今日は、愛車のバイクVFR750F(RC36)に搭載してあるETC車載器の設置場所を移設する作業のお話です。(作業自体は3連休中に完了しています。)
ETC車載器本体は、タダでさえ狭いVFR750F(RC36)のシート下の一番良い場所を占拠しています。これを設置した当時は無線機搭載計画がなく、高価な機械ですから一番条件が良いところに設置するのは当然でした。
・シート下の一番言い場所に鎮座するETC車載器 |
しかし今回、バーテックス・スタンダード社製FTM-10Sアマチュア無線機を搭載するにあたり、その設置スペースを捻出するために、より小さなETC車載器を移設することになりました。
ところが、当然そんな都合の良いスペースが有るわけもなく、まずは条件の悪いところを改善する『ステー設置作業』を実施して、設置場所そのものを作り出していたのでした。
https://…/2009/07/18/ FTM-10S無線機設置に向けて~ETC車載器移設準備工事・他
・アルミ板を切り出して | ・形を整えます | ・バイクに設置完了。この上にETC車載器をもってきます |
しかしETCの配線はガッチリと固定されていて車載器本体だけをサクッと動かせず・・・・。リアカウルを外す面倒臭い手続きが必要なのです。
さて、今日はそれをやりますか・・・・。
まずは、パニアケースステーをはずし、リアカウルを外す・・・・。(言葉で書くと簡単ですけど、意外と時間がかかるんです!)
・シートをはずし・・・・ | ・パニアステーとカウルを外す | ・これがETC系統の配線。 長すぎるケーブルをグルグル周回させています |
バイク用品店のプロの手による設置とは思えないぐらい汚い配線処理だな・・・・。
固定してあるインシュロックを全て切断し、ETC車載器を移設。余った配線を再びトグロを巻かせてインシュロックで固定して完了~♪。
・ETC車載器を移設 | ・余った配線は再びトグロ巻き |
続いて、リアカウルを外したときにしかできない付帯作業に取りかかります。
まずは、現行無線システム用の『車体前後間引き通し線』の撤去。速度検知をするために、ヒューエルカットリレーから配線を分岐させたりしているので、それも元通りにします。(もともと、スグに元に戻せるように設計してあるので、一瞬で作業終了~♪)
・ヒューエルカットリレー | ・エンジン脇の車体前方~後方縦断ルート。灰色線3本が現行の無線関連の配線 |
そして、今回の無線システム用の『新型車体前後間引き通し線』を敷設します。
https://…/2009/07/20/ 車体前後接続ケーブルの製作
う~ん・・・・太くなった分エンジンぎりぎりかよ。こりゃ~、真夏の灼熱地獄の渋滞に持ちこたえられるのか(?)
私が部材選定した旧引き通し線は、この厳しい条件を乗り越えましたが、バーテックススタンダード社のケーブルは大丈夫か(?)
・車体前方/接続BOX付近 | ・エンジン脇 | ・車体後方 |
あとは、カウル、パニアケースステーを元通りに組み立てて完成!
FTM-10S無線機と接続BOXが設置されるまでは、トグロを巻かせておきます。
・カウルを復旧 | ・ほらっETC移設もスマートに♪ | ・無線機設置スペースには、ケーブル準備OK |
おっと・・・、まだ仮置きしただけだから、走るためにはしっかりと固定しなければ・・・・。
ETC車載器はマジックテープでバイク本体と接着するようになっているのですが、そんなもの準備していなかった・・・・とりあえずインシュロックだな。
7芯接続ケーブルも、とりあえず小さなビニール袋で養生して、そのあたりに固定しておくことにします。
・インシュロックで仮止め | ・ケーブルは・・・とりあえずビニール袋に入れてテープで固定 |
コルゲートチューブも正式配線の時に長さの微調整をするため、末端処理をしていません。コネクタの水密処理もまだ!
今、雨の中を走る事態だけは避けなければっ!!
現在の進捗率・・・40% 一つ目の峠は越えました。もうひとつの峠は接続BOXの処理だな~