先週、毎年冬になると動きが渋くなるブレーキキャリパー内のピストンのメンテナンスでもしようかと思っていて、ついでにブレーキフルードリザーバタンクの点検窓を覗いたら・・・・
液面がまったく見えない!
う~む、ブレーキ系統のリフレッシュ(ディスク交換、パッド交換、フルード交換)をしたのはちょうど1年前だし、そこから1万キロ以上走っているので、未だにフルードの液面が見えないというのは・・・・今まで経験無いゾ!
というわけで、まずは緊急で、リザーバタンク内のフルードの量確認。
・予想外! 大量にフルード入っていました! 汚いけれど。 |
パッドが減ったのにこれだけ量が入っているって・・・・もともとはどれだけパンパンに入っていたの~~~~(?)(?)(?)(?)
とりあえず、緊急状態は解除。
汚いからフルードも交換したいけれど、手持ちのフルードは購入から4年ほど経過して怪しい状態。
・4年前に買ったブレーキフルード | ・怪しい・・・・非常~~~に怪しい! |
とりあえずフルード交換は後回しにして、後で新しいのを買ってくることにしよう。
というわけで、キャリパーの清掃作業を。
・見た目はそこそこ綺麗なブレーキキャリパー | ・ボルト2本でパッドが外れます |
ボルト2本を外してブレーキパッドを取り出します。残量はまだ2mmぐらいあるので問題なし。
つづいて、キャリパーを取り外してみましょう。これもボルト2本で外れます。
・フロント左側ブレーキキャリパー やっぱりそこそこ汚いね・・・・ |
相変わらずパッドの削りカスで真っ黒!
さらにブランケット(?)(ステー(?))を取り外した後は、キャリパーピストン・セパレーターを挟み込み、ブレーキをニギニギしてピストンをせり出させます。
・ブレーキを握ってピストンを押し出すと・・・・金色に輝く綺麗に部分が出現! |
普段から外に露出していた部分だけ真っ黒・・・・
ひたすら歯ブラシを使って磨きます。ここはブレーキクリーナー厳禁個所!
・ボロ歯ブラシを使ってピストンを磨きます |
ココから先、手がドロドロになるので、写真撮影どころじゃない・・・・
ひたすらごしごし・・・・。
キャリパーピストン脱着ツールも使用してピストンを回して360度磨き、それが完了したところまで写真が飛びます。
・ココまでしか綺麗になりません! ピストンはピカピカだからいいか。 |
ピストンに錆びは浮いておらず、表面もツルツルなので問題なし!
続いて、シリコングリースをピストンに薄く塗りこんで、整列の訓練!(笑)(揉み出しね。)
何度かピストンを押し戻しては、ブレーキをニギニギ・・・・。そのうち各ピストンがスムーズに動き出すのですが・・・・、今回はみんなとっても素直。
最初の一度だけ硬かったけれど、後は指でスイスイと動きました。
後は各部をグリスアップしつつ組み付け。ブレーキパッド裏面にバッドグリース。ブランケット可動ピンやパッドピンにはシリコングリース。各ボルトにはスレッドコンパウンド。この部分も手がドロドロで写真なし!
・ピカピカ~!!!になりました |
はぁ~、フロントキャリパーもう一個あるわ~
というわけで、写真や文章は一切省略(爆)
フロント左右のキャリパーがピカピカに! そして動きがスムーズになりました~~~~。パチパチ。
リアは(?)