先日、久しぶりに無線が活躍できるツーリングが有ったというのに・・・・
https://…/2016/08/07/ 突然スパルタン!木曾谷・伊那谷・秋葉街道ツーリング
私のヘッドセットが不調により、電波は発射できても無変調。原因はマイク接続用のRCAピンジャック(メス側)が根本から折れていたため、グランド線が浮いてしまったというもの。
・ヘルメットに取り付けているコネクタボックス。ここから脱落したRCAピンジャック |
えぬむら氏からは『いい加減ヘルメットごと新しい物にしたほうが良いよ』とアドバイス頂きましたが、今の私にはヘルメットを一新し、かつヘッドセットも一新する隙がないので、まずは今の機構を復旧させることを優先したい・・・・
その前に、そもそも修理が可能なのかを診断です。
一番の難点は、ボックス脱落防止のために、ボックス内側を弾性接着剤で接着固定してしまったため、開封が出来るのかということ。
マイナスドライバーを使用して強靭なパワーをかけたら、メリメリッと剥がすことが出来ました~♪
・接着固定してあるボックスを引き剥がします |
コレが出来てしまえば、後はなんとかなりそう。
折れてしまったねじ山部分とナットが浮いてしまい、カランカランしている状態。
・ネジが折れている! |
それらを取り出してみました。
本来はコネクタ部分とねじ山部分は一体となっているはずなのですが、6年間の使用による金属疲労によるものなのか、折れるというよりも亀裂が入って徐々に進行し、完全に分離してしまったと考えられます。
・一体構造のコネクタとネジ部が破壊分離している |
使用条件が厳しいので、金メッキ品を使用しているのですが、ワッシャにはサビのような何かが浮いているなぁ。
それ以外に特にサビは見受けられず。単純にねじ山部分の金属の肉厚が薄くて強度不足だったのか?
ちなみに、手持ちの金メッキではないRCAピンジャック(メス)と見比べれば一目瞭然。
・手持ちの部品と比較。本来はこういう一体構造 |
本来は、コネクタとねじ山部分は一体形成されていて分離できないんです。
これならば、部品さえ買ってくれば修理は可能と判断します。でも、今回修復しても耐用年数は5年程度としておいたほうが良さそうですね。
そうそう、同時期に使用を始めた白バイ用マイクですが、すぐに壊れるだろうともう一つ予備品を持っているのですが、さすが国に納める部品だけあって、頑丈に作られているようで、まだまだ使えそうな雰囲気です。