2012北海道ツーリング4日目・今日もピーカン道北巡り

道北は初山別村『初山別みさき台公園キャンプ場』で迎えた朝。
すっかり涼しくて冷房なんて不要・・・・シュラフに潜っていた方が快適に寝れるぐらい過ごしやすかったです。もう北海道は夏が終わって秋の入口といった雰囲気。


さて、ラジオにかじり付き、気になるお天気は・・・・
今日も晴れ・・・・文句なしの晴れではないのですが。天気は下り坂で、前線を伴った低気圧が通過するので、道北や南西部では早いところで夕方から降り始めて明日は大雨ですって!

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・今日もピーカン・・・・だけれども、天気はこれから下り坂。 朝6時30分、初山別みさき台公園キャンプ場を出発

しかもどこに逃げても雨は避けられないし、道北ほど降り始めが早い・・・・


よし、予定を大幅変更
出発時間を繰り上げて、早い時間に道北巡りを済ませてできる限り南下。名寄の街で宿に逃げて雨をやり過ごすことにします。
明日、朝の雨の上がる時間によっては、今日回り切れない部分を拾うか、あるいはじっと雨をやり過ごして連泊するか・・・・どちらにしろ今日は2日分の予定を1日でこなせるだけこなす・・・・というプランへ。


さっさとパッキングして、出発は朝6時30分。

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・爽快~な、朝早いツーリング  日本海オロロンラインの続き

朝は気分がイイです。なんたって圧倒的に他の交通が少ないので、ウフフ景色を独り占め!


しかし・・・・、観光ポイントは時間が早すぎてクローズ・・・・難しいなぁ・・・・

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・天塩町の赤レンガ。元役場だった天塩川歴史資料館なのですがクローズです。

手塩の街で給油した後は、日本海オロロンラインのハイライト、道道106号!


うひょ~

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・文句なしでしょ! 道道106号・日本海オロロンライン

どこまでも続く! しかし、北に行くほど天気が微妙に薄曇り・・・・

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・最高・・・・

いつまでも続く! かなり曇ってきた・・・・というかキリっぽいけど。

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・だんだん飽きてきた・・・・

同じような写真ばかりで飽きてくるでしょ・・・・
いつ来ても何にもないところだわ~。そしてこの時間帯は、車よりもバイクの台数が多い! ピースサインもバシバシ
なんだか北は天気が悪くなるというから、みんな慌てて南下しているといった感じ。今週の月曜日の全道的な雨がひどかったらしく(←昨日のキャンプ中の会話から。)、それに懲りているのかも。

良い感じな駅では日本最北な・・・・JR抜海駅

ちょっと脇道にそれて、JR抜海駅。映画、南極物語(高倉健さんのやつね。)のロケにも使われた駅

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・木造の今にも崩れそうな駅舎がいい味を出している抜海駅

うわぉ! 木造の駅舎ですか・・・・いいねぇ~、この寂れた雰囲気。


駅の看板にある『名所案内』では・・・・

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・抜海駅の周辺案内

天然お花畑(爆)
都会に住んでいるとものすごい贅沢なんでしょうけれど、裏を返せばなんにもない・・・・
この先、隣の稚内の市街地まで行ってしまえばこの最果て感は味わえない、最北端の田舎駅。


駅舎とホームを区切る扉は・・・・なんと木製の引き戸

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・木の引き戸だなんて・・・イイ! ・さすが豪雪地帯。2重の扉

しかもよく手入れされていて、大事にされている感が嬉しいですね。


休憩がてらのんびり写真を撮っていたら、お客さんが2人も来た・・・・も、もしや!(?)

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・来た~ 3時間に1本ぐらいの電車が! ラッキー!!!

なんと超ラッキー。数少ない電車がやってきましたよ。ディーゼル車。

野寒布岬&稚内市街

オロロンラインに別れを告げ野寒布岬への道に分岐。ここからは『かえるロード』に。

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・無事かえる ・あっちもこっちもカエルだらけ。

道のあちこちに『無事帰る』にひっかけたカエルがたくさん。民家の軒先にもカエルがいます。


野寒布岬に到着。今回は岬うんぬんよりも、これが見たかったの~

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・野寒布岬に立つ稚内灯台

道内一ノッポな稚内灯台。国内第二位ともいい、塔高43m
そう思ってみてみるともの凄くノッポに見えますが、意識していないと岬に意識が集中しちゃって見えてないかも。
紅白のペイントが美しいね。

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・一応・・・・野寒布岬

申し訳ないけれど、岬はサクッと見学。ココも昔はバイクを横付けして写真を撮れたのにね(泣)


続いて稚内市街へ。激変した日本最北端・JR稚内駅。昔はただの駐車場みたいなところで、バイクで乗り付けて写真が撮れた最北の線路が・・・・

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・こんな感じで今風の駅前広場になってしまいました。

駅前広場のオブジェに成り下がってしまいました・・・・いいのか、これで(?) 確実に味がなくなった気がします。増毛駅の最果てっぷりを見習うべし!
昔の写真のほうがいいねぇ~

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・2007年のJR稚内駅

無事カエル・・・・も置いてあるし(笑)


道の駅が出来たと聞いて稚内も活性化するのかぁ~・・・・なんて遠く離れた東京で想像していましたが、なんと電車の駅ごとぶっ潰して複合施設を建てるとは・・・・
ここは古きを大切にして欲しかったです

日本最北端、宗谷丘陵と宗谷岬

その後はお約束、日本最北端の宗谷岬へ。
しかし、ここも岬というよりは、爽快すぎる宗谷丘陵がお目当て。ココが大好きです。

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・宗谷丘陵は素敵です。

ちょっと走っては止まって写真。しかし、ほとんど逆光だったようで、自宅に戻ってから写真を見ると、空が青くないやつが多くて残念~(泣)

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・自衛隊のレーダーサイトもある宗谷丘陵

やっぱり、人間の目で見るのが一番なのね

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・宗谷岬灯台と宗谷岬方面を望む

最後に岬へ。やっぱり大混雑。観光バスが何台か止まっているので、近づきたくなぁい~
最北端の碑で写真撮るのでさえ行列が・・・・。私は並ぶのイヤなので、横から人が入れ替わるときの一瞬の無人状態を狙って・・・・

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・日本最北端・宗谷岬

ばっちり! あっ!コメント頂いたけど、碑には新しく英文も刻まれているわ~


時刻は11時。この先、街らしい街とはしばらくお別れな予定なので、岬周辺で食事しちゃおう。

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・元祖ぶっかけ丼の店・・・・!(?) なんてあったっけ(?)

新しい丼食堂なるものが出来ているし、価格もまぁ安めなので、勝負!

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・【美味#06】ランチは鮭親子丼 ¥1,380円

うんうん、普通においしいじゃない。観光地価格にしてはまともですね。

天北線・廃線跡を走ろう

なんと、ドデカバーさん曰く、鉄道路線だったところが道路に転用された場所があるんですって。
国道よりも道道が好きな私には持って来いな情報。北海道ってホント廃線跡って多いんですね。さっそくその『道路』の起点である鬼志別の街を目指します。


宗谷岬を越えたので、日本海さようなら。こんにちはオホーツク海。

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・オホーツク海岸を南下。日本海側と違ってこちらは良い天気~

こちらの海沿いは天気が回復して素晴らしい青空。こんなに晴れている夏のオホーツク海なんて、初めてかも!
そして下り坂と言われている今日のお天気。まだまだ持ちそうだゾ!


そして国道から逸れて、鬼志別駅(おにしべつ)跡に残るバスターミナル。

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・鬼志別バスターミナル

この時は写真を撮っただけだったのですが、なんとこのバスターミナルの2階が天北線資料館になっているんですって!!
見逃した~~~(泣)


そしてここから、猿払駅跡までは廃線跡を道路に転用したコース!

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・立派すぎる旧線跡の道路

う~む、車一台分ぐらいのしょぼい道路を想像していた私・・・・こんなに立派なの!(?) Rが緩くてアップダウンがほとんど無くて、左右は鉄道防風林でしっかりガードはさすが廃線跡。


ほとんど景色が変わらず、信号も当然無くてアクセル開けっ放し・・・・
ジ・エンド。

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・終点は猿払駅の跡

ここで終わりか・・・・あっけない。


と思ったら・・・・

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・ここから先は廃線跡を活用したサイクリングロードが21[km]・・・・自転車だと怖くて走れないわ!(クマが。)

まだまだ続く廃線跡。しかし、ここから先は自動車用道路ではなく、狭いサイクリングロード
おぉ~、こっちのほうが廃線跡っぽい雰囲気が満載~


しかしこの辺り、本州とは比べ物にならないぐらい田舎で、単独行動だと熊に襲われる危険がある・・・・クマまでは行かなくても蜂に襲われてもアウトだし。
ヤメておこう・・・・

猿払電話中継所跡と天北南部広域農道

オホーツクの海岸沿い、猿払の街のハズレのわかりづらいところにある石碑。旅風ガイドだと本当に草の中に石碑が埋もれている状態だったのですが、その後に整備された模様です。

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・猿払電話中継所跡 樺太との通信の要衝

昭和9年、猿払と樺太の豊原を結ぶ海底ケーブルが完成し、樺太~札幌~東京間での長距離電話回線が形成され電話がつながるようになりました。
その海底ケーブルの陸揚げ場所がココ猿払電話中継所。当然自動交換器とかも無い時代ですから、電話交換手が常駐して、電話業務を行なっていたのでしょう。

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・海底ケーブルの見本、そして奥の電電公社マークのマンホールこそがケーブル陸揚げ点

そして悲しい記録も残っています。樺太とここ猿払の最後の通信は『皆さん、これが最後です。さようなら、さようなら。』。

 昭和28年8月15日終戦、それから5日後の昭和28年8月20日、ソ連軍が樺太への上陸を開始しようとした。その時突如日本軍との間に戦いが始まった。

 この日の電話交換手である九人の乙女達は窓越しに見る砲弾の炸裂、戦火と化した街、刻々と迫る身の危険、もうこれまでと決断、死の交換台に向かい『皆さん、これが最後です。さようなら、さようなら。』の言葉を残し夢多き若い尊い花の命を絶ち職に殉じた。
 この思いを繋いだのが当時の電気通信の拠点として重要な役割を果たしていた『猿払電話中継所』なのです。

偶然にも今日は終戦の日。手をあわせておきました。


豪華な設備で見せるより、こういった簡易な、だけれども大切にされている展示のほうが見ているこっちが色々考えるから、面白いなぁ。


そのまま、天北南部広域農道を走りぬけます。周辺はエサヌカ原生花園のみ
なんか午前中もこんなところを走っていたけれど・・・・こっちのほうがすごいかも! なんたってマイナーだし(爆)

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・エサヌカ原野に広がる果てしない直線路

すごい見晴らしがいいねぇ~
そして重要なのがココ、この平野が広がる景色のはるか遠くに山々が見えること・・・・コレを覚えておきましょう。

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・いくら写真を撮っても同じような写真しか撮れない・・・・そう、それは何もないから(爆)

たーさま的にはちょっと進んじゃぁ『すげぇなぁ~』と言って止まって写真をたくさん撮ったのですが、後から見返すとどれもコレも全くおんなじじゃん!
バイクと真っ直ぐな道路のみ(爆)

道北・オホーツク海岸沿い唯一の難所、北見神威岬

稚内からオホーツク海岸をトレースして網走まで319 [km]を結んでいる国道238号線。北海道で一番長い国道で、日本海オロロンラインのオホーツク版といったところだけれども、愛称は特に無し。(オホーツク国道なんてのがあったかも(?))


その300 [km]超の間、トンネルはわずかに一つ。それもつい最近になって掘られたという『北オホーツクトンネル』。
そしてさらに、国道沿いにはずーっと鉄道が走っていたのだけれども、全部廃止になってしまったという廃線トレースロード。そんな鉄道の唯一の難所が平野に突然現れる山々。海にまで直接落ち込んでいるような地形なのです。

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・平野に現れた山々。まるで通せんぼをしているようです

この山々が海に落ち込んでいるところが『北見神威岬』。(Thinks ドデカバーさま。)


・・・・って、事前に調べていたからそういう視点で見ているけれど、多分普段だったらなんにも考えずにスルーしていたかも。
北オホーツクトンネルが開通する前にもここを何回か通っているにもかかわらず、なんにも覚えていないものね。(もっとも天気がハズレで余裕がなかったのかも。)

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・北オホーツクトンネルの手前で分岐する旧道  こっちも数年前まで国道

さぁ、私は当然トンネルは通らずに旧道に分岐。旧道も風光明媚な観光ロードとして残されているのです。


岬の先端を目指しますが、左は海岸。そして右には旧線跡の築堤が迫って来ました。今でもはっきりと分かりますね~

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・岬の先端へのアプローチ

そして1 [km]ほど走ると到着、北見神威岬

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・北見神威岬のシンボル 白と黒でペイントされた北見神威岬灯台

この辺りは冬は吹雪いて白一色になっちゃうのでしょう。白い灯台だと景色に埋もれてしまうので、白黒ペイント
そして灯台のすぐ下を、国鉄最小半径だったRでカーブして通り抜けていた鉄道・・・・


草がぼうぼうだけれども、どこかアプローチできないかしら(?)・・・・


あった!

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・灯台関係者用のメンテナンス路か(?) ・結構登っていきます

あったけれど・・・・かなりの恐怖辺りは人影がゼロ。怖い~


自動車で登った跡か・・・・自動車ならクマが襲ってきても平気だけれども、私は生身。
廃線跡っぽい場所に出てきました。

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・廃線跡。草ぼうぼうだけれどもはっきりと分かります。赤白の杭もありますし。

そしてこの旧線跡からが灯台の入り口みたいです。


灯台の説明表示がこんなところに建っていましたが、鉄道現役時代だとこんなところに徒歩では来られないだろうし・・・・今でも当然無人だし・・・・誰が見るんだ(?)

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・北見神威岬灯台の説明看板

そしてさっきから恐怖を感じてしかたがないのは、廃線跡の光景が・・・・

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・大きな骨と・・・・ ・何らかの皮が残る食い荒らされた跡

なんか自然界の恐ろしさ。クマがご飯食べたような跡が残っています。ひぇ~~~~


これを見ちゃうとこの後一人で灯台の足元まで登って行こうとは思えないでしょう。コワイ、引き上げよう~(泣) 

国鉄美幸線・廃線跡もとい一度も鉄道が走っていないオブジェトレース

さぁ、この辺りから出発前の調査の甘さが際立ってきます。道道沿いにいろいろと点在しているのはわかっているのですが、それぞれの細かい座標とかアプローチ可不可などの情報が皆無


私が愛用する美深アイランドキャンプ場がある美深駅から分岐して、枝幸まで建設していた途中で廃止って・・・・
しかしわかる気がする。並行する道道をトレースしていたのですが、まぁ~キタキツネとバシバシ遭遇するほど山の中だし人影ないし


でもやはり、鉄道を建設しようとしていた爪痕は残っていますね。路盤工事はすべて完了していてあとはレールを敷くだけというところで建設中止だったそうで。

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・堂々脇に並行している廃トンネルだっ!

本当だ、オブジェが残っているじゃん!


反対側は・・・・無残な姿に。

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・コンクリートで完全に蓋をされているトンネル

完全に塞がれています。いたずら防止というよりは、熊とかが住処として使っちゃう可能性も否めないからのような気がします。


橋も残っていますね。

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・きちんと作られている橋

でも本当は、『廃線跡の記録3』の本に乗っていたこの場所をこの目で見てみたかったのよね~

https://…/2012/03/22/ 最近の愛読書は・・・・

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・美幸線跡 第3仁宇布トンネル上より仁宇布方向の築堤と橋

でも、かなりダートを走らなければならないらしく、またアプローチする道すら見つけられないのでした。


また次回にお預けだな・・・・


ただひとつ、分かりやすいような分かりにくいのがココ、天の川トンネル

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・道道120号 天の川トンネル・・・・もともとは(?)

なんと、険しい峠を越える道を作るのに、旧美幸線のために作られたトンネルを、道路用として転用するのが費用面から望ましいということで、拡幅利用しているのです。


そんな知識がないと、ただのトンネルとしてすんなり通過してしまいそうですが、『教養は人生を豊かにする』んですね。

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・よく遭遇するキツネくん

そうそう、とにかく沢山遭遇するキツネくん。ようやく一枚だけ撮影に成功です。だって~、バイクを見ると速攻で逃げてしまうのでね。

仁宇布駅跡はトロッコ王国に変身~ 

本来であればここで半日ぐらい時間を使う予定にしていた場所。旧美幸線の跡、レールをそのまま使って片道5 [km]にも及ぶトロッコの運転ができるんです。

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・仁宇布駅跡 トロッコ王国

当然片道5 [km]もトロッコを運転するとなると時間がかかるだろうし、お盆の時期だから混雑するだろうし・・・・


その読みはやはり当たりで、出発は毎正時なんだけれど、もう今日は予約でいっぱい・・・・

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・仁宇布駅から美深方面に5 [km]走れるんです。

仕方がないから見学だけ。乗車はまた別の機会にしようっと。
説明とかを聞いていると、踏切あり橋梁ありなかなか面白そう~ しばらく待っていたら先行のトロッコが戻って来ました。

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・トロッコってこういうやつか~ ・なんと驚きエンジン付き

てっきり自転車みたいなやつで漕ぐのかと思っていたら、エンジン付き!
踏切とかあってブレーキ操作も必要とかあって、普通自動車運転免許所持者しか運転ができないという制約が付いているのかぁ~


あぁ~ザンネン、ますます乗ってみたくなりました。しかたがないのでバイクで沿線観察

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・今にも本物の列車が走ってきそうな雰囲気ですね

うわ~、リアル~・・・・って当然か。本物の廃線跡だもんね。


橋と踏切。さすがに踏切は農道との交差であって、自動車がバシバシ行き交うような踏切じゃぁ無かったですが・・・・

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・リアルな橋 ・ちょっぴりリアルじゃない踏切

それでも想像以上に面白そうです。


5 [km]先のUターン場所。輪っかみたいな線形のレールになっていて、集団が全部一度停車・集合して向きを変えてから戻っていくようです。正面衝突を防ぐために集団をうまくコントロールしているんですね。

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・Uターン場所 ポイントも本物ですね。

北海道ってこういう工夫をこらしている施設が多いから素敵ですよね。

もう一つオマケ

あぁ疲れた~、今日はポイント回りすぎです(距離を見ると大したこと無いけれど、ちょこまか止まっては見学していると疲れる~!)。陽もだいぶ傾いてきたし、今日の宿泊予定地の名寄まであと一息
地図とにらめっこすると、国道よりも面白そうなルートが・・・・


智恵文のひまわり畑

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・ひまわり・・・・は(?)

ひまわり、そのほとんどが花が散ってしまった・・・・
時期的にもう終わってしまったようです。ザンネン!


名寄の街に到着。この街、天気が下り坂の時にしか来ない(←失礼!)ので、あまりよい印象が無かったりもしますが・・・・
名寄の街では回転寿司で舌鼓

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・【美味#07】回転寿司

いや~、走った走った・・・・
宿のおじさんに、ずいぶん前の事のお礼を言うために、同じ宿にしました。
以前ここに泊まったとき、当然雨でカッパ走行してここにたどり着き、部屋にカッパを干してそのまま忘れてしまったのですが、なんとわざわざ(ただで)宅急便で自宅まで送ってくれたのです。


なんとか雨に降られる前に名寄まで逃げ切ることができました。ホッ・・・・
早速情報収集・・・・

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・今日の夜から非常に激しい雨 ・前線を伴った低気圧が直撃! 明日の朝9時でまだ日本海か・・・

相変わらずテレビでは天気が大荒れになると連呼しているので、ホテルを連泊に変更しちゃいました。悪天の中を無理に走るよりも、走らずに楽しむのもアリでしょう。


今回の旅では、結果的にノートPCを持ち歩く事になってしまったのですが、意外に振動って大丈夫なのね。人間が背負うとか、衣類の上に置くとかは結果防水に難がありと考え、パニアケースに収納しておいたのですが、結構無敵!
それどころか、バッテリー駆動8時間とかなので、キャンプ中でも一晩全然使えるし、やはり携帯/スマフォとは情報収集能力がけた違い!
今日の宿泊では、インターネット接続口も用意されているのですが、しまった~LANケーブルが無いじゃん!


そうだ!
ヘルメットに装備している自作ヘッドセットとバイクを結ぶケーブルがLANケーブル互換だったわ~!

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・ヘッドセット接続ケーブルを使ってインターネット! 世界でこんなことしているの私ぐらいしかいないかも(爆)

まさかこんなところで役に立つとは思いもしなかった、共用設計!(爆)


今日はもう飲みに行く体力もないほどタップリと疲れ、部屋飲みバタンキュ~ Zzz・・・・
明日の朝はどうせ雨、ゆっくり朝寝坊が出来そうです。

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https://…/2012/08/16/ 2012北海道ツーリング5日目・低気圧が通過した朝は・・・・作戦勝ち