バイクに搭載している非接触給電Qiのチューニング

愛車のバイクVFR800F(RC79)に取り付けているスマフォ非接触給電Qi

https://…/2022/03/19/ バイクに非接触給電Qi環境の取付けと試験走行してみた件

使用している(サブ)スマフォは防水性能を有しているのですが、弱点はUSB電源コネクタ。ここから雨水が侵入してしまうので雨天時では使用不可
それにバイクを乗り降りするたびに給電コネクタを脱着するので、コネクタが物理的に壊れてしまいそう


それらの対策として取り付けたデイトナ製Qi・15Wトランスミッター

・RAMマウントに追加で取り付けた、デイトナ製15W Qiトランスミッター

ただ取り付けた直後はQiの特性とかあまり理解しておらず、コイルが小さいのか適当に取り付けただけではなかなか充電状態にならず
ようやく充電状態になっても、Googleマップを起動してradikoを聴きながらだと消費電力のほうが大きいのか、残バッテリー容量が減っていく有様
当てずっぽうで場所を調整してなんとか充電されるようになったのでそのまま触らないように。


だが改めてスペックを見ると、トランスミッターは15Wもの電力を送出できる性能がある。
もう少し鮮やかに充電されても良いのでは? そこで改めて取り付け場所をチューニングしてみることに。

・横から見るとこんな感じ スマフォを下にズラせない

改めて観察すると、RAMマウント製Xグリップの掴むアームの位置関係で、スマフォはギリギリまで下に取り付けていて、これ以上は下にズラせない状況。


実はしばらく使い込んでいたら、スマフォに後付したQiレシーバーのコイル位置が、プリントされている場所から上にズレていることを発見!

・よく観察するとレシーバーのコイル位置は上にズレている

なるほど、トランスミッターとレシーバーの全体同士が重なるように設置していても充電されなかったのはこのせいだな。
お互いのコイル位置を合わせることを主眼に設置してみましょう。


ちなみに気になったので調べたらレシーバーの仕様は、DC5V 1,300mA(Max)とのこと。わずか6.5W・・・・まあこの小さいコイル小さいコンデンサでは仕方のないことだろう。


そして前の写真に戻りますが、レシーバーのコイルが上半分にしか付いていないので、スマフォの位置をもう少し下にズラすか、はたまたトランスミッターのコイル位置をもう少し上にズラす必要があります。


そして斜めに設置しているQiトランスミッターもいまいち格好悪いので、この位置(↓)に修正して走行テスト。

・Qiトランスミッターの位置をチューニング

ダメだ・・・・
トランスミッターをアームに当たるギリギリまで上にズラしても、あまり充電されない


仕方なく横向きに。
するとアームを開いたときにヒットする関係上、この位置が限界。

・横向き・・・・(ピンぼけスミマセン・・・・)

う~む、やはりいまいち
ここからあと少し、上方にコイルを設置したい・・・・


するとやはり、斜めに設置するしかないとの結論に。

・最終的に斜めに行き着きますね・・・・

これで微調整すると、今まで以上に高速で充電されるようになりました。
格好悪いけれど、いままで当てずっぽうで設置していたのもあながち間違っていなかったんだな。


そして話は飛んで後日。
5月29日はまだ5月だというのに猛暑。バイクの気温計は目を疑う34℃!!


Qiでの充電はただでさえかなり発熱するのよね。
そしてチューニングしてガンガン充電するようになったから発熱も物凄く、熱で充電が停止してしまう事態に!
これは盲点だった・・・・


いままで有線接続による給電走行ではこんな事態には滅多にならなかったのに・・・・
ちなみに街乗りで発生し、高速道路に乗ると走行風で冷却されるのか、気温34℃でも通常使用が可能。

  • ゴム製のスマフォカバーに熱がこもるので、穴をあけるか?
  • はたまたサンシェードを付けてみる
  • ペルチェ素子でも貼付けるか?


悩み事がたくさん増えました(笑)