先日のツーリング時に発覚した、デジカメをバイク走行中に使いやすくするカスタマイズした部分の破損。
グローブをしたままデジカメを操作するのでボタン類はデカく明確である必要があるのですが、標準状態のデジカメ電源スイッチはわざと凹んでいて押しにくくなっています。
そこでデジカメ全体を包むラバーカバーの電源スイッチ部分を凸状に加工していましたが、その加工部分が脱落!
ラバーカバーの凸加工が脱落した日記
https://…/2025/10/06/ リコーGR3のバイク乗車撮影仕様の電源スイッチが消滅した件
なので再び凸加工をしてみることにします。
まずは漏れ防止のためにメンディングテープを内側から貼り付けて栓をします。
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| ・底が抜けないようにメンディングテープで仮栓。そして弾性接着剤 |
私の工作にはちょくちょく登場する弾性接着剤。硬化するとゴム状に弾性を有する状態となり、耐水、耐衝撃、そして強固とかなり理想的な性能を有します。
欠点は硬化に時間がかかること。
まずはメンディングテープの上に薄く弾性接着剤を流して膜を作ります。
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| ・まずは底を薄く弾性接着剤で塞ぐ |
溢れた部分は後で爪で擦って落とせるので今は気にしません。
薄い膜が硬化したら、今度はその上から芯材となる3mmナットを置きます。
コレが自分の指の代わりにデジカメの電源スイッチを押してくれる格好です。
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| ・3mmナットを埋め込む |
この部材にしたのに明確な理由はなく、自宅に大量にストックしてありサイズ感が丁度よいからです。
続いてはこのナットの固定を兼ねて、凸状に弾性接着剤を盛り付けます。
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| ・その上から弾性接着剤で凸状に盛り付けます |
ある程度固まったら、その上から『追い』弾性接着剤をして凸高さを稼ぎます。
周囲のラバーカバーとも一体化させてモゲないようにするため、ちょっと周囲にもはみ出させます。
そして1日放置して完全硬化。
実際にカメラにセットするとこんな感じ。
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| ・1日放置して完全に固まったらカメラをセットして動作確認 |
本当は黒色弾性接着剤なのですが、長期間放置していると透明の基材と黒色着色成分が分離してしまい透明になってしまいますが、まぁもともと見栄えを気にしていないのでこのままで良いです。
電源オン!オフ!のテスト。普通に動きますね。
凸状にすることで触覚だけでコントロールすることができる(シャッターボタンはこの電源スイッチのすぐ前なので、この凸が目印になる。)のもメリットの1つ。
ただ全体的に弾性接着剤を盛りすぎたのか、ちょっと硬めの操作感覚になっちゃったかな。




