今日の朝は、宅急便の到着でお目覚め。この間注文しておいたバイクの純正部品が届きました。
https://…/2011/08/18/ 純正パーツ注文の結果回答が来ました!
https://…/2011/08/13/ 愛車のバイクRC36・エンジンストール!!!
・届いた純正部品たち (除く右スイッチボックス・・・・(泣)) |
しかし当然、右スイッチボックスは一ヶ月後の別便発送・・・・
まあグリグリスイッチをズラしたら走れないことはないのだけれども、キルスイッチ接触不良には違いないので、走行中のちょっとしたギャップを乗り越えるときに接点が開放されてエンジンストール・・・・、猛烈なエンジンブレーキが働きバランスを崩して転倒・・・・なんて情けなさすぎる自爆はイヤだ~
ということで、今のキルスイッチを分解して細かく診断。可能であれば清掃再組立てしてしばらく使ってしまおう作戦の始動です。
手配した新品パーツは、修復不能な故障に陥ったときのためにキープしておきましょう。
サービルマニュアルに目を通し、大体の構造を予習した後は、分解! プラスネジ2本を外すと上下に分割できました。
・下側からネジ2本を外します |
パカッと簡単です。よくこんなので防水スイッチの体を成しているなぁ・・・・すぐにキルスイッチの隙間から雨滴が簡単に浸入しちゃう構造です。
・上下に分割できました |
キルスイッチASSYは、上側のスイッチボックスにネジ1本で固定されているので、これも取り外します。実にシンプル~
・勝手に呼んでいる『キルスイッチASSY』は、さらにネジ1本を外すと取り外しが出来ます |
なんか、スイッチボックスを裏側から見ると日に焼けていないから黒々としているよ~。きっと表側もこんなに黒かったんだろうなぁ~・・・・
あとは、なんか引っかかりがあるけれどパズルのようにグネグネしていたら分離できました。
・スイッチボックスの外側 | ・中身のキルスイッチ |
う~む・・・・分解すればすれほど単純だ・・・・、そして、汚ねぇ~~~~
よく見るとキルスイッチASSYは、白い基本部分パーツと、黒い接点部分パーツ、それに赤いスイッチ可動部パーツで構成されています。
ツメで引っかかっているだけなので外します。(←このとき、スプリングと直径2mmぐらいの鉄球が飛び出してくるので注意!)
・スイッチ基本部と可動部 | ・スイッチ接点部 |
まず、可動側(赤い部品)の接点・・・・汚い・・・・接点の凸部になにやらヘドロ状の油がべっとり・・・・
そして、接点部側(黒い部品)・・・・これもなんだか表面が荒れているし、ヘドロ状の油がべっとり・・・・20年の汚れだな・・・・。
しかし、こんな極小の接点が『バッテリー --> ヒューズ --> キルスイッチ --> 点火コイル』の重要経路の担っているなんて・・・・。なんか別途配線をショートさせてしまったほうが劇的に効率が良くなりそうな気がする!
まぁ、ダメもとで磨いてみましょう。油は綺麗に綿棒でふき取り、金属接点面は、紙やすりでピカピカに。最後に布で磨き上げると・・・・
・なんとかココまで綺麗になりました。 |
なんとか輝きが出てきました。でも、接点の大きさが大体2mm×4mmぐらいの極小なので、その部分だけピンポイントでヤスリを掛けるのが難しく、若干周辺のプラスチックも削れてしまいました。
写真で冷静に見ると、まだ接点が常時コンタクトする部分に黒い汚れが残っているなぁ・・・・。目視だとピカピカに輝いていて綺麗だと思っていたのに~
そして、今日は天気が悪いので、その他の部分は室内(風呂場)に持ち込んで磨きこみ。
まずはバッチイので、台所用中性洗剤を薄めたやつで各パーツを手洗い・・・・
・汚っないなぁ~。お肌カサカサで油分が無い。 |
ダメだ・・・・手洗いどころでは綺麗にならないよ。特にキルスイッチの赤い可動部品。外気に露出しているところは、紫外線攻撃、雨滴攻撃、排気ガス攻撃・・・・にやられて歯が立ちません。
さらに部屋でドライヤー乾燥&接点の磨きこみ。見て~このピカピカ接点!
・接点だけは・・・・新車のような輝き! |
ついでに赤いスイッチの黒く変色した部分に紙やすりをあててみましたが、まったく効果が無いです。もう『汚れ』ではなくて、完全にプラスチックそのものが黒く変色しています。
諦めて、仮組み。
・表ビュー | ・裏ビュー |
う~ん、黒さが全然ちがう・・・・(泣)。やっぱり右側スイッチボックスだけ新品に変えると恥ずかしいよ。この延命スイッチボックスを大事にしようっと。
元通りバイクに取り付けて、エンジン始動! 快調です。
天気が悪いから試走は明日以降に持ち越し!