雨除けひさしの製作

今日のお話は『無線』カテゴリーにしましたが、無線機/ヘッドセットの機能にはまったく影響を与えない内容です。


愛車のバイクに、バーテックススタンダード社製多機能アマチュア無線機FTM-10Sを取り付け、自作のヘッドセットやらPTTスイッチやらを配置し、無事に運用を始めています。(ツーリングのときの連絡だけだけど・・・・)
バイクでの運用を前提に開発されただけあって、無線機は完全防水。コレは頼もしいのですが、周辺の自作回路は非防水・・・・

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・バイクのハンドル周りに設置したFTM-10S操作パネル

防水には気を使って製作はしたので、アッテネータ等にはまず水が浸入することは無いと思われますが、防水コネクタが入手できずに普通コネクタで製作した、しかも外部に露出している部分があります。
この部分には、DC+5[V]グランド(←簡単に言えばプラスマイナスが配線されている)ので、雨水が浸入しショートしてしまうと、ヘタすればバイク側のヒューズが切れてしまい走行不能なんて事態も想定されます。

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・左ハンドル下に設置の接続ボックス ・そこに接続するコネクタが非防水!

幸いのところ、この新型装置を設置してから『雨天走行』を経験していないのですが、雨のたびに冷や冷や心臓に良くありません!


そこで、プラスチックでひさしを作り、雨水が直接伝わって浸水しないようにしてみます。
厚さ2mmのエンビ板を用意して、カッターナイフで切り取りヤスリで形を整えて接着剤で形を作っていきます。

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・エンビ板 衝撃や曲げに強く、燃えにくく、そして耐水性 ・カッターナイフでケガき線を入れます!

エンビ板にカッターナイフで少しずつキズを付け、そして深くしていき・・・・

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・万力で挟んで・・・・ ・バキッ! と折ります

万力で挟んで折り曲げる力を加えると・・・・パキッと切り取ることができます。


同じ要領で、さらに欲しいサイズに細かく切り分けます。

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・細かいパーツに完成

続いてヤスリ。切り取り面はザラザラしているので滑らかにするとともに、今回は斜めなパーツが欲しいのでひたすら削ります・・・・

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・斜め加工中

そして、それらを接着剤で接着・・・・

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・パーツ同士を接着して・・・・ ・最後に接続ボックスに接着!

最後にパーツ同士を接着し、接続ボックスのコネクタを取り囲むように接着します。
これで、非防水コネクタの雨カバーが完成で~す♪


バイクのパーツとかでは『アルミ削りだし』なんてのがあるけど、コッチは『プラスチック削りだし』です。(←正確には違うかな(?))


私の遠い記憶をよみがえらせても、小学校の頃から工作が好きで、画用紙とハサミがあれば何でも切り出して形にしてしまう人でした。
当時のNHK教育テレビでやっていた『できるかな』のノッポさん系(?)


ちょうどチョロQとか流行ったときに、走行コースとかを牛乳パックとかをかき集めて、学校の机の上に自作してしまい(机1/3ほど、セロテープで付けているから外せないけど、当時はなぜか担任の先生公認だった・・・・)、規模が大きくなってきたので隣の机に分割して作って、休み時間だけ合体させて遊んでいたなぁ・・・・。
ちなみに私、ハサミは右手でも左手でも使えます

https://…/2009/12/07/ ツーリングと呼べないミニミニツーリング