VFR800F(RC79)の小ネタ少々

今日は、バイクをVFR800F(RC79)に乗り換えて約一ヶ月。その間で気が付いた、ちょっとしたことを書き連ねてみようと思います。

ニュートラルから1速でエンジン回転が上がる件

発進時のトルクの無さVFR750F(RC36)以上・・・・意図的にエンジンの回転を上げてあげて繋いであげないとすぐにエンストするVFR800F(RC79)。これに慣れるまで、以前のように雑にクラッチを繋いでエンストしてしまう、ビギナーのような醜態を何度も晒した私。
バイク屋から引き渡しを受けた時、ずいぶんとアイドリングが高めに調整されていたのも、そんな極低速時のコントロール性の悪さ(←この悪さは私の慣れのせい。)を隠すためのもの!?

・納車後10分後の写真。ニュートラルでも1,800rpmぐらい

その後、VFR750F(RC36)時代と同じように、アイドリング回転数を1,300rpmに調整すると、さらに意識的に回転を上げてから繋がないとダメ・・・・


おやっ!? 最近気がついたのですが・・・・
停止からの発進時、ギアをニュートラルからローに入れ、ちょっとクラッチを放し始めると・・・・自動的にエンジン回転数が上がるっ!(+500rpmぐらい)


サービスマニュアルの回路図を追うと、クラッチスイッチがECUに入っているのね。RC36はスタータースイッチのインターロック程度だったというのに・・・・。
ギアポジションSWもECUに入っていて、ただ単にメーターパネルにギアポジションを表示するためだけに利用しているのかと思ったら、発進時のエンスト防止に、こんな細かい配慮をしてくれているのね(笑)

ファンが回るとエンジン回転が下がる件

従来のようなSCRレギュレータでもなく、FETレギュレータでもなく、インバータ式という電力変換装置を積んでいるVFR800F(RC79)
VFR750F(RC36)だけではないのですが、電装系の弱さ=発電・電力変換系統が焼損する故障が多いバイク(これは、RC46やRC46-2でも変わっていない。)だったので、VFR800F(RC79)でどうなっているのかは気になるところ。


VFR750F(RC36)時代は、ロングツーリングの際に予備レギュレータを持って行ったり、自分でFETレギュレータに換装した際にも、故障時に備えてSCRレギュレータをバックアップで使えるようにしたりとしていたのですが、今回のインバータ式というのはどうなのだろう?


そんなインバータ式、充電電流を制御している旨がサービスマニュアルに書かれているのですが、はてはて?


そんな疑問の中、VFR800F(RC79)で水温が上がり、ファンが回りだすと、一瞬エンジン回転が下がり苦しそうな音に。すぐにECUの制御が入るのか回転数は持ち直すのですが・・・・
ひょっとして、バイクが必要とする最小限の電力を供給するための負荷だけをエンジンから拝借しているので、負荷電流が変化するとエンジン音が変化するのかしら。

クイックシフターってどうなの?って思う件

VFR800F(RC79)のオプションとして用意されている『クイックシフター』。


こんなのが無くとも、シフトアップ時に自分でアクセルを戻してクラッチレスでシフトアップ・・・・を、写真を撮りながら走行する場面(=左手が使えない状態。)で多用するのですが、逆に言えば写真を撮りながら走る時しか使わないテクニック(爆)


そんな操作を自動でやってしまうクイックシフター。なんでも、シフトアップを検出すると、ごく短時間、ECUが燃料噴射をカットしてから徐々に回復することで、アクセルを戻したのと同じ効果が得られるんですって。

・ノーマル状態のシフトペダル

クイックシフターを取り付けると、軸が逆になるということなのですが、不自然に空いているネジ穴辺りが怪しそうね。
写真撮影時以外にもこれを常用すれば、シフトアップ時の動力断時間が短くなるので、加速時のロスも少なくなり、さらに燃費も良くなるのかしら?


まぁ別に、これを取り付けたとしても従来通りクラッチを切っても良い訳で、なんか興味があるから取り付けてみようかしら?

足置きが高すぎて窮屈、膝が痛くなる件

このバイク、以前にも増して、長時間乗車すると体が痛くなる・・・・


どうもステップの位置がもともと微妙に高い位置らしく、そこにシート高をローに下げたものだから、下半身が窮屈
特に高速道とか単調な道だと、SAPAに着いた時に膝が痛くておじいちゃんモード(笑)


でも、シートを上げると足付きが難だし、これは我慢するしかないか。


以上、小ネタでした。

https://…/2016/07/08/ 買っちゃった♪ VFR800F(RC79)クイックシフター!