消えゆく行灯式 列車接近表示機

最近の駅のホームの案内表示は、LEDの発達で激変していますねぇ。
JR東日本では、ホーム毎にある次の列車の種別・行き先を表示する場所に『電車がまいります』と点滅表示させています。

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・LED式列車種別・行き先案内表示機(電車が接近していないときのイメージ写真)

しかしちょっと前までは来ているか来ていないかを行灯(あんどん)で表示する機械があるだけで、行き先なんてまったくでわかりませんでしたよね。


これ

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・行灯式列車接近表示機 国電時代にはよく見かけたタイプ

プラスチックで『次の電車は○○を出ました』と作られていて、内側から電球で照らすやつ
機構的には電車が接近すると電球がつくだけ・・・・という超簡単仕様(笑) 国電時代にはよく見かけた記憶。


せっかくだから点いていない場面も掲載。

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・電車が来ていない時

昭和だなぁ・・・・


あるいは、これ。

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・ちょっと不親切な行灯式

とてもレトロです・・・・
私もよく写真に残しているなぁと関心。


しかし先日(と言ってもだいぶ前。)にニュースで、JR八王子支社管内で最後まで残っていた行灯式列車接近表示機がすべて撤去される事となり、消滅。

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https://trafficnews.jp/post/80497 乗り物ニュースから引用

これも時代なのでしょうね。


たぶん大多数の人は気にもとめていないでしょうが、気になって仕方がない私(笑)