家庭内に有線ネットワークを構築しよう・第2話

自宅に有線ネットワーク網を構築したいんです・・・・


そして前回のお話で、LANケーブル100m巻きを購入したのですが、その後の調査で、後から配線引き通し可能な配管(CD管)が設置されているのは電話線系統だけだということを知りました。

https://…/2013/07/07/ 家庭内に有線ネットワークを構築しよう・第1話

その電話線配管は、調査をするとこんな系統になっているようです。

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・自宅CD管系統図

屋外からの光ファイバ線は、一旦洗面所にある分岐ボックスに行き、そこから1階居間の電話台まで引き通されています。
この電話台にONU無線LANルータを置いて、自宅内は無線LANでの通信環境が確立されているのですが、速度や安定性に不満があるのは既報のとおりです。


2階は寝室にしかCD管が行っていないのですが、自分の部屋を含めて全部で3部屋有って、どうにか全部屋にLANケーブルを引きたい・・・・
さ~てどうしたものか。


実は、寝室の電話端子口と、私の部屋はカベ一枚で隣。そして私の部屋の電気コンセントが、カベの向こうの寝室電話端子と50cmぐらいズレて設置してあります。
ということは、カベの内側で、私の部屋の電気コンセントから寝室の電話端子口まで、なんとかLANケーブルを引き通してしまえばよいのか・・・・


スチール製スケールで、カベの中をゴリゴリしながら、ケーブルを送り込んでみます。

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・私の部屋からスケールを使ってLANケーブルを送り込む・・・・

スケールで壁を内側からこすりながら送り込むと音がするので、大体どの辺りなのかは見当がつき、上下左右に微調整をしていると・・・・


やった~、寝室でケーブルをつかめた!
これで部屋間を渡れた~!

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・寝室にLANケーブルが届きました。

途中、カベの中に柱があるのですが、柱とカベに隙間があるのか、すんなりと通せました♪


ここまでLANケーブルが来てしまえば、ここから先はCD管の中を通せばよいのです。先ほどの系統図で言えば『Cの管』と『Bの管』を通してルーターにつなげればよいのです。

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・寝室の電話端子口。系統図"C"のCD管がチラッと見えます。

CD管の中にケーブルを引き通すためには・・・・『通線スチール』という工具があるのですが、意外と高価で¥1万円弱します。今回だけの作業のためにこの出費は痛いので、会社の先輩から借りることになっています。


でも、今その工具はない・・・・
試しに工具無しでCD管の中にLANケーブルを送り込んでみようかしら・・・・


するするする・・・・っ!

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・洗面所上部の分岐ボックス

工具不要で容易に分岐ボックスまで到達出来ました。ラッキー♪


調子に乗って、電話台まで配線しちゃおうかしら。
しかし・・・・系統図では説明の都合上『A~D』の記号を振っていますが、実際の配管にそんなもの書いておらず、4つあるCD管のうち、光ファイバが通っているのが2つ。このどちらかが当たりで、どちらかがハズレ

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・系統図では"C"のCD管にLANケーブルを通しました。

試しにどっちかにLANケーブルを送り込んでみましたが、既に光ファイバが通っている関係上、送り込む途中でLANケーブルがフニャってしまい作業不可能。


取りあえず今日の作業はここまで!

https://…/2013/10/19/ 家庭内に有線ネットワークを構築しよう・第3話