ロングキャンプツーリングの道中であると便利なのがAC100V電源。
1泊2日だと電源なんて無くてもどうにでもなるのですが、長い期間をキャンプ生活・・・・野人をしていると電源供給のありがたみがわかってきます。
デジカメの電池の充電やら携帯電話の充電。
このためにバイクにAC100Vを作り出すインバーターを搭載しています。
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・右側リアカウルの内側にインバーター装着 |
これで電源の心配はなくなっても、問題は走行中にどうやって充電するか(?)(?)(?)
10年前は携帯電話も1回充電すれば3~4日は持つしデジカメ(単三乾電池)も同様。つまり『時々しか使わない』で事が足りたので、晴天の日に限定して携帯電話を荷物固定用のゴムロープに挟み込んで充電していました。
しかし、単三乾電池は走行中にバラバラになって飛んでいきそうな心配もあるし、『荷物くくりつけ充電』は精神衛生上よくない・・・・
時は進み、パニアケースを装備した頃。充電する時はパニアケース内にAC100Vケーブルを引き込むことで、広大なスペースで沢山の機材を安全に充電できる・・・・
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・パニアケース内にAC100Vケーブルを引き込んで充電 |
ハズだったのですが、引き込んだケーブルのせいでパニアケースの蓋が完全には閉めることができず。
あの重い蓋なら大丈夫だろうと思ったら、風圧で開いてしまうこと数回。ついでに搭載していた軽い衣類を飛ばしてしまったことも。
そこで、今回の北海道ツーリングから実戦投入してみた電源ポッド。リアの空きスペースに使わなくなったウエストポーチを装着。ここにAC10V電源ケーブルを引き込み、この中に防水のためにジップロックで包んだ充電器類を常備。携帯電話やらスマフォやらもココに収納して確実安全に充電しようとする作戦です。
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・TSM-003電源ポッド |
が・・・・そうはうまく行きませんでした。
下の写真をご覧ください。搭載すべき充電器です!
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・電源ポッドの中身 |
充電器積みすぎだろっっっ!というぐらいの量になってしまいました。詳細はコチラ。
種類 | 目的 |
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単三/単四乾電池充電器 | GPSロガー用・電池7本でローテーション/ポケットラジオ用 |
デジカメ充電器 | デジカメの電池充電専用・電池2本でローテーション |
携帯電話充電器 | FOMA携帯電話用 |
USB充電器 | スマートフォンIS02・位置通報用 |
USB充電器 | スマートフォンIS02・セカンドバッテリ用 |
さらに、充電中はそれら被充電側機器も収納してしまうつもりでしたが、そもそもこの巨大な充電器群だけで中身が一杯になってしまうほど。
一番不安な単三乾電池とデジカメ電池は充電器内に格納する形で充電するので、走行中にバラバラに飛んでいってしまうリスクからは回避できますが、その他バッテリー類は結局荷物に括り付けて充電するしかありませんでした・・・・(泣)
絶対的な容量不足が露呈したのです。
しかしやはり便利だったこの電源ポッド、更なる改良をしてレギュラー装備入りさせたいわっっ。
こんなに悩むならリアケースを取り付けてしまえばよいのですが、電源引き込みようの加工をしなければならないので、その辺りで売っているハードケースに穴あけ加工するかな・・・・