失敗をして学習をする。
初めてやって最初からうまく行くはずはありません。だから最初はノンビリなんです。フロントブレーキキャリパーを清掃してから前後のブレーキのフィーリングが違うのでバイクに乗りにくいと感じてから、はや一ヶ月が過ぎてしまいましたが、今日はようやくキャリパーの清掃までたどり着くことができました。
https://…/2006/11/26/ リアブレーキキャリパー整備への道~マフラー脱着
https://…/2006/11/18/ リアブレーキキャリパー整備への道~活躍スピンナーハンドル
https://…/2006/11/16/ リアブレーキキャリパー整備への道~キャリパーセパレータ
https://…/2006/11/14/ リアブレーキキャリパー整備への道~スピンナーハンドル
まずはバイクVFR750F(RC36)のセンタースタンド掛けて、リアタイヤに加重がかからないようにします。
さっそくリアキャリパーの清掃をしようかと思えば…
- リアキャリパーを外すにはリアホイールが邪魔
- リアホイールを外すにはマフラーが邪魔
と、面倒が連鎖しています。仕方が無く前回作業時にも実施したマフラーを取り外す工程に入ります。別に工程というほど大袈裟ではなく、ボルト3本で外すことができます。
(マフラーを取り外す詳細は前回の日記を参照してくださいね。)
・センタースタンドでリアを浮かす | ・マフラーを取り外す |
つづいて、大きなトルクを掛けられる工具、スピンナーハンドルを使用して、ホイールナット4本を緩めます。
片持ちしきサスペンション、プロアームの威力!!
コレだけで簡単にリアホイールが外れます。ホイールの無くなったバイクはなんだか寂しそうです。
・ホイールナットを外し… | ・寂しいバイク |
ホイールだけ外れて、チェーンとブレーキディスク、ブレーキキャリパーはそのまま残っています。
ここからブレーキパッドを取り外した後は、ブレーキキャリパーを引き抜くだけです。(ブレーキキャリパーは固定されておらず、ディスクに追従して動くように刺さっているだけです。)
・残ったチェーン・ディスク・キャリパー | ・キャリパーを引き抜き… | ・ピストンまで到達~♪ |
ようやくピストンまで到達できました。案の定真っ黒です。
あとはブラシでゴシゴシして、ブレーキパッドの削りカスで真っ黒になったキャリパーピストンを磨き上げ、シリコングリースをタップリと塗って何度か押し込んでゴムシール部にしっかりとグリースを行き渡らせます。
そうそう、同じRC36に乗っている通りすがりさんのコメントにもありましたが、親指で押し込むだけで容易にピストンを戻すことができました。
リアキャリパーはつい最近(といっても2年以上前ですが…)に全交換したばかりなので動きがスムーズなのですかね…。
ピカピカに磨き、グリスアップ後は逆の手順で組み上げれば完成です~♪。
うーむ、やっぱり整備後は見違えて感触が良くなるなぁ。