かな漢字変換入力のたーさま的経歴をまとめてみた件

ちょうど先日スタイラスペンの話の際に『かな漢字変換』というワードが出て、そういえば1度日記に書こうと思っていた私自身が過去に触れてきた"かな漢字変換"についてフィーチャーしてみます。

https://…/2021/04/07/ スマフォに使うスタイラスペンの先端を交換してみた件

いや最初の頃は『漢字変換』は無かったので、厳密には"かな入力"の話かな?

初代:ファミリーベーシック

過去に日記にも書いていますが、私が初めてPC的なものに触れたのが任天堂・ファミリーコンピュータに接続する『ファミリーベーシック』。

https://…/2010/02/23/ 電子少年 た~さまの自叙伝・第1回 ~小学生高学年の出会い~

・【使いまわし写真】もう捨ててしまいましたが・・・・ファミリーベーシック

小学校高学年のときに出会ったのですが、それを弄り倒した経緯は別日記に譲り、今日はキーボードにフィーチャー


英語配列いわゆるJISキーボードと言うやつで、QWERTYの並び
小学生で当時は英語の授業も無かったですからアルファベットすら怪しい知識で初めて見るその配列に四苦八苦!


そしてかな文字配列は・・・・英語のQWERTY配列なのに左上から『アイウエオ』並びという独自配列

・ファミリーベーシックのかな配列は変態 【こちらから引用

かな入力方法自体はかな打ちローマ字打ちが選択できましたが、アルファベットくらいしか英語に馴染みがない頃なので、"ローマ字"自体がナニソレ美味しいの?状態。


得体のしれないローマ字とやらをイチから覚えるよりはかな配列を覚えようと、一本指打法でなんとか頑張っていましたが、若い柔軟な頭脳は難なくクリアしていましたね。


今に続くローマ字では無くかな入力にこだわる文化はここで形成されました。
漢字変換・・・・ナニソレ美味しいの?
漢字フォントなんてそもそも搭載していないので、仮に・・・・(不可能に近いですが)仮に漢字変換ができたとしても表示ができないですね。

第2世代:シャープX1G

"ファミリーベーシック"ではすぐに限界が訪れ、国産パソコンのブームの時代に"シャープ X1G"と付き合うことになりました。

https://…/2012/09/04/ 家電のSHARPさん応援企画・カタログ大放出~

ここで英語配列・かな配列とも完全なるJISキーボードとなります。


英語配列はすんなり移行できましたが、初めて出会うかな配列は超難儀!

・シャープX1Gのキーボード(汚いのは無視してね。)は"かな"もJIS配列

変態的な任天堂独自配列からの再体得には骨が折れました。ここでもローマ字を覚える選択よりも、体でかなキー配列を覚える選択をします・・・・(今ではローマ字など自然と頭に浮かびますがね。)


漢字変換がようやく実現し・・・・でも現代のような広大なメモリ空間は無いので、かな漢字変換辞書は2Dフロッピーディスク(320KB)1枚。これをフロッピードライブに専有させ、そしてかな入力して『変換』操作をするたびにフロッピーにいちいちアクセス・・・・
それも単語や文節による変換などできるわけが無く、一文字ずつ音訓変換ができる程度。


その後PCは格段に性能向上されますが、ここで覚えたキーボード打法はずーっと有効でした。
以降Windows機多数。仕事でも扱うように。


この文化は早々変わることはないだろう。

第2世代外伝:携帯電話での文字入力

PCとは違う世界でもかな漢字入力が必要な時代がやってくるとは・・・・本当に驚きです。


当時は出張時のデータ通信での優位性から、PHSを持ち歩いていました。全国どこでも32kパケット通信が定額

・携帯電話初のTCP/IPを直接発し、フルブラウザ搭載の京ポン

文字入力はいわゆるケータイ打ち(トグル入力?)(『』を打つのであれば、『』キーを5回押す。)
これは私にとっては非常にストレスで、非常用の入力以外には使用しませんでした。


時代はスマートフォン時代の幕開け。これもPHSのほうが先進的で早かったなぁ。そしてチョイスはフルキーボード付き

・フルキーボードが付いたSHARP アドバンストW-ZERO3[es]

やはりケータイ打ちでは入力が難儀すぎて入力する文化が生まれなかったのですが、このキーボード付きPHSを所持して初めて『携帯でブログの下書きをする』文化が生まれました。
入力は英文字のみ。なのでかな入力必然的にローマ字入力となりますが、小学生の頃とは違いローマ字の知識は持っていましたから、ほぼすんなりと移行。(かな文字の入力が困難を極めましたが(笑))


ブログはそこそこの文書量を入力しますから、この『キーボード付き』というのは私のセレクトでは必須要件。
PHSからスマートフォン(携帯電話)に乗り換えたときも、IS02、IS11Tなど常にキーボード付きスマフォ

・au/東芝 IS02T

キーボードでの入力は早いので、非力なプロセッサのかな漢字変換ついてこられないことのほうが多かったなぁ・・・・

第3世代:スマフォでの文字入力

しかしスマフォも価格競争が激しく、多数の物理スイッチで構成されるキーボード付きスマフォはどうしても価格が高くなり、そしてニューエイジの人々はフルキーボードなどなくてもスイスイ文字入力ができる人々ばかり。
世の中からフルキーボード付きスマフォが無くなる時が訪れました。


まさかまた、キー入力方法の再学習をするときがやってくるとは(泣)
選択肢はケータイ打ちか、それともフリック入力か。今後を左右する重要な方針決定ですが、私の中ではケータイ打ちの選択肢は『まずありえない』訳でして、多少練習が必要だとしても圧倒的に早く入力が可能なフリック入力の道に進むことに。

・フリック入力でかな漢字変換

慣れてしまえば・・・・いやまた完全に離れきっていないけれど、それなりの速度では入力できるように。
そして指だと意図せずに複数のキーに触ってしまうことで誤入力することが多々あり、前出のスタイラスペンを頼るようになったというわけ。


JISキーボードの入力方法体得で、これ以上の進展は無いと思っていたかな漢字変換入力。
でも時代の進歩で新しい入力が生まれたように、もう20年後には・・・・頭に思い浮かべるだけで入力できちゃう時代になっている・・・・かも?

まとめ
年代 PC系 携帯系
1984年~ 任天堂ファミリーベーシック
英字配列: JIS配列
かな配列: 任天堂独自配列
入力方法: かな打ち
1986年~ シャープX1G
英字配列: JIS配列
かな配列: JIS配列
入力方法: かな打ち
1994年付近~ 詳細時期不明 PHS
英字配列: 電話数字キー
かな配列: 電話数字キー
入力方法: トグル入力
2008年~ シャープAdvanced W-ZERO3[es]
英字配列: JIS配列
かな配列: なし
入力方法: ローマ字打ち
2010年~ 東芝IS02→富士通東芝IS11T
英字配列: 変則JIS配列
かな配列: なし
入力方法: ローマ字打ち
2018年~ 京セラKYV42→SHARP SHV48
英字配列: JIS配列タッチ入力
かな配列: フリック入力
入力方法: かな打ち