我が家の洗濯機、パナソニック製ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX3101L。
2013年に購入しかれこれ8年。結構デリケートな機械なのですが、まぁなんとか使えている感じ。
・【使いまわし写真】パナソニック製NA-VX3101L 斜めドラム洗濯乾燥機(2013年2月購入) |
生活のルーティーンになっていて、乾燥機能は超便利で毎日使用。
過去にはそれなりに軽度故障を起こし、自分で数回のメンテナンスを実施。
https://…/2021/03/10/ ななめドラム洗濯乾燥機NA-VX3101Lが排水エラーU11で停止した件
https://…/2020/04/29/ パナソニック製 洗濯乾燥機NA-VX3101の給水弁交換をしてみた件
https://…/2020/04/28/ パナソニック製斜めドラム洗濯乾燥機NA-VX3101の調子が悪い2020
だがこの乾燥機能を搭載した初期型タイプは、構造的な弱点を抱えています。
それが、ヒートポンプユニットのラジエターの詰まり。これが発生すると乾燥ができなくなります。
購入1年半後に発症して掃除したのを始めに、定期的にメンテナンス。
https://…/2013/11/14/ パナソニック製斜めドラム洗濯乾燥機NA-VX3101の調子が悪い・・・・
しかし最近、また乾燥ができずにエラーとなる事象が発生するように。
磨くか・・・・
乾燥運転時に発生するホコリを捕まえるため、まずは取外し可能なフィルター、次にネジで固定されたフィルターの二段構え。
まずは取外し可能なフィルターですが、これは毎日清掃。
・乾燥運転の都度、清掃の必要があるフィルター |
毎日掃除しても、毎回それなりの量のホコリが溜まります。
それだけで洗濯物はホコリにまみれていると言うことなの??
・脱着式のフィルターユニット |
ダスキンのモップでキレイになります。
そして脱着フィルターを外したあとに出現する、固定フィルター。
・更に奥にあるフィルターは木ねじで固定されています |
どうやら、隠しリコールが出ておりメーカーの出張修理を頼むとこの部分を脱着可能なタイプに無償交換してくれるみたい。
ここもダスキンモップで掃除。
だが、この二段構えフィルターをも通り抜けてしまうと、温かく湿った空気を冷やして結露させるラジエターに、水分とともに付着してしまうのよね。
・奥のフィルターを外すと、ラジエターがこんにちは |
ただ、想像よりは汚れていないかな?
前回は綿棒でこするもびっちりホコリの膜が貼り付いていたのですが・・・・
光の具合で汚れがわかりにくいので、LEDライトを照射して撮影すると・・・・
どうやらホコリというか、べっとりと粘着力がある何かが固まっているような感じ。
・ホコリが石鹸成分で固まったゴミがびっちり |
どうやら、すすぎ運転で完全に除去できなかった洗剤成分が乾燥運転で蒸発し、ここラジエターで空気を冷やされた際に洗剤成分が出現する感じね。
それが毎日少しずつ濃縮され、ねっとりと付着。
小林製薬の歯間ブラシを使ってほじくろうかと思ったら、汚れの弾力が強過ぎてブラシが曲がってしまう・・・・
・化粧パネルを外してのアプローチは失敗 |
力がうまくかけられないので、上部化粧パネルを外しましたが、あまり作業性は改善しないわね・・・・
歯間ブラシでは駄目なので、熱湯を準備。
短く柄を切断した歯ブラシを熱湯につけ、それでラジエターフィンを擦るようにして、溶かし出す作戦に。
・熱湯歯ブラシで根気よく清掃 |
おっ!かなり除去できるね。
このヒートポンプユニットは、もともと空気中の水分を除去する役割があるので、このユニットから水分が出るのは正常であり、ドレンホースが接続されています。
冷えた熱湯が下に落ちるのは全く問題ない。
化粧パネルやフィルターをもとに戻して作業終了。
・元通りに回復 |
乾燥運転は快調に戻りました。
洗濯乾燥機、寿命は10年くらいかな? 10年過ぎるまで頑張ってもらい、新しいのを買おうかな。