道北・名寄の宿で迎えた朝。今日からは帰りのフェリーに乗るための移動日を兼ねて南下開始。
目的地は南ならばどこでも良かったのですが、自称豚丼フリークな私。帯広ステイにしよう~
今回の旅、キャンプ装備を持ってきたのにもかかわらず、使ったのは1回のみ!(爆)
バイクへのパッキングを済ませ、さあ出発~。天気はキリ。視程500[m]ほど。天気が外れなのはまぁ我慢するとしましょう。
・名寄の朝 6時30分 |
う~む。昨日の悪天が引きずっているのかしら(?) ちなみに帯広の天気も曇りの予報・・・・
ツーリング開始!
まぁ、とりあえず移動しよう。
・あちゃ~、まだ降っていないだけマシ |
キリ。全然周りが見えません~。お日様が登って気温が上がるまでの辛抱だわ。
下川うどんで有名な下川。当然朝が早くてクローズ。そのまま道道にスイッチして、とんでもない山奥を走ります。
途中に見つけた万里の長城・・・・そして予想どおり、太陽が登るとキリがクリアに♪
・万里の長城・・・・!(?) 長さは2,000[m]にも及びます |
やっぱり青空は素敵だわ~
しかし壁は微妙~、壁のオブジェを少しずつ延ばしているらしいのですが、特に何があるわけでもないし。(ごめんなさい街の皆さん。)
マイナー道道で峠越え
山奥の峠越え。よく動物注意の看板を見かけますよね、キツネとかシカとか。
これは・・・・
・動物注意の標識・・・・えっ!(?) | ・これは・・・・ヤバいやつでしょ!(看板だけ色補正済) |
これ・・・・熊じゃないの!(?) マジで! 道路に熊が飛び出してきたんじゃあバイク負けてぶっ飛んでしまうよ。
こんな標識を建てたということは、実際に『出た』んだろうなぁ~怖い!
北海道ではめずらしい中低速ワインディング路・・・・
・クネクネ~ 道道61号 |
おほほ~、楽しいわ。(クマの恐怖を無視すれば。)
でもこんな遠路はるばるなところでコケたくないから、ほどほどの走りだけれども。
滝上で国道にぶつかり、ほかに取り得るルートも無いので国道走行。ただの移動日だし特筆なし。
おっ、ひまわり畑を発見。
・偶然見つけたひまわり畑 | ・広いわ~ 曇なのがザンネン! |
おっ、廃駅を発見!
・旧中越駅跡 | ・ホームは完全に撤去されています |
など、とりあえず気になるものを拾いつつ・・・・銀河トンネル周辺も曇り空なのでパスして・・・・大雪湖。
・大雪湖 |
う~ん、本当に走るだけだし暇だわ~
北海道内で機動力で到達できる最高所・三国峠で絶景・・・・(?)
そして北海道標高一・1,139[m]の三国峠へ。ここからツーリングっぽくなるかしら~♪♪♪
・このトンネルの先が三国峠! 三国峠覆道&三国トンネル |
トンネルを抜けるとそこは~~~~
・反対側から見た三国トンネル 天気全然違うじゃん!(?) |
天候急変! こういうわけです(泣)
これはあんまりだよ・・・・
キリ・・・・というよりは、雲の中で結構雨も降っています。これが続くようだとカッパが必須なぐらいな勢い。荷物の水没も気になる・・・・
私以外のライダーは全員カッパ着ているし。
・北海道最高所 三国峠は・・・・真っ白 |
なんだよ~、万里の長城付近では天候回復していたのに、わざわざ天気が悪い方向に移動してきちゃったよ・・・・山越えしていなければ今頃は快晴・・・・(泣)
こんな時は、ライダー同士で情報交換。みなさん(私の進行方向の)帯広方面から登ってきたのですが『数キロ走れば脱出出来る』とのこと。
ついでに私も"この先はドライでカッパは全く必要ない"旨を伝えておきました。
と言う訳で、悪天武装することなく、ノーマルな格好で出発~
・視程は300[m]ぐらいか(?) 普通に走行はできます。 |
本当は素晴らしい眺めの峠なのに~(泣) 全然ダメ。
でもほんの少し走って、下の方をみたら・・・・何とか見えました。
・超有名な角度での景色。雲が多少邪魔だけれども、なんとか見えました |
よしよし、雲を抜けてしまえば天気は何とかなりそうです。
・道もドライだし、なんとか天候回復! @糠平国道 |
アンラッキーだけれども、かろうじてのラッキーは残っているようです。
国鉄士幌線プチ探索
あれっ!(?)
十勝三又から先の廃線跡群、いちいち親切な看板とパーキングが出来ている!
・ビューポイントには・・・・やはり | ・予告看板とパーキングが整備されています |
町が気合いを入れて整備したのか~、鉄道遺構が重要な観光対象になると気が付いたな!
一番の売りのタウシュベツ橋には近づけないのが残念ですけれど・・・・。(なぜあのダートで死亡事故が起きるかな~(?)(?)(?) 代わりに対岸から眺められる展望台が出来ていました。)
途中、幌加のパーキングで休憩がてら、すぐ脇にある廃線跡を歩いてみました。近くの橋まで続いているみたいです。
・国鉄士幌線の廃線跡 |
うわ~、なんか目にやさしい気がする、緑が素敵~。
橋の付け根まで来てはみましたが、夏場は草ボウボウで橋自体がよく見えません。
歩いて渡れる橋もあるのに、私が訪れた橋は渡れない・・・・なんてアンラッキーなの~!(?)
・清々しい緑のトンネル。しかも突然天候回復。 |
廃線跡を徒歩で逆戻りすると、幌加駅跡。そしてなぜかこの辺りだけ天候が回復。
・国鉄士幌線 幌加駅跡 |
綺麗に整備された旧駅跡・・・・
難しいわね~、綺麗に整備されすぎると味がなくなってしまったわ。
昨日の雄信内駅のほうがよほど味がある!
ナイタイ高原牧場&ヌプカの里
やはり『ザ・北海道』的な景色に憧れてナイタイ高原牧場に。
しかし・・・・
・ナイタイ高原牧場・・・・ | ・なんにも見えません |
いやな予感は当たりました。
せっかく下界に降りて天候が持ち直していましたが、再び標高が上がるので雲に突入~(泣)
広大な十勝平野が見えるはずなのにぃぃぃぃ~~~~真っ白!
ちょっと降りるとなんとか視界は効くので写真撮影・・・・でもなんだか悲しい~
・ナイタイ高原牧場の低い場所なら・・・・なんとか景色が楽しめます |
ほんと、雲がじゃま・・・・写真がドス黒い!
・ザンネンだわ~ |
景色はダメでもせめて食べ物で挽回しよう。ちょうどお腹が空いて『めし~』という時間帯に帯広豚丼の文字発見。まだ帯広まで遠いし、真っ白な空を眺めながら食事にしよう(爆)
・ナイタイ高原牧場レストハウスの豚丼(白く湯気がでる気温です) |
・・・・(泣)
せっかく十勝にいるのに・・・・、帯広圏内にいるのに・・・・なにこの豚丼!
はずれ引いた~~~~。やっぱり帯広近々まで我慢すべきだったわ。牛ちゃんの焼き肉は美味しそうなのに。
なんかツイて無いなぁ~
ダメもとで、でももしかしたら・・・・に賭けて、やっぱり景色がよい士幌高原ヌプカの里へ。
・士幌高原ヌプカの里から・・・・十勝平野の眺め |
ぶ~、はずれ~!
今日はどこに行ってもダメだ~
十勝牧場を突っ切ろう
十勝牧場の中を突っ切る農道・・・・
・十勝牧場を一直線に突っ切る農道・・・・ |
ここも青空が出ていたら絵になっただろうなぁ~という感じ。
・何にもありません・・・・だがしかし、それが良い! |
東京周辺では絶対に出会えないほどの景色なのに・・・・この天候の仕打ち・・・・。
も~~~~(泣)
帯広ステイ
旅も終盤、なんだかんだで初日から走りまくって疲れも溜まっているし、天気も天気なので早めに帯広に行こう。
ひとっ風呂浴びたら、持参した豚丼の本を片手に徒歩で市街地探索。
そう、至高の帯広豚丼を発見するために・・・・、チャンスはたぶんあと1杯。定番をねらうか、はたまた新規開拓するか。
おっと、その前におみやげ買っておこう。明日は基本的にフェリーターミナル直行なのでね。
・六花亭本店・・・・あれっ!(?)こんなに格好良かったっけ(?)(?)(?) |
ド定番の六花亭本店。ライダーのおみやげって、とにかく容積が大事(爆) 小さくないとバイクに積めないの。
そういう意味からすると、六花亭のバターサンドはおみやげに最適(笑) コンパクトだけれど密度ぎっしり、そして常温搬送可能! パッキングで多少痛めつけても平気! すばらしい~
ついでに私にもおみやげ。賞味期限3時間、直接買いに来ないと食べられない『サクサクパイ』。
・六花亭本店 本店でしか食べられないサクサクパイなのですが・・・・ |
数人の列が出来ていたので並び、そして写真を撮っていると・・・・私の二人前の人が『個数制限ないんですよね、じゃあ24個(←陳列していたの全部の意)ください。』だって・・・・
『ふ・ざ・け・る・な』と、一つ前の人も(店の外に出てから)文句ブウブウ言っていましたが、私も同じ気持ち・・・・(泣)
なぜ全部買い占めるかねぇ・・・・事前に予約して別に作っておいてもらうとかあるでしょ~
当然私は買えませんでした。今日はとことんツイテいないゾ!
さらにアンラッキーが続きます。
一番痛いのが六花亭本店を出た後にスマフォが突然固まり、以後起動不能に・・・・リセットや電池抜きも効果なく・・・・
仕方なくファクトリーリセットしましたが、すべてのインストールしたソフトやら設定やら、データがぶっ飛びました(泣)
よしっ、豚丼新規開拓作戦で。
帯広で老舗のレストラン、"ふじもり"で豚丼にアタック!
・老舗のレストラン、"ふじもり" |
豚丼専門店では無いけれども、豚丼推し。しかも例の豚丼本でもまずまずの評価。
さて、どうた・・・・(?)
・【美味#10】帯広豚丼@ふじもり |
うん、ナイタイ高原牧場で食べたのよりはるかに美味しいけれど・・・・やはり王道を攻めるべきだったわ~(泣)
どうやら『ラッキー』カードは全て使い切った模様です。
夜はホテルでなよなよスマフォにモバイルGoogle Mapのインストール・・・・何やっているんだ私(?)