電子少年 た~さまの自叙伝番外編#2 ~懐かしいフロッピーディスク~

時々日記に登場する『自叙伝』シリーズの番外編です。
といっても本編が進まないのに2連続で番外編です・・・・私、た~さまの電子工作人間へ至るお話しの『自叙伝』シリーズのストーリー上、特に歌わなくても良いけれども、ネタとしては日記を一日埋める事ができるので捨てるのは勿体無い!という廃品利用政策です。

https://…/2010/02/23/ 電子少年 た~さまの自叙伝・第1回 ~小学生高学年の出会い~
https://…/2010/09/11/ 電子少年 た~さまの自叙伝・第2回 ~一つ知れば十の疑問~
https://…/2010/09/14/ 電子少年 た~さまの自叙伝・第3回 ~私にでもできるのでは(?)(?)~
https://…/2010/10/19/ 電子少年 た~さまの自叙伝・第4回 ~趣味はマイクロプロセッサ!(?)~
https://…/2010/12/27/ 電子少年 た~さまの自叙伝・第5回 ~ついに動いた!自分設計のワンボードマイコン~
https://…/2011/01/05/ 電子少年 た~さまの自叙伝・第6回 ~高校での友人~
https://…/2011/01/20/ 電子少年 た~さまの自叙伝・第7回 ~コピープロテクトって面白い!~
https://…/2011/02/07/ 電子少年 た~さまの自叙伝番外編#1 ~アセンブラに限界を感じる~

自叙伝シリーズの日記を書くネタとなる各種資料を探すため、部屋の中をひっかき回していると出てきました・・・・5.25インチ2Dフロッピーディスクが!(以下、面倒くさいので5インチと標記します。)
今はフロッピーディスク自体が廃れちゃっていますけれどもね・・・・

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・出てきた5インチフロッピーの箱!

それでも、代名詞的に残っている3.5インチ2HDフロッピーディスク。『2HD』にもきちんと意味があります。
もともとは・・・・『1S』(片面単密度)から始まり、メジャーなものだけでも『2S(両面単密度)→2D(両面倍密度)→2DD(両面倍密度倍トラック)→2HD(両面高密度)』と進化してきましたが、ウチにあるのは2Dフロッピーディスク

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・新品未開封の5インチ2Dフロッピーディスク

それもご丁寧に、封を切っていない新品10枚入りフロッピーディスクなんてのもある! 値打ちが出るとでも思っていたのかしら・・・・


そして、スグに撤退してしまいましたが、生活用品で有名な『花王』もフロッピーディスクを生産していました。

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・生活用品のイメージがある『花王』のフロッピー 界面活性技術がウリなんだけれど・・・・

フロッピーディスクメーカーとしてはずいぶん後発だったと思います。独自の界面活性技術を担いで乱入してきたのですが、風の噂ではスグにカビが生えてきてだめになってしまったとか。

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・私の花王フロッピーはカビは生えていません

私のやつは・・・・20年以上大丈夫みたいですが


ラベルをよく見てみると、ゲームセンターで流行っていたパズルゲーム『コラムス』を自分で作ってしまおうとしていた頃のみたい。
アセンブラソースコードがいろいろあってフロッピー4枚分

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・コラムスX1開発ディスク アセンブラソースコードがたくさん

一番難しかったのが、初級プレイヤーに対してヒントをだす思考ロジック
宝石を置いてから、次の宝石が登場するまでのわずかな時間内で、結局総当たりで宝石を置いてみて、縦横3つ以上連なる場所を探しだし、そして点滅してお知らせする処理・・・・
ヒント処理だけでソースが一つ分離しちゃうほどのサイズでした


高級言語で記述すれば単純だと思いますが、なんたってZ80アセンブラ。マトモな計算は8ビットのAレジスタ1本のみ! 少ないレジスタをどう使えばステップが短くなるかひたすら脳内最適化!

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・(イメージ画像)宝石を置くと崩れる可能性がある場所をヒント枠でプレイヤーに教えている

知らない人には一切伝わらない内容ですが、このフロッピーを見ただけで思い出を語れる・・・・


アルゴリズムを自分で考えて形になったときは、本当に嬉しかったんですよ!

https://…/2011/03/15/ 電子少年 た~さまの自叙伝・第8回 ~時代は16ビット~