愛車のバイクVFR800F(RC79)。新車購入してから7年間、メンテナンスはバイク屋にお任せ状態でしたがこの間の車検を最後にメンテナンスパックの更新を停止。
今後は自分でできる範囲は自分で面倒を見ていく事にしました。
そして今日が7年ぶりに自分自身で行うエンジンオイル交換というわけなのです。
ちょうど台風が関東地方に接近し離れていく最中で、雨は降らずとも曇っている・・・・バイク整備にはちょうど良い気候♪
・台風が過ぎ、雲を引きずっている天気 2014年式 VFR800F(RC79) |
利用距離は5千km弱。
オイルフィルターは前回交換したので、今回はエンジンオイルのみの交換作業。
オイル銘柄はホンダ純正ウルトラG3 10W-30。それとオイル処理箱(袋)。
・ホンダ純正ウルトラG3 10W-30 3リットルと、オイル処理袋4.5Lタイプ |
必要量はフィルター交換無しで2.9リットル、フィルター交換時で3.1リットルというのはVFR750F(RC36)と変わらず。
なので微妙に100mlだけ余るんですよね・・・・
作業性もフルカウル車にしてはよく、左アンダーカウルの取り外しのみで行けるみたい。ここはRC36からはかなり進化している点。
・アンダーカウルだけを外せばオイル交換作業は実行可能 |
残念ながらオイルフィルターを交換するときはもう少しカウルの取り外しが必要らしい。
オイル処理箱ではなくて袋を準備。
さすがに袋メーカー側も箱相当の使い勝手を維持できるように考えてくれているのか、安定した姿勢を保ってくれます。
・オイル処理袋をスタンバイ。意外と違和感ないな |
これをドレンボルトの真下に配置。
あとはドレンボルトを緩めるだけ。最初はメガネレンチを使いますが、その後は手で緩めていき・・・・あっ手からボルトが滑り落ち、オイルにドボン(笑)
慌てて拾ったので手がオイルまみれ。
・ドレンボルトのキャッチに失敗(笑) |
さすが5千km使うとシャバシャバなコーヒーって感じね。
4.5リットルタイプのオイル処理箱に2.9リットルだからかなり余裕が有るはずですが、なかなか吸ってくれない。
・抜けたのは2.9リットルのはずだが・・・・けっこう吸わないね |
もう50円高くても良いから、こういうところはケチケチしたくないな。
新しい、さながらハチミツのようなオイルを注入。
・新しいオイルを注入 |
余った0.1リットルは、7年ぶりのオイルジョッキに注ぎ、すすぎをしてからオイル処理袋に廃棄。
それにしても吸わないな・・・・
・時間が経てばオイルを吸うのかな? |
あとはこれを縛り、燃えるゴミとして出せば終わり。
これを持つときも箱ではなく袋なのでフニャフニャなのが難点といえば難点ですが、まぁ充分に箱の代替えとして使えそうです。
前回交換: 2023.04.22 / 65,819km 使用距離=4,822km
せっかくアンダーカウルを外したので、ウインカーリレー周辺を観察
VFR800F(RC79)の使えない装備の筆頭でもあるウインカーキャンセラーをキャンセルしたいと思うことは以前に日記で書きました。
https://…/2023/02/08/ VFR800F(RC79)オートウインカーキャンセラーキャンセル作戦!?
あれからカウルを外す機会がなかったのですが、今日はそのチャンス!
右サイドカウルも外して観察してみることにしましょう。
・右サイドカウルを外してウインカーリレーよこんにちは。 |
VFR750F(RC36)のような単純なバイメタルで動くウインカーリレーとは異なり、完全にコンピュータ。
車速パルスまで入っていくので21ピンコネクタが付いている無駄に豪華すぎる装備。
ラジエターの放熱で熱的にかなり厳しいところに詰め込まれている電子部品のユニットたち。
・かなり熱的に厳しい部分に電子部品満載 |
手を入れるべきハーネスの場所も確認。
コネクタも取り外せるので、作業性も問題ないかな。
・コネクタ脱着も容易なので、作業性も問題なし |
絶縁テープを剥がして、ターゲットの線も確認。
この3本ね。
・ターゲットはこの3本 |
車速パルス線を切断し、上流となるABSユニット側はOPENのまま絶縁処理。
下流となるウインカーリレー側は10kΩ程度でプルダウンするのが対ノイズ的には定石でしょう。
この細い線か・・・・圧着端子の取り付けはデカすぎるから、ハンダ付けかな。
そうなると抵抗の空中配線は嫌なので、5×3位のユニバーサル基板を切り出して配線するか。
部材の準備をするので一旦ここまででカウルを元に戻そう。
風雨をしのげるガレージがあるならば、分解したまま放置できるのにぃぃぃぃ~(泣)