思わぬ形で実験する形に・・・・ポリプロピレン接着剤

ヒビが入ったパニアケースをスマートに修復出来るかもと、期待して購入しておいた接着剤
パニアケースの材質が難接着材質であるポリプロピレンのため、今まで愛用していたセメダイン製『SUPER X』では接着できないのです。

https://…/2015/09/15/ 最終目標はパニアケース接着! ポリプロピレン接着剤を実験してみよう・購入編

・【使い回し写真】ポリプロピレン対応接着剤 コニシ製・セメダイン製

コニシ製SUプレミアムソフトとセメダイン製PPX
実際にパニアケースに使う前に、何かで実験してみようと思いつつ、時間ばかりが経過。


そんなとき、そろそろ寒くなってきたのでジャージを着ようかと思って、ファスナーを引っ張ったらツマミ(?)がモゲてしまいました。
金属製の短いツマミにプラスチック製のツマミと取り付けた構造だったのですが、固定する爪が劣化してしまったのか、そのまま再使用できません。


じゃぁ接着だな
使い慣れている弾性接着剤、セメダイン製SUPER Xで接着。24時間後に使用してみると・・・・
あれっ?接着出来ていない! プラスチックのように見えたのは、ひょっとしてポリプロピレン製!?(もしくは、ポリエチレン製?)


それではと、ものは試しでポリプロピレン対応接着剤、コニシ製SUプレミアムソフトを投入。

・短い金属部分に、接着剤を塗布

とても短い金属部分に黒い接着剤をたっぷり目に塗布し、プラスチック部分を取り付けます。


こちらも完全硬化に24時間かかるなど、性質はSUPER Xにそっくり


さて24時間後・・・・

・接着完了。境目は爪で擦ったので多少汚いですが・・・・

おぉっ! 付いている!
固まった感じもSUPER Xにそっくりな弾性接着って感じ。
硬化後に残っているペトペト感もSUPER Xそのもの。はみ出たところを爪でそぎ落とせたりするところも(笑)


違いと言えば・・・・弾性と言いつつも、コニシ製SUプレミアムソフトの方がちょっと粘りがあるかな?と言った程度。
バイクのような屋外で使用しても充分な耐候性を持っているのか?とか、電気的に絶縁?とかもうちょっと調べてみますが、ファーストインプレッションはなかなかといった感じです。