アマチュア無線を利用した位置通報システムAPRS。
愛車のバイクVFR800F(RC79)に車載しているアマチュア無線機FTM-10Sに、APRSエンコーダ(TinyTrak3Plus)を取り付けて運用しようと画策していたのですが、よくよく考えたら他局が送信していないかを無線機からのスピーカー出力から検知する仕組みなので・・・・
- FTM-10Sで音楽やラジオを聴いていると、APRSビーコンを発射できない
・・・・という致命傷。マス走行中で430MHz帯での通話が必要な日はビーコン発射を諦める事はできても、ソロ中の音楽は妥協出来ない。
https://…/2017/11/16/ 作業中断していたTinyTrak3Plusセットアップ・GPS接続作業
結局、APRS運用するのであればFTM-10Sを144MHz帯のみの受信状態にして、APRSビーコン送信専用機にしないとだめという結論。
なんだよ~、それならば意味がない。別途APRSビーコン送信専用ハンディー無線機を搭載したほうが良いなぁ・・・・
と言うわけで作戦変更。
アンテナはARPS・144MHz帯(ハンディー機)と通話・430MHz帯(FTM-10S)をマルチプレクサを使用して一本にすることもできそうですが、FM放送をFTM-10S側に送らなければダメなので、これもNG。
第二送信機を搭載し、アンテナも2本立てすることにしよう。
舞台は秋葉原電気街。今や数が少なくなった無線屋・・・・ハムショップ。
・富士無線電機 @ 秋葉原 |
買う物自体は、現在使用しているものと全く一緒のものに。
アンテナ基台はコメット製RS-530。可倒式なので、普段バイクに乗らない時に、バイクカバーを被せることが出来るのよね。
・RS-530 & SB1 |
アンテナもコメット製SB1。過去に金属製アンテナだとすぐに折れてしまう経験を数回。やっとたどり着いたのがこのフレキシブルアンテナのSB1。
https://…/2012/10/20/ 奥只見でアキイロを満喫しよう! あと○○もね。
https://…/2012/10/26/ 愛車バイクの無線システム。折れたアンテナの次はどれにしましょ(?)
https://…/2012/11/13/ 愛車のバイク用・無線アンテナの購入
しかしこのアンテナも過去に一度経年劣化で折れてしまったのよね・・・・。それでも3年半・4万6千キロ持てば、十二分に優秀。
ただこのアンテナ、430MHz帯ではノンラジアルですが、144MHz帯ではアースをしっかり取らないと性能が発揮できないタイプ。APRSは144MHz帯での運用なので、設置後の調整が必要なのが難点ね。
基台用の同軸ケーブルは、BNCコネクタタイプをチョイス。手持ちのハンディー機を多数決するとBNCコネクタが多かったため。VX-8DにはBNC/SMA変換コネクタを介しての接続となります。
・基台ケーブル 2D-LFB-S 1.2m |
取りあえず無線機はAPRS機能を内包したVX-8Dで試験しますが、これにTT3+を取り付けて、9,600bps・1,200bpsのデュアル運用・・・・が最終目標かしらね。
あるいは、1,200bpsに限定されてしまうけれど、FT-728やIC-23で運用しますかね。
おっと、ホームセンターでステー類を購入してこなければ。