ついこの間の電源ポットのお話しと一部重複していますが・・・・ロングキャンプツーリングの日程中には基本的に外部から電源供給を受けることができません。
携帯電話にデジカメ、GPSロガーにスマフォ・・・・電力を必要とする機材は沢山持ち歩きますが、長いものでも2~3日で電池がスッカラカンになるため、走行中にバイクの電力系統から拝借して充電してしまおうという考えは、極めて自然に出てくると思います。
そこで搭載したのが、DC12VからAC100Vを作り出すインバーター装置。カウルの内側に隠すように設置して風雨から守り(←それでも完全防水ではないので、本格的な雨の時は運用停止という制限がありますが・・・・)走行中に何でも充電できてしまうようになりました。
・第一世代 AC100Vインバーター | ・第二世代(現行) AC100Vインバーター |
これで電力供給の心配が無くなり、当時はリアに布製の振り分けバッグを使用していたので、バックの中に被充電機器を放り込み、ファスナーを1cm程開けておいて電力ケーブルを引き込めば、安心・安全に充電できました。
・振り分けバックのファスナーをすこし開けておいて、電力ケーブルを引き込んでいるところ【黒いケーブルと白い三又】 |
時は進み、荷物水没への対策としてパニアケースを装備しました。
すると、ケースの蓋『全閉』か『そうではない』しか選択できなくなり、前出の『1cmだけ開けておく』ようなファジーな対応ができなくなりました。
それでも充電はしなければならないので、北海道ツーリングの最中に、パニアケースの中に被充電機器を放り込み、電力ケーブルを引き込み、パニアケースの蓋はロックできないので自重で閉めておく状態で走行したのですが、、80km/h~100km/h近い巡航速度が続くと何時の間にか開いてしまい、そして中の荷物も飛ばされてしまう・・・・(泣)(←カッパとジャージを飛ばしました!)
荷物を飛ばされてしまった日の日記https://…/2008/05/07/ 単なる移動日のはずが・・・ラッキーマン ~2008GW北海道ツーリング・行程11日目~
そう、パニアケースを装着してからは、安心・安全に充電できていないのです。
その対策として、今回・2011年の北海道ツーリングの際は、リアキャリア上にウエストポーチを固定(←電源ポッドと呼称)して、その中に被充電機器を搭載、充電運用しました。
・TSM-003電源ポッド |
これが快適~なのですが、いくつか改善点も見受けられました。
- 絶対的な容積が不足している。もうすこし大きいサイズが欲しい
- 防水対策が不完全。ジップロックで包むことで防水性能ほ補完しましたが、入れ物自体に防水性能が欲しい
- 携帯電話等を格納するので、鍵ロックが欲しい
- 大きさはムダに大きくなく、必要最小で良い。できれば目立たなければさらに良い。
- ケースには電源ケーブルを引き込むのに穴あけ加工をするので、できるだけ安価なもで良い
と、かなり厳しい条件が並びました。
まぁ、実用を求めるとこうなっちゃいますよね・・・・
次回のロングツーリングまでには対策を完了させるつもりで、いろいろ調査してみることにしました。
まず思いつくのは大きなカメラを持ち歩く用のカメラバック。会社帰りにビックカメラ八王子店を探索してみました。
・一面にカメラバックが並んでいます~~~スゲぇ |
ものすごい種類が置いてありますが、みんな布製。アルミをイメージしていたのですが、これだと防水性能が改善できないのでダメそうだなぁ・・・・
・布製バッグが主流みたいです | ・値段はお手ごろ |
アルミケースもほんの少し置いていましたが、デカ過ぎてダメ・・・・。
八王子店の品揃えが悪いのか、私の要求が特殊なのか・・・・今度はもう少し広い立川店を覗いてみることにします。