチであれば容易に緩めることが出来ました |
工具って大切ですよね。
続いてキャリパー固定ボルト。これも固くてソケットレンチ使用ですら歯が立たず。なので最終兵器『ブレーカーバー』を投入!
・強大なトルクを掛けられるブレーカーバーで緩めます |
強固なネジを緩めることだけが目的の強大なトルクをかけられる工具。これを使ってようやく緩みました。
指定トルクが大きいのか、はたまた熱が加わり固着したのか?
ブレーキキャリパーをディスクから取り外せばブレーキパッドにアクセス可能!
・当然ながらブレーキダストで真っ黒 パッドの残りも1mm以下 |
うわ~真っ黒だ!(笑) この先の洗浄作業をする際はマスクが必須。
それでもブレーキダストの粉末は径が細かくてマスクをすり抜けるのか、作業後は喉が痛くなります。
パッド残量は1mm以下。
春に向けて今のうちに交換しておいたほうが良さそうですね。パッドが残っていれば洗浄して戻そうと思っていましたが、交換することに決定。
台所洗剤とビジホ宿泊で貯めた歯ブラシを使用して洗いましょう。
・台所洗剤と歯ブラシ(ピンボケ) |
器は前日にお惣菜を買ったやつを有効活用(笑)
"キャリパーピストン脱着ツール"を使ってピストンを回して、裏側もしっかりと洗浄。
・写真は右側のキャリパーですが、ピストンを回してしっかりと磨きます |
1つを除いてスムーズに回るな。
RC36のオーバーホール前なんて全ピストンがカチカチだったからな(笑)
ブレーキレバーを握ってピストンの動き具合のチェック。
・一つだけピストンの動きが渋い |
やはり1つだけ動きが渋いな。"ピストン押し込みツール"を挟み込んでブレーキレバーをニギニギすることでようやく動き出しました。その後は回転もできるように回復し、目視点検ではサビなどもなく健全。
ピストンに薄くシリコングリースを塗布しピストンを押し込み。おやっ!?一度動かしたからか指でも余裕で動くな。
・ピカピカ&スムーズ動作になりました |
オーバーホールまではしなくてもまだ健全な動きな気がするぞ。
新しいパッドの角をヤスリで落とし、パッドの裏面に薄くパッド用グリースを塗布してからキャリパーにセット。
パッドピンにも薄くシリコングリースを塗布、ネジ部分にはスレッドコンパウンドを塗布して組付け。
・組付け完了。外から見るとあまりピカピカではありませんが・・・・(泣) |
ダブルディスクのため、反対側のキャリパーも同様に作業。こちら側のピストンの動きはすべて快調。
急な作業だったにも関わらず、日没までに終わらせることができました。
ここまでやったのだから、別日にリア側も自分で交換してしまうか。リアキャリパーへのアクセスは、マフラーの取り外しとリアホイールの取り外しが必要なので一手間かかるのよね。
その分ショップでやってもらうと工賃が上がるだろうから、自分でやればお得ですけれどね。
試走&当たり出しは、日没のためにまた後日。
年月日 | 積算走行距離 | 使用距離 | 使用月数 | 銘柄 | |
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前回 | 2020年11月01日 | 42,719 km | 21,797 km | 26.2 ヶ月 | 純正パッド |
今回 | 2023年01月09日 | 64,518 km | デイトナ・シルバーパッド |