四日市出張中の束の間の休日。さてどうやって過ごそうか?
毎日が楽勝の仕事であれば休日にたっぷりと遊ぶのでしょうけれど、そんな出張など存在せず身体はクタクタ。
イージーで体力を使わない時間つぶし方法が欲しい。
とりあえず老体なので疲れていても朝はしっかりと目覚めるので、朝食を取りつつもコインランドリーで洗濯。
時刻は9時。理想ではホテルの部屋清掃時間である15時過ぎまで何処かに出かけて時間を潰したい。
部屋で1日ゴロゴロしている選択肢は1日が終わったときに猛烈に後悔するために出来るだけ避けたい。さてどうするか・・・・
- 伊勢神宮に行く?→地図で見ると結構遠いなぁ
- 近鉄特急に意味もなく揺られながら、大阪まで往復してたこ焼きを食べてくる→虚しいゾ!
- この辺りのラーメンショップを攻める→三重に来てまでラーショかよ!
- 御在所ロープウエイに乗り天空の世界に行く→今日は昼から雨予報(泣)
散々悩んで『ラーショ&ライド』プランになりました。
目的の"ラーメンショップいなべ北勢店"が絶妙な位置に存在していて、近鉄名古屋線から遠く離れた内陸。
そしてそっち方面に三岐鉄道と呼ばれるローカル鉄道2路線が伸びている!なので往復でこの2路線に乗り多少徒歩を織り交ぜつつラーメンを食べると言う完璧な暇つぶしプランが成立しそうな予感。
日曜朝の近鉄名古屋線・各駅停車に乗車。日曜日は乗客が少ないからなのかとても短い2両編成がやってきた!
・2両編成の各駅停車 名古屋行き 車端部にはワンマン運転用の料金箱 |
車端部には料金箱まで付いていることから普段はワンマン運転で使われている車両が日曜日は幹線まで遠征してくるのね!
やって来たのは桑名駅。
・桑名駅 大きな駅ですね |
実はこの駅も過去に何度か仕事で使った事があります。
綺麗な橋上駅舎に生まれ変わったんですね。(昔は相当年季が入っていた記憶があります。)
・近鉄桑名駅の立派な改札 |
え~っと、乗り換え先の三岐鉄道北勢線乗り場はどこだ??養老鉄道の改札口はすぐに見つかったが・・・・
う~む、どうやら三岐鉄道はこの橋上駅舎プロジェクトの蚊帳の外なようだ。駅舎から外を眺めると、まるで国鉄にへばりつく私鉄のような・・・・近鉄にへばりつく弱小私鉄という感じかな? 何か鉄道らしきの存在が確認できます。
・桑名駅の橋上駅舎から外を眺めると・・・・何かが居るゾ |
たしかに普段近鉄を使って移動している時に目に入り気になっていたのよね。あれが三岐鉄道なのか!? 行ってみよう!
一旦駅前ロータリーまで出てから三岐鉄道北勢線の駅舎へ。
・三岐鉄道北勢線 西桑名駅・・・・駅名が別になっているのね |
目と鼻の先なのに、桑名駅とすら名乗らせてもらえずに『西桑名駅』か・・・・なんだか会社間のパワーバランスを垣間見たようだ。
どうやら駅構内に入らずとも、外からのほうが電車をよく観察出来そうだ・・・・
・ミニサイズ電車! |
うわっ!ミニサイズ・・・・ナローゲージ(線路の幅が狭い)の鉄道じゃん!!
以前乗った、四日市駅から伸びている『四日市あすなろう鉄道』と同じ規格かぁ~!
https://…/2021/11/23/ 駅そば三昧!鉄道三昧!祝日なのに出張移動日になってしまった件
この時点になって初めてこの鉄道の経緯を調べる始末。やはり以前に近鉄グループに属していたそうで、"あすなろう鉄道"と経緯は一緒。なので規格も一緒っぽい。
"あすなろう鉄道"との違いは、赤字で近鉄が経営を放棄する際に受け皿となる第三セクター会社の設立が間に合わず、既存の三岐鉄道に(形式上)引き取ってもらったと言うことらしい。
今日の相棒は三岐鉄道一日乗車券。
・三岐鉄道一日乗車券 |
結果的に員弁川(いなべがわ)を挟んで同じ会社の二本の鉄道が伸びているので北勢線で終点まで行きラーメンを食べ、川を渡ってもう一方の三岐線で返ってくるのだ!!
鄙びたローカル鉄道と思いきや、(ほぼ)全駅に自動改札機が導入されていて近代化済み。だが紙の一日券はその近代化から置いてきぼりを食らっていて、わざわざ通過の都度駅員さんに声を掛けて自動改札横の通路を通る必要があるのは御愛嬌。
ホームとレールを同時に見てみると、そのレールの狭さが際立ちますね。
・レールの幅が狭い・・・・ナローゲージ |
油ギトギト・・・・しっかりメンテナンスされていると言うことかしら。
ちなみにスマフォの撮影を広角モードにしてしまったらしく、今日の写真は全部歪んでいます・・・・ご了承ください。
この鉄道もやはり萌えに汚染されている・・・・社内に誰か一人でも『気持ち悪いから止めよう』という人は居ないのだろうか?
・萌え菌に感染している・・・・ |
だがコレ目当てで鉄道巡りをしている人も居て乗りに来てくれるのであれば鉄道会社としても無視できない存在なのかなぁ。
しばらく待つと1時間に一本の通し運転をする阿下喜行き電車がやって来ました。途中駅まで行く奴も運転されているので1時間に2~3本のペースで運転されています。
電車の背丈は普通の男性の背丈程度。とても小さい・・・・
・乗る電車がやって来ました。終点・阿下喜(あげき)行き |
ミニサイズなのて乗客数が程々でも大混雑しているように見えますが、それを差し引いても休日の日中時間帯といえどそこそこ利用されていますね。
車内はロングシート。だが対面のお互いが足を伸ばすと通路を塞いでしまいそうなくらい狭い。
・"ゆりかもめ"よりは大きなミニサイズ |
西桑名駅の出発時点では乗客が多くて車内の写真撮影は遠慮していたので、上の写真はそこそこ中間まで来た時点のもの。
当然線路規格が低いし鉄道車両も簡易的なものなのでのんびりのんびりと走る・・・・
吊り掛け駆動の『唸るモーター音』が昔の車両を思い出させる。
前半は桑名の住宅街の中を縫うように走り、駅も下町の駅って感じでしたが、ある程度桑名から離れると田舎景色がこんにちは。
・景色は癒やしの田舎風景(天気はいまいちだが(泣)) |
各駅は自動改札機が入っていて投資されているようで、途中の駅舎で渋さを感じて降りてみようという反応は有りませんでした・・・・(日々の出張生活の疲れでボーっとしていたので見逃した可能性もありますが。)
最後の一駅は駅間が長く山の中を走る感じに豹変。
終着駅はどんな山の中なのか心配していたら山を抜け、平地にある駅に到着。
・終着・阿下喜駅 すぐ脇には軽便鉄道博物館!? |
周辺は住宅地なのですが、脇にはさらにミニサイズなレールが敷かれている・・・・その先には軽便鉄道博物館なる小さな建屋と古いチョコレート色の電車が展示。
どうやら地域ボランティアさんの運営らしくて月に2日のみの営業。
偶然にも営業日を引き当ててラッキーなのですが、どう見ても怪しい空模様が残された時間が少ないことを伝えてくる・・・・
先を急ごう!
ピカピカ駅舎に立て替えられてしまった阿下喜駅。味のない駅に用はない。
・阿下喜駅舎。近年建て替えられたばかりなのかピカピカ |
駅からラーメンショップまで2km。食後にも2kmを歩くからここは体力を温存したい。
駅前から縦横無尽にコミュニティーバスが走っている!
しかも運賃が無料って太っ腹過ぎるでしょうよ、いなべ市さん。
・駅を中心に縦横無尽にコミュニティーバスが走る♪ |
・・・・んっ!?土日祝日は運休・・・・_| ̄|○
やはり歩くしかなさそうだ。頑張るか。
いなべ市阿下喜の街歩き
駅前には温浴施設があるけれど、設備故障のために営業休止中で人影なし。
奥に見えるのがこの辺りのシンボル、藤原岳。そして雨雲が垂れ込める・・・・
・雨雲接近中。残された時間はそう長くはない |
グーグルナビを使い最短距離でアプローチ。
温浴施設以外のお店は全て消滅してしまったのか、シャッター街。
・駅周辺はシャッター街 |
この辺りは車社会なのだろう。駅周辺の商店に買い物に来る人はおらず、郊外の大規模小売店舗に向かってしまうのだろうか。
住宅街の中を歩いていたらそれは突然終了し国道と建設中の高速道路・・・・いわゆる車社会ゾーンに変化。
・住宅街は突然終わる。高速道路を建設中? |
正面にはなんか見たことが有るようなデカい山。埼玉県は秩父のシンボル『武甲山』のように、山の斜面が削られてしまっているぞ!?
この先の自動車ゾーンには大型店舗が軒を連ねているし、先程のコミュニティーバスもみんなここに集まってくる。
歩行者など私以外に見かけない・・・・
ラーメンショップ いなべ北勢店
寒い中を歩き軽く汗ばんで来る頃にターゲット発見!
椿印のお店ならば安心のクウォリティですね。
・ラーメンショップ いなべ北勢店 |
こんなところまでお客さんが来るのかな?
裏手のセブンイレブンと駐車場が共用なのか、ずらり駐車してある自動車群。
わわわっ!行列ができている程の大盛況ではないかっ!!
・なんと!行列ができている!!予想外だわ |
11時半の到着で既にこれですか。自動車での訪問ならばとこへでも行けるというのにここに集うとは・・・・当たりの店なのかな?
オーダーは歩いてお腹が空いたので禁断のライスも付ける事に。テンション上がるぞー!
・ネギチャーシュー麺に小ライスを付けてしまいます |
この店のシステムは最初に食券を買い、そして列に並びます。途中で店員さんから食券の提出を求められるので渡しておくと、オーダーしたメニュー名で呼び出しを受け、そして座る場所は店員が指定してきます。
結構ファミリー客が多くあるいは最低でも2人客。東京では当たり前のソロ客で訪問する文化はないみたいで、ソロ客は私だけ。カウンター席しか存在しない店内なのでグループが横並びの席になれるように店員さんが配慮してくれます。
ようやく私の席が指定されました。ソロ客なので余った一番端の席。そして出てきたネギチャーシュー麺は・・・・あれれっ?チャーシューは?
・この店のチャーシュー麺は、姿なき刻みチャーがデフォルト(泣) |
最初はトッピング忘れなのかと思ったのですが、他のお客さんへのチャーシュー麺の提供も同じスタイルだったので、この刻みチャーシューがこの店のデフォルトだと理解しました。
まるで端材のような小間切された薄いチャーシューでは、本来の滿足感がまるで味わえない。チャーシューの有無での料金差は¥200円。
普段ならばチャーシューをライスに退避させ、スープを垂らして海苔とともにパクりと行くのが大好きなのに、これでは・・・・(大泣)
・意表を突かれ、チャーシュー丼が成立しないじゃん(大泣) |
ラーメンは極々普通の椿系ラーショ。もちろんラーメン自体は美味しいのだが前述のショックによりなんだか落ち着いて食べることができず。
もう百円二百円高くても良いからキチンとしたものを食べたいです・・・・_| ̄|○
東藤原駅まで散歩(2.2km)
食後は運動・・・・
お腹いっぱいで動きたくない気分なのですが、この近辺に電車以外の公共交通機関はないので自分で歩いて電車の駅に向かうしか無い。
まぁ当初の計画通りなのですがね。
再びグーグルナビによる誘導を受けると、目指すはどうやらあの武甲山・・・・もとい藤原岳方面らしい。
・先程の秩父・武甲山のような見慣れた山に向かう・・・・→藤原岳ですって |
地図だと距離2.2kmだから余裕だと思っていたら、だいぶ高低差が有るのは予想外!
多分あのセメント工場らしきへの搬入・搬出のための鉄道だろうから、駅はあの山の中腹に有るわけか。
員弁川を渡河。水は低いところを流れる訳でして、私も低い場所に居る・・・・ここから山を登らねばなるまい。
・員弁川を渡河。セメント工場に向けて登坂が始まる |
良質な石灰石が採れる藤原岳付近でセメントを作りそれを搬出するために鉄道が必要・・・・当然のことながら先程乗ってきた三岐鉄道北勢線を延長する案も検討したそうですが、ナローゲージなミニ鉄道。
長大な貨物列車を走らせるのには到底力不足と判断され、新しく鉄道路線の建設に至った・・・・だから員弁川沿いに2本の鉄道が並行して走るという面白い運行形態になっているのですね。
結構な登坂。距離を少なく一気に高低差を稼ぐためにグルグルと回りながら歩きます。
・ループを描きながら登っていく |
太平洋セメント社の看板が出てきたので間違いなくセメント工場。その脇を徒歩で通過。あまり徒歩での通過通路は利用されていないみたいだ。
なんとなく街っぽくなってきたが、それは全て過去形だったのか死んでいる。
・駅が近くなると街らしきオブジェが有るが死んでいる・・・・? |
なんと雨がパラついてきた・・・・ゴールまで後少しっ!
坂を登りきったところに駅がありました。想像していたものよりもかなりデカいぞ!
・坂を登りまくってようやく着いた東藤原駅 |
ここまでの道のりで人影は見なかったのにここには人影が有る・・・・さすが駅だな。
三岐鉄道三岐線 東藤原駅が面白い
鄙びた木造駅舎を勝手に想像していたのですが、その思い込みは完全に外れたモダンな駅舎がお出迎え。
三岐鉄道は施設にきちんとお金をかける会社なんだな。
・新しくて綺麗!モダンな三岐鉄道三岐線 東藤原駅 |
だが出札担当の駅員さんは作業着姿。なんか鉄道会社とは思えないほどラフな格好は、ただ単に他の鉄道会社がピシッとしているから勝手な思い込みなのかな?
時刻表をチェックすると1時間に一本・・・・かなり待つことになりそう。
駅前ロータリー(?)には貨車が展示されている・・・・普通ならば花形の機関車とか電車とかを展示していそうですが、ここでの花形は『貨車』。ここが如何にセメント輸送とともに成長してきた事実を物語っています。
・駅前にはセメント貨車が展示 |
展示だけの過去形ではなく、ここでは現在進行系の貨物輸送が盛んなのかな?
駅の近くで電気機関車が待機。ピカピカに磨き込まれて役目がやってくるまで休憩中ってとこかしら。
・背後にはセメント工場。そしてスタンバイする電気機関車 |
写真奥にはセメント工場。絵になるなぁ・・・・
雨が降ってきたので屋根の下に避難するためにホームに行ってベンチに座ってのんびりと・・・・むむむっ!貨物列車がホームに停まっている。
・ホームに行くと貨物列車が停車中 |
さっき展示されていた貨車とは形状が違って、ガソリン輸送のタンク車に似ているんですね。
そして駅名標の下の『MITSUBISHIコンピュータ』の宣伝看板が時代を感じるなぁ・・・・。
おやっ!? 貨物列車が富田方面に向かって出発していった・・・・
・貨物列車が出発していった・・・・ |
これで静かな駅になりまったりと時を潰せばよい。時の流れにただ身を任せるだけの贅沢な時・・・・
遠くから『うぉぉぉぉ~ん』というモーターの唸り声が聞こえていたので何かと思っていたら、すぐに入れ替わりの貨物列車が到着してまったり時間は強制終了。
それに合わせて何人もの作業員さんが駅舎から出てきて配置につく。なるほどさっきの駅の出札担当の人が作業着だったのは本業はコッチというわけか(笑)
・すぐに別の貨物列車が到着した |
彼らは全員無線機を持っていて、そしてその音量がMAXだからなのか私にもよく聞こえてくる。
到着した機関車はホームの所定停止位置に止まった後、誘導員の指示に従って少し前進した後に停止・後退する・・・・多分お尻が本線を支障しているから駅構内に引き込んだのね。
この後は貨車と機関車を切り離し。『引き上げ2番、進路開通』(的なことを多分言っていた。)の掛け声とともに人機関車だけ前進して引き上げ線に。
ただ多数の誘導員はまだ私の目の前を離れない。もう連結切り離しという作業は終わったのよ?
・すぐに電気機関車を切り離して引き上げ線へ |
機関車は進路を切り替えて別の進路に後退開始。車庫に向かって休憩するのかしら・・・・
と思ったら、無線による実況中継で貨車の最後端に連結をしている模様。なるほど忙しいな。
・すぐに機回し(機関車の前後位置を入れ替える) |
すると先程連結器を切り離した誘導員さんは貨車の先頭に飛び乗り『前方よし!』と。運転士の目の代わりとなり機関士に連絡。
そのまま再後端から機関車が貨物を押してセメント工場の方に進んでいった・・・・
・今度は貨車を後ろから押し、セメント工場に押し込んでいく・・・・ |
へぇ~、ああやって貨車をセメント工場に供給し、そして製品で満杯になった貨車をまた引き出しに行くのね。
ちょうど私が訪問したタイミングがドンピシャだったみたい。
私の地元、JR八王子駅も貨物拠点駅だったので昔はこんな付け替え風景がよく見られたのですよね。
せっかくの一日券だから、終点・西藤原駅まで行ってみよう
眼の前に繰り広げられるショーを見ていたら、一時間の待ち時間などあっという間!!
富田(都会方面)とは逆方向の西藤原行きがやって来ましたが、せっかく一日券を持っているのですからこれに乗って終端まで行ってみることにしましょう。
・三岐鉄道三岐線 西藤原行き。年季が入った車両だがピカピカにお手入れされている! |
これは・・・・西武線なのか?なんか見たこと有る気がしますね。
そしてレールの整備状況も相まってとにかく右に左に揺れる!ものすごい乗り心地。速度を出さない分だけ先程の三岐鉄道北勢線のほうがまだ乗り心地が良い気がする(笑)
終点の西藤原駅は山の中にひっそりと存在する駅。だが駅舎が可愛い♪
・終点・西藤原駅。駅舎がSLを模している(真岡鐵道みたいですね。) |
ちょうど雨が土砂降りになってきた・・・・屋根がないのでかなり辛い。駅舎にダッシュ!
いま来た電車でとんぼ返りしても良いのですが、ここはあえて一本乗り過ごしてから帰ることにして、少し周辺を見学していきましょう。
駅舎内の待合室には土砂降りとは無関係に、中国人観光客4名が屯していて何かを食事をしたのだろう、匂いがこもってキツイし煩いしで閉口。
観光で来てなんでこんなところで時間を潰しているのだ!? せめて周りに迷惑をかけないという日本文化を学んでから行動してほしい。
SL型駅舎の反対側(駅前)は・・・・細い道が一つだけ。何もない。
・駅前・・・・何もなし |
この鉄道は貨物が主体で旅客輸送はかなり辛そうだ。あのセメント工場が閉鎖する自体になった時、この鉄道も終わる気がする。
ホームの隣にはミニ鉄道パークが存在。三岐鉄道にはこの手の物が多いなぁ。少しでも集客に努めているとでも言うのだろうか。
・駅の横はちょっとした鉄道パークになっているが・・・・雨なので断念 |
ゴングが鳴る電鈴式踏切とか興味深いものがあるのですが、いかんせん雨が強くてダメだ。一つしかない靴を水没させてしまうと翌日からの仕事に響く。
なので再びホームに戻り、ホーム側からパークを観察。
・ホームの屋根の下からパークを観察 |
銘板には『Baldwin Westinghouse Locomotive 58449』『JUNE - 1925 U.S.A.』ですって。およそ100年前の機関車か!
貨物輸送のために建設が検討された経緯から、電気機関車も大切に取り扱っているのですね。
ここでも待ち時間が全く気にならないほど時が早く進み、帰りの電車がやってきました。
こ・・・・これは!
・帰りに乗る電車がやってきた! これは・・・・元西武線では? |
間違いなく西武線でしょ。西武多摩川線とかで見かけたことが有るぞ!!
https://…/2014/10/05/ 昨日の試験で訪れた、西武多摩川線と多磨駅にフィーチャー
日頃の疲れとラーメン食べて血糖値が上がったのか、帰りは睡魔に襲われ寝落ちして、気がつけば終点の近鉄富田駅。
途中には日本で唯一の貨車の博物館が有るからチラ見しようと頑張っていたというのに・・・・_| ̄|○
これにてプチトリップは終了なのでした。
普段は時間的に行けない近鉄百貨店四日市店の北海道大物産展でおつまみ調達♪
四日市に戻るとちょうどホテルの部屋清掃は終わっている時間。我ながらナイスな組み立てだわ♪
疲れているときに何もしないでボーッとしていても夜寝られなくなるのですが、軽く運動しておくとしっかり寝られてその次の日が楽ですものね。
日々仕事時間の関係で訪問することが困難だった、近鉄百貨店四日市店で開催中の北海道大物産展。今日ならば立ち寄ることができるのでちょっと良質なオツマミを入手するために催事場へ。
・近鉄百貨店四日市店 催事場 北海道大物産展 |
げげげっ!真っすぐ歩けないほどの混雑っプリを見て直ちに作戦変更。
他のものには目もくれず、ただひたすら帯広豚丼を探してテイクアウト形式で購入し、緊急離脱しよう。
ふ~・・・・ホテルの部屋で至福の時間♪
・ドライブインいとう謹製 二階建て十勝豚丼 |
豚肉でレモンサワーを楽しむのが非常によろしい。
二階建て(ゴハンの中にも豚肉が隠れている)タイプなのでオツマミは縦横無尽にあるぞ~!
毎日書いていますが宿泊出張中は飲むことしか楽しみがありませぬ。