バイク搭載のアマチュア無線機FTM-10Sから、マイク系統の分配 その6

バイク乗車時に使用するアマチュア無線。ただ相手にも免許を要求するので多少ハードルが高いのも事実。
そこで手軽な通信手段としてBluetoothを使用した近距離通話ユニットが巷では流行っていますね。

・【使いまわし写真】Bluetooth近距離通話ユニット サインハウス製 B+COM ONE

私もそれらを同時に運用するために、マイク信号の分配に取り組んでいます。

https://…/2022/08/17/ バイク搭載のアマチュア無線機FTM-10Sから、マイク系統の分配 その5

前回までで分配回路そのものは出来ていて、あとは信号レベル(アッテネータの減衰量)の調整って感じ。


ただ用意した(秋月電子のキットである)信号発生器は定電圧で信号を発生させるため、マイク信号を分配させ負荷が増えても出力が増えてしまい、目的の減衰量が測定できず

https://…/2022/08/07/ 秋月電子"八潮店"へバイクで買い物に行ってラーメンを食べてしまった件

なので今回は・・・・今回こそ正しく測るために、信号発生器の出力に抵抗を直列接続して測定
ただマイクの出力インピーダンスが正確にわからないので最終的には現物合わせが必要なのですがね。


トランスのインピーダンスも2kΩ版を用意。でも分配している時点でインピーダンス整合は滅茶苦茶か(泣)

https://…/2022/08/29/ トランス1つを買いに行くために秋葉原に行ってきた件

新しいトランスにもモレックス5051コネクタ用の端子をカシメます。

・先日購入してきた入出力インピーダンス2kΩのトランスを接続する準備

あと直列接続用の抵抗も準備して、測定準備完了。


最初からこれにしておけよ級ですね。

・トランスを交換します

それではまず現行相当の模擬回路を使い、現行の減衰カセット(アッテネータの減衰モジュールが差し替え式で定数を変更できるようになっているので、ここではこう呼ぶことにします。)1/10を使用して測定。


信号発生器と今回ターゲットの間にダミー抵抗を配置しました。

・信号発生器の電圧一定モードを崩すため、直列に2kΩ抵抗を挿入

これで出力電圧を測定。(負荷抵抗が一定のため、電力を測定している。)


出力は464mVp-p

・出力は、464mVp-p。新回路でもこの出力+αの470mVp-pを目標とします

ただ、いまマイクを使用していて若干信号レベルが小さいので、ちょっと大きめの470mVp-pあたりが狙い目かな。


それでは今度はこれを新しく作った"分配&アッテネータボックス"に取り替えて測定してみます。

・新回路(分配&アッテネータボックス)での測定

おっ! 想定通り減衰率が現行回路と同じでは大きすぎるという結果に。よしよし。あとは定数を絞り込むんだな。


手持ちの"減衰カセット"では1/5しかないのよね。これで測定すると・・・・

・出力は小さすぎて 310mVp-p

・・・・ちょっと小さいな


1/4.51/41/3.5辺りの減衰カセットが必要だな。
今まである程度想定をして抵抗を買ってきてはいるのですが・・・・

・なんか釣り人のルアーセットみたいですが・・・・様々な抵抗です

・・・・予測がずれて作り出せない(泣)


また秋葉原かよ~・・・・_| ̄|○(笑)

https://…/2022/10/07/ 好天だとバイクに乗ってしまいマイク信号分配器の製作がが全然進まない件