昨日に引き続き、今日もSSD換装作業。今日は自分の愛用機パナソニックCF-S9がターゲット。もともとSSDが入っているのですが、4年経過して寿命が近いので、壊れる前に予防保守交換。
https://…/2019/02/10/ 荒天の連休はHDD→SSDに換装作業をしよう・東芝Dynabook AZ25編
https://…/2015/01/30/ ノートPC CF-S9のHDD→SSD換装完了~ 快適っ!
もともとは、Crucial MX100の512GBタイプが入っていましたが、240GB程度使用・・・・ほぼ半分まで利用率も上がってきちゃったので、容量を倍増させてMX500の1TBをチョイス。
・Crucial SSD MX500(1,000GB) |
ECCやら電源喪失保護とか、MX100にも搭載されていましたが、ハイエンドSSDらしくMX500にも継承。結構信頼性って大事よね。
総書き込み容量(TBW)が、72TB→360TBと大幅に向上し、それに伴い製品保証期間も3年→5年に延長されたので、長く安心して使えます・・・・まぁその前にWindows7の寿命が来るか(笑)
裏面のスペックラベル。やはりここにも5V 1.7Aとの記述。電力喪失保護機能のキャパシタ充電のために、起動直後だけはHDD以上に電流を喰う模様。
・これも5V 1.7Aと表記 |
あと地味な変更点だけれど、コネクタの向き(?)がMX100とは上下逆になっているのね。単にラベルを貼る方向が天地逆なだけかもしれないけれど。
昨日同様、WebサイトからAcronis True imageをダウンロードしてインストールし、クローニング開始。
SSDの消費電力が少ないので、USB/SATA変換ケーブルに付属のACアダプタは要らないな・・・・
・Acronis True imageでクローニング中 |
昨日は2時間弱で終わったのですが、今日は移行データ量が多いのか、予想残り時間『7時間30分』!
なんだよ~、そんなに時間がかかるのであれば寝ている間に処理しておけばよかった・・・・
朝8時半から始めたので、完了は夕方か・・・・と思っていたら、お昼ごろに画面を見たら『エラー:デバイスドライバが見つかりません』って・・・・(汗)
クローニング途中に、コピー先のSSDが見えなくなったのか?
仕方がないからACアダプタも繋いでもう一度最初からやり直し・・・・
がしかし、よく画面を見ながらもう一度実行しても4時間ほどで突然処理進捗が100%になり、突然先ほどと同じエラー画面に。
ははぁ~、クローンに失敗したのではなく、その次の処理フェーズでエラーになっているな。
どうやら単純なクローンを作成するだけではなく、クローンディスクを他のPCに挿した場合にも動くように、WindowsのHAL周りを作り直すように仕掛けている模様。その過程でデバイスドライバ関連ファイルも混ぜ込む必要があり、そのファイルが見つからないと言っている。
そこでWebからダウンロードしてあげて食わせようとしても・・・・True imageがアプリケーションダウン!
ナニソレ・・・・余計なことをしようとして自滅するならば、単純に同一マシンへのシンプルクローンモードみたいなのが欲しいなぁ。(前回のHDD→SSDに移行の際にはこんな事象にならずシンプルにTrue imageで移行できたことから、最近のバージョンの本当に余計な機能のせいね。)
途中でアプリが落ちているのですが、コピーは終わっていそうなので、ダメ元で換装してみよう。
CF-S9のディスク交換はとても簡単。ひっくり返してバッテリーを取り外し、ネジ2本を取り外すだけでイージーアクセス!
・CF-S9のディスク交換は簡単。ネジ2本のみでディスクがこんにちは |
軽く現行SSDを引っ張り出して、SATAコネクタを外し、SSDを思いっきり引き抜けば取り外し完了。
電源ON・・・・OSも上がりますが、やはりデバイスドライバ周りだけインストールが必要な状態。ほぼ全てのでライバは自動的にインストールされましたが、ディスプレイドライバだけはダメ。
あと起動時に自動的に立ち上がるソフト類の設定も消えていたので、再登録。Panasonic製の特殊キーランチャソフトが上がらなくなっていたので、ボリュームキーとかが全然効かない。そして地味に痛いのが、WiFiの設定が全部ぶっ飛んだので、パスワードが消えちゃった・・・・_| ̄|○
でもまぁ、その程度のダメージで移行完了だからまずまずか?
昔にSSDに換装したときに性能測定したソフトがそのまま入っていたので、すごく古いけれどバージョン等全く同じ状態で速度計測。まぁほとんど変わらないだろうと思っていたのですが・・・・
・速度計測:Crucial MX100(2015年当時) | ・速度計測:Crucial MX500 |
・・・・あららだいぶ違うね。
シーケンシャルリード/ライトの性能は、CF-S9のSATA規格が3Gbpsまでにしか対応していないので頭打ちなはずですが、512kBランダムアクセスではガクッと性能低下。
書込みで遅くなるとかならまだわかるのですが、読み出しで遅いというのはなんだかなぁ?
はっきりと差があるのは、4kBキューイングランダムアクセス性能がかなり性能向上しているということ。多分これが普段使っている状況でのIO形態に近いので、この差は嬉しい~♪
今まで知らなかった、Crucial製のSSDメンテナンスソフトウェア『Crucial Storage Executive』。ファームウェアのバージョンアップ等もできるのですが、一番嬉しいのがS.M.A.R.T情報の読み出し。
・Crucial Storage Executive |
これである程度の故障前の診断が可能で、突然死となる前触れを掴むことができるかもしれない。
『電源投入回数』や『使用時間』、『残存予備ブロック数』とか『ECCエラー訂正回数』など、エラーの発生状況を数値でつかめるのはでかい。
あとは保障期間から算出したのか『ライフタイム残%』とか、『総書き込みセクタ数』あたりが寿命の診断に使えそう。
・ライフタイム残%とか、総書き込みブロック数とか |
ただ問題は、これらのパラメータをちょくちょく見るのかということ(爆)
まぁ無いよりはマシか。
使ってみると、4kBキューイングアクセス性能が改善されたからなのか、変化を体感できるくらいサクサクっ!
何はともあれ、これで5年間は頑張れそうです。