ハードだった高松出張。
今回の出張は、一作業要員としての肉体労働をするはずが、なぜか出火。火消し消防士としてたっぷり頭脳労働(笑)
しかも、私が入る日の前までは、すべて順調で出火のそぶりもなかったのに、私が到着する日に合わせて出火! そしてほぼ消火しきったところで出張終了。
なんだよ~! ウルトラハードな時だけ滞在する形となってしまった・・・・
そんなドタバタだった高松出張も、バトンを後輩に渡し・・・・
・ことでん・瓦町から元京王電鉄の車両に乗車 |
ことでん瓦町駅から移動開始です。
今日は台風が接近していて、夕方には雨に降られそうな天気予報なので、早めの時間帯に移動開始して雨から逃げる算段です。
高松築港駅まで行き、JRに乗り換え。乗り継ぎの合間に、モーニングうどん。
新たなお店を探索するのも面倒で、前回同様"めりけんや"。
・めりけんや |
注文口に立つやいなや、『今なら、釜揚げ、釜玉が取れますよ~』ですって。前回は釜玉目当てで訪問して見事に玉砕したから、これは嬉しいご提案。
https://…/2016/08/23/ 一日遅れで東京に・・・・陸路で!(←おいっ)
胃の中はぶっかけうどんモードでしたが、急遽釜玉にチェンジ!
・かまたま・・・・と、鶏天 |
ほくほくと湯気が上がっているほど出来立ての、おうどん♪ むほほ~、美味いよ。
そしてJR高松駅。快速マリンライナー・岡山行き。
・四国~本州連絡列車・快速マリンライナー 岡山行き |
コレに乗れば、1時間で本州は岡山駅に行けます。
ここまで前回と全く同じ行程なので、日記を書くのが辛い・・・・、おやっ!?
Pendulum特急N2000が来ることを期待していたのですが、残念な年季が入った気動車特急うずしお号。
・気動車在来特急 うずしお号 徳島行き |
実はコレに乗って移動開始です。
指定席が取れなかったので、混雑を覚悟して自由席に乗ったのですが、ただ単に指定席の数が極端に少ないだけ(たったの0.5両ぶん。)で、とても空いている車内。
爽快な車窓を楽しめるのかと期待していましたが、ほとんど海は見えずに撃沈。
・ちょっと遠いよ、海が(泣) |
海は見えないけれど、峠を越えれば香川県とお別れ。徳島県に入ると田んぼも広がり、田舎景色が続きます。
辺り一面に広がる、蓮の花?(←たぶん。)
・ずらーっと広がる、蓮の花 |
スゴいねぇ~
そんな景色から一変し、線路も高架に変わる頃、徳島駅に到着のアナウンス。
四国ツーリングの際に、バイクでこの辺りを通り過ぎたことはあっても、徳島駅どまんなかへの訪問は初めての私。ワクワク~
四国ツーリングは・・・・2003年12月。ブロクを始める前の話なので、リンクはありません。 m(__)m
・急速に都会の景色に・・・・、まもなく終点・徳島駅 |
って、あれっ!?
せっかく高架になったのかと思ったら、地上に降りてしまい、地平駅の徳島。
しかも特急列車が、主ホーム端の方の切り欠き型ホームに到着って・・・・。
・端の方の、切り欠き型ホームに到着した、特急うずしお号 @ 徳島駅 |
凄くコンパクトな駅だけれども、いろいろの方面に行く列車が待ち構えているのね。特急の到着を待って各方面に散らばっていくみたい。
ここで、普段の私ならば冷静に駅そば店を探したのでしょうが、なにせ土地勘のない初めての場所。
出口改札を通過してしまいました・・・・_| ̄|○
・徳島駅改札 |
無論、手動改札です。出札係員全てを女性で揃えているなんて・・・・スゴいなJR四国。
駅前は、なんと八王子では閉店してしまった百貨店『そごう』が店を構えている他、いろいろお店があり、探索すれば良いものの、ココでもミスを犯す私。
次の目的地への路線バスがすでに出発を待っていたので、時刻を調べていない私はこれを逃すとさぁ大変と、飛び乗ってしまいました・・・・_| ̄|○
まぁ、昼飯もバスを降りてからで食べればよいか・・・・と。
そして30分弱。乗客は私一人という、非常に寂しく不安な状態でやってきたのがココ。
・徳島港フェリーバース |
徳島港フェリーバース。ここからフェリーに乗り、紀伊水道を渡り和歌山港に行くのです。
今日の最終目的地は、和歌山。一旦東京に戻らずに、出張to出張という、出張のハシゴ。高松から一度本州に渡り、新幹線と在来特急を乗り継いでもかなりの大回りになるので、それであればと最短距離になるフェリーをチョイス。
初めてくるこのバース・・・・もう少し栄えていて、周辺で食事処も沢山あるだろうと東京湾フェリー・金谷港っぽいものだと勝手に想像していたのですが、どうやらそれは大きな間違いだった模様。
ガラーンとしたスペースに、コンパクトな事務所棟のみ・・・・
・ガラーンとした、乗船待ち駐車場 |
フェリーに乗る自動車も、ご覧のとおりほとんど居ない。
事務所で、乗船券を買おうかと思ったら、これがまたヤバい!
・むむっ! 萌え臭がするぞ! |
ナニコレ!? 萌えキャラがいる!
それも、一箇所どころでなくそこら中に。自動販売機にペイントされていたり、売店おみやげコーナーに萌えキャラグッズが売られていたり。
・におうぞー! |
なのこの船会社?
極めつけは、フェリー本体にまで萌えキャラ。
・臭い臭い~(笑) なんとフェリー船体にまで、萌えキャラが! |
なんか怖いぞ。痛車ならぬ、痛船? これが外国船とかも行き交う紀伊水道を航海しちゃうっていうのだからなぁ。
まぁ、首相がマリオの格好で出現する国だから、こんなのでも良いのかも。
そうだった・・・・お昼ごはんを食べていなかったんだわ。
本当ならば、海鮮丼とかを期待していたのですが・・・・、売店にはカツ丼とかラーメンとか。全然そそられないラインナップに大泣きの私。
まぁ、とりあえず四国だし、やっぱりラストうどんかな。
・鳴ちゅるうどん!? |
この辺りの鳴門海峡から取ったのか『鳴ちゅるうどん』なるメニューがあるのでこれにしてみるか・・・・
ポスターに掲示してある解説によると・・・・
細さ太さ、長さ短さ、厚さ薄さが一本ごとに違い、ねじれもある不揃い麺。歯ごたえはコシを残しつつも柔らかい麺です。
パンチや歯ごたえ・腹ごたえは讃岐うどんのほうがあります。讃岐うどん好きの方が『鳴ちゅるうどん』を食べると物足りなく感じることが多いようです。
しかし、そのうち何割かの方が食後数時間後に、また『鳴ちゅるうどん』を食べたくなったということがあるようです。
軽く・優しく・強くないことが『鳴ちゅるうどん』の特徴であり、毎日でも食べられる・食べ飽きない『鳴ちゅるうどん』をぜひ一度お試し下さい。
ですって。なんか物は言いようって感じだけれども、わざわざカレーを食べるのであれば、これしかないかしら。なんだかんだいっても、讃岐うどんと比較しちゃうんですから、それなりのポテンシャルは有るでしょうよ。
たしか¥400円。食券を買って厨房に出したら、まさかのまさか、冷凍庫から冷凍麺をとりだし、湯がき始めました(泣)
・これだそうです・・・・_| ̄|○ 鳴ちゅるうどん |
なんだよ、駅そばと全く同じ製法で、しかもポスターの通りコシがないときた・・・・全然四国でうどんを食べる意味が無い、完敗の一品・・・・_| ̄|○
讃岐うどん様との比較なんて、恐れ多くも・・・・と、この商品を作った人は思わなかったのかしら!(怒)
そんなこんなで、出港時刻。徒歩組は3~4人ぐらいか? 本当は、グリーン席に座って熟睡しようかと思っていたのですが、人が少なすぎてわざわざグリーン席に避難しなくても、とても静か。
・徳島港を定刻に出港。南(写真では右)から雲が近づいてきました。逃げきれるか? |
徳島港を離れると、回頭して和歌山へ。ここまで晴れでしたが、海の上では南から雲が広がってきている模様。ここから2時間ちょっとの船旅です。
普通船室でまったり。横になれる広間もありました。
・普通船室。椅子コーナー |
しかし、こういう時って寝られないのよね、ワクワクして(爆)
結局遊歩甲板に登り、外の景色を楽しんだりウロウロして過ごしていると、2時間なんてあっという間。
台風はどこへやら。たまに大きく揺れることもありますが、至って平穏。紀伊半島が近くなってきました。
・もうすぐ紀伊半島。和歌山港。 |
また回頭してから接岸。和歌山港へ着いて驚いたのが、そのまま連絡通路を辿ると、鉄道に乗り継ぎができるのね!
屋根付きの通路に動く歩道まで付いていて、快適な移動。このルート、利用価値があると思うなぁ・・・・。(やっぱり、これだけガラガラなのは明石海峡大橋&大鳴門橋の影響がでかいのでしょうね。)
・フェリー・鉄道連絡通路 |
私は現役時代の青函連絡船や、宇高連絡船を知らないのだけれども、こんな感じで鉄道と船を相互移動していたのでしょうね。
ここまで来たら、鉄道(南海)に乗れば良いものの、そうすると市駅(和歌山市駅)に行ってしまう・・・・私はJR和歌山駅に向かいたいため、電車ではなく路線バスでの移動をチョイス。
・JR和歌山駅・・・・わ駅に到着 |
なんだかんだで到着は16時半。移動開始から(結構待ち時間が多かったけれど)6時間かかっていますが、乗り慣れたルートで楽しくない移動よりも、やはり未経験のルートでの移動が楽しいですね♪
台風による雨が降る前に逃げ切れた・・・・どうやら台風は予定のコースをだいぶ反れたとともに、熱帯低気圧に格下げとなった模様。
・台風は、九州に上陸せずに反れ、まだ四国沖 |
ふ~・・・・とりあえずは良かったわ。
前回の和歌山ステイでも、食事で当たりを引いた記憶がなく、先日に引き続き地元のスーパーでお刺身を買ってくる作戦にしてみよう。これならきっと美味しい海鮮が楽しめるはず!
・一人で食べるには多すぎる、ハマチの刺し身と、ご飯代わりににぎり寿司 |
あまりお刺身の種類がなく、サイズもデカイはまちのお刺身と、握り寿司盛り合わせ。あと日本酒ね。
すご~く期待して、一口・・・・
・ハマチの刺し身 |
・・・・_| ̄|○
ブヨブヨ。なぜ紀伊水道を渡っただけでこうも違うのだ?
よく見ると、お刺身から汁が流れ出ている・・・・ただ単に、新線ではなかったのが要因な気がする・・・・
じゃぁお寿司は・・・・
・にぎり寿司盛り合わせ |
・・・・_| ̄|○
さぁ、明日からも激務だっ!