我が家(オール電化住宅)の給湯システムはエコキュート。
仕組み的にはエアコンなどと一緒で、冷媒を減圧させることで温度を下げ、それを屋外の熱交換器で気温まで上げることにより、冷媒を元の気圧に戻したときには熱々になっていることを利用してお湯を作ります。
・エコキュートの熱交換器 ここで冷媒の熱と気温を同じにします |
単純に電力を熱に変換して加熱するエネルギーよりも加圧・減圧させるエネルギーのほうが少ないから省エネという理屈。さらに割安な深夜電力を使用してそのサイクルを深夜に行い、貯湯しておく仕組み。
この制度自体の設計が東日本大震災前の原子力発電所がガンガン動いていた頃のもので、今の電力費高騰しまくりな状況になるとは夢にも思っていない。だが我が家ではまだお得だと感じて使い続けています。
最近は冬なのに暑い日だったり寒い日だったりと気温の変化が乱高下。今日は久しぶりに寒い日だったので居間のエアコンもフルパワー運転。
電子レンジにIHクッキングヒーターに・・・・
バシュ!
ブレーカーがトリップして我が家は闇に・・・・どうやら電気を使いすぎらしい。一般家庭では最大の60A契約なためこの範囲でどうにかするしかない。
ブレーカーを投入して各機器の復電確認・・・・
『台所エコキュートの表示が出ない!』との報告。む~、停電のショックで死亡したのか!?!?
・台所に設置してあるサブコントローラーの表示が出ない! |
寒い冬にお湯が出ないのは致命傷だぞ!
よく調べるとお湯は出る・・・・風呂場に設置してあるメインコントローラーは活きていて、台所に設置のサブコントローラーのみが死んでいる。
この症状・・・・7年前に発生した症状とまるで同じだ!
https://…/2016/07/22/ エコキュート・ブラックアウト
この時にメーカーの技術者さんを呼んで調べてもらったら、通信線の絶縁不良。(←その時の診断は施工方法が悪いとのこと。)
今回も原因は同じなのか?
年の為にブレーカートリップ時にどれが堕ちたのかをインタビュー(私が復電したのではない。)したら、漏電遮断器ではなかったので一安心。(←弱電系だと漏電遮断器は落ちないか・・・・)
7年前は絶縁不良の対策としてテープ巻きだけでやり過ごしてしまったのですが、真面目に弱電通信ケーブルを張り直したほうが良いのかなぁ。冬休みが作業のチャンス!?
だがこのエコキュートも15年選手。もうボチボチ寿命なのよね・・・・
あぁ、金が飛んでいく(大泣)