高山・富山ツーリング1日目~渋滞覚悟で出発!意外と走れます

お盆のど真ん中、15日・16日にかけて富山にツーリングに行こう!という企画があったのですが、一泊二日で富山はもったいなさそう・・・・。
というわけで、私は一日早く出発させていただくことにしました。


富山に向かって駒を進めておくので、富山の近くでどこか楽しそうなところは・・・・、そうだ!岐阜県下呂を経由することにしよう!
以前、岐阜ツーリングの際に○ふさんに教えてもらった(←いや、自慢された(?))『飛騨牛鉄火丼』がとっても美味しかったそうなので、それを食べに行きつつ、その辺りのクネクネを走ることにしました。

高速度巡航試験

自宅・八王子からは中央道を使って西進。長野県の飯田ICを目指します。

・パーキングにはツバメさん

そして、ツイこの間取り付け作業が完了した高速度巡航時の暇つぶしツールFTM-10S無線機を使用して、MP3プレーヤーで音楽を楽しみつつ、ハイウェイラジオをリスニングして渋滞情報や気象情報を入手しちゃおう! という実験を行います。

https://…/2009/08/06/ FTM-10S無線機取り付け作業

八王子インターから2km程で、ハイウェイラジオ区間がスタートしたので、さっそくAM1,620KHzに周波数を合わせると・・・・


ざ~~~~っ
点火プラグのノイズが激しくて、お姉さんが何かしゃべっていることは確かなんだけど、何言っているかさっぱり判りません・・・・
一般道で受信テストしたときは、せいぜい40km/h~60km/hでのんびり流していたのですが、高速度巡航でエンジンをガンガン回している状態では受信不能であることが判りました!(>o<。)

https://…/2009/08/08/ FTM-10S無線機運用テスト

たぶん、これは受信機の問題ではなくて私のバイクの問題だと思われます。電池式のポケットラジオを胸ポケットに装着して、イヤホンでラジオを聞きながら走ろう!的な実験をしたときも、エンジンに火を入れた瞬間『ざ~っ』とノイズにかき消されて諦めたほどですからね。
MP3プレーヤーのテストは順調です。しかし、FTM-10Sが要求する入力レベルが比較的大きいので、MP3プレーヤーの再生音量を大きくせざるを得ず、そうすると電池が急速に無くなっていくという悪循環に。バイク本体から1.5Vを供給してあげるようにしなければ、北海道キャンプツーのような長距離に対応できません。(そのうち対応することにします。)

・車は多いけどスムーズ ・飯田インターに到着

あっ、話題がずいぶん逸れてしまいましたが、中央道、車は多かったけど渋滞で速度低下するようなことは無く、きわめて順調に飯田インターに到着しました。

目指せ 下呂!

飯田インターから、有名な温泉街・下呂(げろ)には、国道256号線をトレースしていきます。
この辺りの国道は、昔ながらの狭い低速ワインディング路から、お金をかけて超豪華な快適路に変身しているところまでさまざまです。


国道256号も快適路で、高原で涼しいし文句なし!です。

・R256 昼神温泉に向かう ・豪華な一般道長大トンネル ・道の駅で休憩

道の駅では、お盆の観光客目当てなのか、どこでも出店が軒を連ねて私達を出迎えてくれます。
本当ならいろいろ食べたい! でも、今日は・・・・ランチに重点を置いているので、ココまで朝食も最小限にしてお腹をすかせているので、ココで浮気はいけません。我慢!


もう少し駒を進めると・・・・だんだん道が怪しくなってきました。

大型車通行不能の看板が ・いよいよ狭いかな(?)(?)(?) ・だんだん好きなパターンに ・心地よい田舎道です

人里はなれた険しい山道・・・・というわけではなく、程よく人の気配がする田舎道で、穂がたっぷりの田んぼが美しいです。

下呂に到着

さて、下呂に到着しました。この地名・・・・冗談ではなくて本物だものなぁ~

・JR下呂駅

そして、今日の目的のお店に一直線です。合掌村の隣にあるお食事処『菅田庵』です。
営業時間もあらかじめ調べてきましたが、朝9時30分からオープンしているので、今回みたいな八王子を早朝に出発して、朝10時に下呂に到着しても安心なのです。

・古い建物の『菅田庵 ・うぉ~~、味がある! ・木の柱が素晴らしい~

まだ時間が早いのか、お客さんは私一人。そして、飛騨牛鉄火丼¥1,800円をオーダー

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・飛騨牛鉄火丼¥1,800円 ・うわ~、スゴイよ~!

うわわっ、本当の鉄火丼みたいに、赤身が敷き詰められています。これは美味しそうだゾ!!


醤油に相当する、特製のタレがかかっていて、コレがまた美味い!
そして、脂っこくなくサッパリしているので、パクパクと食べれてしまいます。お腹を空かせてきた甲斐がありました。

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・むほほほほ~

お腹いっぱい、大満足でした。
普通なら温泉に入っていくのでしょうけど、今回の旅装備での温泉セット(?)は1つだけ。明日に回すために今日は寄らずに我慢します。

青空の下を快走! 九頭竜湖へ

今日は綺麗な青空。こんな青空の下を走るなんて久しぶりだから、なんだかそれだけで嬉しいのです。
国道41号。すぐ脇を飛騨川が流れる深い谷沿いを走ります。

・深い谷沿い R41 ・綺麗な飛騨川

再びR256郡上八幡、R156白鳥を経由して、一気に登坂。岐阜/福井県境の油坂峠を越えます。この峠には長大トンネルの『油坂峠道路』があるのですが、当然旧道をいきます。(手持ちの地図が古くて、自動二輪¥400円なんて書いてあったんですけど・・・・今は無料らしいです。)

・油坂峠越えの旧道 ・コッチは岐阜県 ・アッチは福井県

この峠を越えた後は、周辺の川は全て一つにまとまり、九頭竜川。そしてその川をせき止めて出来た九頭竜湖。
湖岸の国道は、とっても気持ちよく走れる快走路ツーリングマップルでもオススメになっています。

・九頭竜湖 ・湖岸は快走路

やがて見えてきた九頭竜ダム。コンクリート製ではなくて岩を積み重ねて作ったロックフィルダム。

・岩がゴツゴツ ・ダム全体が岩 ・九頭竜ダムの前で

すぐ下流にある鷲ダムとペアになって、揚水発電を行うのです。この辺りは何にもないし、すれ違う乗用車もまばらなのに、ダムには人が沢山いて活気がありました
やがて九頭竜の町に到達、道の駅がありました。巨大な恐竜が定期的に『ガォ~~~~』と叫び、ウネウネ動きます。

・恐竜がいます。リアル! ・道の駅の建物の裏には ・むむむっっっ(?)(?)(?)

おゃ~(?)(?)
なぜ道の駅にレールが(?)(?) 最近、レールを見ると反応してしまうなんて、日頃のSLツーリングでだいぶ訓練されてしまった・・・・。

・現役のレールです ・九頭竜湖駅ですって

道の駅とJR九頭竜湖駅がくっついていました。
レールが1本と、しょぼいホームが一つだけ・・・・。時刻表をみても日に数本しかやってこない電車・・・・。
いい味しています。

もうひとつ、御母衣湖も見学

どう見ても一見さんに『通るなよ!』とメッセージを送っている案内標識にビビリながらも、県道127号にて山岳ゾーンに入っていきます。

・ものすごく小さい県道マーク

少し走れば当然道は狭くなり・・・・・、そして山岳ルートの定石、深い谷沿いを縫うように走り、当然すぐ横は川。
でも、ガードレールも何にもなし。『落ちちゃったら、仕方がないね・・・・』という道。

・ガードレールなし ・すぐ横は崖と川

怖~い県道もようやく終り、国道156号を北上。ふ~、道の作りがリッチで安心♪
やがて"ひるがの高原"に到達すると、国道のすぐ脇が分水嶺となっていて、日本海と太平洋との分岐点になっていました。この場所の標高がちょうどピークなのか、川が二つに分かれ、それぞれ海に通じている場所。

・分水嶺公園バス停 ・国道脇に分水嶺の碑 ・そして川が二手に分かれています

その、日本海に流れていく川をたどっていくと、巨大な湖『御母衣湖』と御母衣ダムが現れます。
こちらも、九頭竜ダムと一緒のロックフィル型。

・御母衣湖 ・御母衣ダム

ぼけ~、と湖を眺めているなんて、ちょっと贅沢です。

ちょっと欲張りすぎたかな・・・・ようやく高山。でもヘトヘト

とりあえず、予定していたところは回ったし、今日の宿泊地、高山に向かうことにします。
新しくできた高速道路『東海北陸道』を下から眺めていると、所々で渋滞して長~い車列が見えますが、下道は快適そのもの


高速道路標高日本一となった場所のすぐ脇に国道も通っているので、とりあえず撮影。

・高速道路標高日本一・・・・ ・・・の場所のすぐ脇の一般道の峠

ガラガラな快走ルートをひたすら走ると、ようやく高山の街です。
さぁ、風呂に入ってから飲みに行くぞ!という普段のパターンをする元気がなくてヘトヘト・・・・


今日は大人しく部屋飲みをして、すぐに寝ることにしました。

・部屋飲み

缶チューハイを飲みながら、今日の走行距離を計算したら590km。そりゃ~たっぷりと疲れるわけです・・・・。
パッタリと倒れこむように爆睡しま・・し・・・た・・・・Zzz。。。

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https://…/2009/08/15/ 高山・富山ツーリング2日目~能登島ぐるぐる