自宅のヒートポンプ式電気給湯器『エコキュート』がこの間の月曜日に壊れました。
https://…/2024/02/18/ エコキュートクラッシュ2(死亡)→タイミングが最悪だ
そして2010年設置の古い機種なので修理も効かない。原因は逃し弁の故障。弁なんて基本部品は世代が変わっても同じものを使えば良いのにわざと部品を変えているのですかねぇ?と勘ぐってしまうほど。
交換部品がないので結局は全体を買い替えなければならない事態に。
先日も書きましたが購入先は普段からお世話になっている家電量販店ケーズデンキとすることにしました。
ネットではエコキュート専門業者なるものが存在して圧倒的な低価格を売りにしていますが、工事費やら処分費など諸費用が乗っていないし、将来のアフターサービスが不安だから。
・家電量販店ケーズデンキ |
値が張るものだからこそ、値段だけでは判断しないことに。
さっそく開店直後の店頭に。
・店頭にはエコキュート実機が展示 |
家電量販店なのでエコキュート売り場はそんなに広くなく、実物もダイキン製、パナソニック製、三菱製が1台展示されている程度。
タンク容量だとか機能とかの差は、カタログだとかPOPで補足する感じね。
私の心は(違いがよくわからないので)パナソニック製かな?程度に思っていたのですが、声を掛けてくれた店員さんからアドバイスを受けて今回も三菱製をセレクト。
なんでも泡で配管を洗浄する機能は絶対有ったほうが良く、その機能が三菱以外だとハイレンジの機種にしか搭載されていないのだとか。
そして今の自宅に付いていたやつがハイパワー給湯タイプとそこそこ良いやつらしい。
壊れたやつと同じ機能を持つ現行機種辺りが候補かしら。
・機能とタンク容量のマトリクスで機種が決まる・・・・ちなみにパナは種類多すぎ! |
ただその場で機種の最終決定までには至らず。数点にまで絞込んで一度工事業者に自宅設置場所を下見してもらってから工事費の確定と機種の最終決定という流れらしい。
在庫は・・・・あるとの事なので長期戦になることはなさそうで安心。
そして下見の日程ですが・・・・こちらの状況を悟ってくれてなるべく早い日に設定。明日・・・・いや、工事業者に電話で交渉してくれて今日訪問してくれることに!
訪問して現状確認の結果、特に作業の問題もなく、機種も確定しました。
工事作業日も最短で対応を予定していただき、なんと月曜日に! しかもその日のうちに作業が終わるそう。
なんだよ~、もっと大々的に工事が必要で数日に渡るかと思って暖かくなってから買い替えようかと思っていたのに、そんなにすぐに終わるんだったらもっと早くに購入手配しておけばよかったよ・・・・
金額が確定したので明日もう一度店頭に足を運び、支払いをしてきます。
気になるエコキュート交換の総費用は?
気になるのはお値段ですよね。
貯湯タンクが高断熱タイプな製品とノーマルタイプな製品があり、当然エネルギー効率が良いのは高断熱タイプで製品価格も多少高い。
・年間給湯保温効率の値に秘密が隠されていた・・・・ |
だがこの2つにはそんな単純な違い以外に秘密が隠されている。
バイクの排ガス規制値のようにエネルギー効率値(年間給湯保温効率値)があり、そして国からの補助金対象のボーダーラインがこの2つの中間に設定されている・・・・つまりは『高効率のものを買えば補助金あげるよ。』とのことです。
- 370L・一般地設置タイプだと、2025年度目標基準値は『3.5』
まあ電気代も下がるし価格差は補助金で埋められるので高効率タイプをセレクトしよう。
三菱エコキュートSシリーズ/370リットル/高断熱/ハイパワー給湯タイプの『SRT-S376U』(年間給湯保温効率: 3.7)、全部コミコミで63万円!
しびれるねぇ~。まあでも内訳を見るとそうでも無いのですよね。
品名 | 型番 | 価格 (10%込) |
種類別集計 |
---|---|---|---|
貯湯タンク | SRT-ST376U | 220,000 | 478,000 |
ヒートポンプ | SRT-MU416-S | 225,000 | |
リモコンセット | RMCB-F6SE | 33,000 | |
脚部カバー | GT-M460W | 12,600 | 128,100 |
止水栓取付け(交換) | 5,500 | ||
エコキュート入れ替え工事費 | 110,000 | ||
無償下取り | 0 | ||
安心延長保証10年・貯湯タンク | 11,000 | 23,900 | |
安心延長保証10年・ヒートポンプ | 11,250 | ||
安心延長保証10年・リモコンセット | 1,650 |
脚部カバーは、現状設置されておらず長い目で見ればサビや紫外線などの防止のために取り付けておいたほうが良いために追加しました。
本体価格は48万円と、まぁこんなものでしょう。今まで散々お世話になっている安心延長保証は是が非でも加入。(10年という長いスパンでは何かしら壊れるから。不思議と今使っていたエコキュートは10年間に何も発症しませんでしたがね。)
そして気になる経済産業省の『給湯省エネ2024事業』(補助金)。
これにより・・・・
- 2023年11月2日~遅くとも2024年12月31日までに工事着工したものが対象
- エコキュート1台あたり→8万円
- 2025年度の目標基準値+0.2以上の性能値を有する場合→追加で4万円
・・・・合計12万円の補助がつくので、実質は51万円ということになりました。