先日バイクに乗って美ヶ原方面を走りに行ってきた際・・・・ヘッドセットの調子が非常に悪かった・・・・
https://…/2023/10/07/ 久しぶりの美ヶ原・ビーナスラインツーリングは極寒だけど楽しかった件
スマフォで音楽を再生し、それをBluetooth経由でアマチュア無線機FTM-10Sに入力して、ミキシングされた出力をアナログで有線接続したヘルメット内のスピーカーから音を再生しているのですが、ブツブツと途切れる。
それも明らかにヘルメット側のコネクタが要因で、手でグリグリ押し込んだりして調整すると一時的に直るのですが、走行中の振動ですぐに駄目になる・・・・
この症状は忘れた頃に定期的に発症するのです。
バイク側の回路とヘルメット側の回路の接続には「気軽にどこでも入手できて、かつツイストペア線でノイズ対策もされている」という理由でLANケーブル/RJ45コネクタを使用しています。
ところがこのRJ45コネクタはバイク乗車時といった屋外・振動下での使用は考慮されていないのか密封性に欠け、長期間使用で汚れてくる・・・・
https://…/2018/11/25/ チェーン清掃と注油、ヘッドセット端子メンテ 27,145km
端子が汚れてくると接触が甘くなり、ブツブツと信号が切れる症状が現れるので、現象的にはこのパターン。
なのでさっそく端子清掃をしてみることにします。
こちらがヘルメットに取り付けているヘッドセット。
・自作のヘッドセットはゴテゴテしています |
製作は2010年・・・・かれこれ13年使い込んでいるのでアチコチにガタが来ているのですが、購入品ではなく自作という手法を選択してしまったがゆえに簡単に交換というわけには行かないのよね(泣)
こちらがバイク側との信号の出入り口となるRJ45コネクタの端子部分。
・LANコネクタの端子が汚れるので定期メンテナンスが必要 |
デジカメGR3にはフラッシュが付いていないので、こういう影になる細かい部分の撮影には向いていない。
なので別にLEDヘッドライトを用意して、照らしながらの撮影。これならわかりやすいですね。
・こんな感じで端子が膜で覆われてしまう |
本来金色の金属部分が露出していなければならないのですが、バイクで長時間使用しているとなにやら膜のようなものが形成されてしまい、接触不良をおこします。
素人の電子工作界では有名なサンハヤト社の接点復活剤を手持ちで有しているので、これで接点を磨きます。
この薬剤も2016年の購入だから8年選手。変質とかしていないだろうな・・・・(笑)(←私の物持ちが良すぎるんだな。)
・接点復活王・・・・この手のやつはこれしか持っていない |
キャップを外すとブラシがついているので、薬剤を端子に塗布。その後は綿棒で軽く擦ってあげます。
・・・・するとピカピカに。
・綿棒で磨いてピカピカに♪ |
この後乗車試験をすると、案の定音声信号が切れることはなくなりました。
この膜みたいなやつの正体はなんなのだろうか?
この端子はメンテナンスのとき以外はケーブルを外さないのにね・・・・