先日に引き続き、ネタに困ったときに登場する機会がすっかり多くなったカタログ放出ネタ。
今回で5回目になりました。
さて、MZ系のカタログがもうちょっと残っていたので掲載しておきます。
Super MZ(型番 MZ-2511/MZ-2521)が発売された後、もうデータレコーダー時代ではなくなってしまったため、デザイン上のポイントであったデータレコーダーを取り外してしまった安価版のMZ-2520が登場となりました。
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・Super MZ(MZ-2520) |
フロッピーディスクも一般的なユニット式となりましたし、デザインもなんだかチープに・・・・
そのおかげで、フロッピーディスク2台付きモデルでは、19万8,000円→15万9,800円と約4万円のダウンとなりました。
裏面は、モノクロで文字がびっしり・・・・
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・Super MZ(MZ-2520)チラシの裏面 |
基本的にMZ-2511/MZ-2521とスペックは同じで、データレコーダーの削除と旧機種との互換モードが削除されただけのものです。
さらにさらに・・・・今度は逆にMZ-2511/MZ-2521ではオプション扱いだった機器を最初から内蔵した豪華バージョンも登場。
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・Super MZ V2(MZ-2531) |
なんとなんと、価格が一緒!とはシャープさんずいぶん頑張ったんですねぇ。
無印(V1)と比べて、ワープロとして使うのに必須となってくる『辞書ROM』搭載、メインメモリ128KB→256KBに増強、グラフィックメモリ64KB→128KBに増強、スーパーインポーズ機能の追加などだいぶ強化されているのに素晴らしい~
裏面はスペック。
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・Super MZ V2(MZ-2531)チラシの裏面 |
さすが機能強化版だけあって、チラシ裏面もカラー! 豪華~(笑)
しかし・・・・世間は16ビットに移り、いかにZ80を6MHz駆動したところで性能では歯が立たず・・・・
なんとなんと、末期にはこんなマシンも登場しました。
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・MZ書院(MZ-2861) |
ついに16ビットのMZが登場しました。CPUは16ビットプロセッサintel 80286に!!
一応、過去の互換を維持するためにスイッチで切り替えてMZ-2500モードもあるらしいのですが・・・・なんとCPUは80286とZ80Bの2つを搭載している! 本当に2台分のハードをスイッチで切り替えていたのね・・・・
シャープ製品のワープロ機『書院』を担ぐことでビジネスユーザーに軸足を移したのでしょう。
しかしこの後継が発売されること無く、MZシリーズは終焉となりました。